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「芸術祭プレミアム・オーケストラ(コンサート)」申し込み開始!

以前もブログで一度告知しましたが、今秋の東京音楽大学の芸術祭公式企画で、最終日の11月6日(日)にこれまで幻の作品だったカプースチンの『ピアノ協奏曲第3番』の世界初演が行われます。(作曲者本人をお呼びしたいところですが、さすがにそれは叶わない…。)



会場約900席の東京音楽大学ホールの座席は全席指定ですが、この演奏会は芸術祭企画のイベントであるため入場無料です。ただし決められた申込方法があって、上のチラシの現物を手に入れて、チラシの裏面に付いている用紙に必要事項を記入して往復ハガキに貼って出すと一人4枚までチケットがもらえるというシステムです。
カプースチン協会会員には随時チラシをお送りしているところです。興味のある方はぜひご連絡ください。

カプースチンのピアノ協奏曲は6曲存在しますが、この第3番はまだ世界に公開されていない作品でした。いや、公開されてはいたのですがまだ誰も演奏していないという作品で、今回初めて聴けることになります。オケ合わせはこれからで、このコンサートの指揮者には、私があの難曲「第6番」を演奏した時に共演していただいた曽我大介さんをお迎えしています。また、東京音大の学生・卒業生を中心にしたオケのメンバーも重要な楽器を中心に精鋭を集めてくれたようで、合わせの日が本当に待ち遠しいです。個人的には、第3楽章でソロピアノがほぼ常にドラムの16ビートと一緒に絡んでいなくてはいけないというのが私にとっても初めての経験で、カプースチンもよくもこんなことを考えたというか、こんなコンチェルトがあるというのもワクワクします。もしこの曲を前に知っていればあの第6番の演奏ももっと軽々とやれたのに…と今さらながら思いますが、こうやって一つ一つ新しい経験を積んでいくしかないのでしょう。振り返ってみると私のカプースチン演奏歴もかれこれ15年を超えており、いよいよ最終仕上げと言ったところでしょうか。力が入ります。

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音楽と絵画のコンサート

今日は東京芸術劇場にて辻井伸行の『音楽と絵画コンサート』(19:00開演)があります。辻井君が自作曲とクラシックを演奏するコンサートで、絵画とのコラボというこれまた新しい形のコンサートで楽しみです。



このコンサートの情報はこちら↓
https://www.geigeki.jp/performance/concert091/

年間を通じて世界各地、また国内でもいろんな形のコンサートやイベント、またテレビなどへの露出も多い辻井伸行君ですが、直近のテレビ出演の情報を頂きましたので以下にお知らせします。

まずは、明日9月3日(土)の14時より、フジテレビ「さんまのまんま」に出演するそうです。辻井君はこの番組には初出演ということで、どんなトークになるか楽しみですね。

それから、9月20日(火)には「徹子の部屋」に親子で出演するということです。こちらはもう何度かすでに出演しているかと思いますが、今回はまたどんな話が登場するのか興味の湧くところです。

と書いたところで、なんと私の家では現在テレビが見られないのです。ブースターが故障したとかで交換が必要らしいのですが、いつ直るかまだ目処が立っていないので録画予約もできそうにないのです。誰か撮ってくれないかな…。

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11月9日コンサート告知

来る11月9日(水)に、ベルギーの室内楽団『アンサンブル・メンデルスゾーン』と私が共演するコンサートがありますので告知します。





ヴァイオリンのお二人、ダニエル・ルービンシュタインさんとソフィー・アッケルマンさんはペルージャ音楽祭でも御一緒している素晴らしい音楽家です。ソフィーは、今夏もペルージャでコンチェルト2曲をソリストとして演奏しましたし、ダニエルは教授陣の一人としてマスター・リサイタルを行ない、室内楽・ヴァイオリンのレッスンもとても素晴らしいと定評があります。

今回はベルギーと日本がテーマになりますので、ベルギーの作曲家の作品、そして日本の作曲家としては深川甫(ふかがわはじめ)さんの作品が演奏されます。そして、最後にはカプースチンのトリオOp.126(「ディヴェルティメント」)も入っています。
作曲家の深川さんとは、私が今年3月に出演した王子ホールのコンサートで、チェロの金子鈴太郎さんを通じて彼が編曲したピアノ譜を使ってピアソラのOblivionを演奏したことも縁としてありますが、深川さんはカプースチンが日本に流行りだした初期の頃からカプースチンを研究していたという不思議な繋がりもあります。
また、アンサンブル・メンデルスゾーンのチェリストのニコラはカプースチンのフルートとピアノとのトリオOp.86を日本で今年すでに演奏したという、これまた偶然のカプースチン繋がりがありました。(笑)

そんな新しい出会いによるコンサートに今からワクワクしています。
日時は11月9日(水)19:00開演、場所は日暮里サニーホールです。(日暮里サニーホールというのは2つあると思いますが、コンサートは大きい方のホール(400席強)です。)

皆さまと新しい音楽に出合える機会を共有できればと思います。

雑記 : 20:39 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャからの情報

昨日のイタリア中部の地震のニュースは、その後時間が経つに連れて当初伝えられていたより死傷者がずいぶん増えてきて、本当に大変な地震だったようです。

ただ、ペルージャは無事だということです。音楽祭からの情報では、関係者の皆さんもペルージャの街も大丈夫だったようでホッとしました。
でも、この地震は本当に他人事とは思えないニュースでした。私たちの帰国も、もし一日早ければ台風が日本列島を襲っている日だったのでおそらく成田空港に着陸できなかったと思われるし、本当にギリギリのラインで運が良かったような気もしています。

最近は災害が多いことも事実ですが、大きな歴史的な目で見たら、現在の日本の状況やそれを取り巻く世界の状況は、かなり動乱に満ちたものとして記憶される時代のような気がします。人心が乱れているために天災が起きるなら、それは何とかしなければいけないことですね。大げさに聞こえるかもしれませんが、そんなことを考えてしまいました。

雑記 : 15:16 : comments (x) : trackback (x)
イタリアから帰国しました

とても充実したセミナーを経験して、私たち一行は今日の午前に無事に帰国しました!

そして先ほど入った驚きのニュースなのですが、なんと今日の日本時間10時36分頃(ちょうど私たちが成田空港に着いた直後の時間)にイタリアのペルージャ県でマグニチュード6.2の地震があったらしいです。帰国早々、知人数人から連絡を頂いて知ったのですが、とにかく私たちは特に何事もなく無事です。現在、ペルージャのほうからの情報を待っているところです。

私たちはたまたまセミナー第2セッションの最終日に参加せず、日程を1日繰り上げて帰って来たのですが、もし日程どおりに明日に帰国という予定だったら…ひょっとしたら交通機関等に影響があって帰国できなかった可能性もあります。ただでさえ外国ではいろんなハプニングがあるものですが、こんなことは初めてです。とにかく心配されている人がいらっしゃるので、私たちは無事だということを報告しておきます。
私も今から向こうの友人たちに連絡を取って詳しい状況を訊くところです。

雑記 : 16:45 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭2016(5)

昨日の夜のコンチェルトの演奏会も盛会でした。

今回のペルージャ音楽祭では、オーケストラは昨年同様スペインのAlicante Philharmonic Orchestraです。このオケの音にはとても温かみがあって、すごく活き活きとしていて、またメンバー全員に音楽をやっている喜びが感じられる本当に素晴らしいオケなのです。
指揮者のUri Segalさんは、毎回素晴らしい指揮をしてくれますが、昨日の夜のコンサートが今回の音楽祭では最後の日だったようです。コンサートの終わりにイラーナ・ヴェレッドさんと一緒に聴衆に向かって挨拶をしていました。

昨夜のコンサートでは、日本から参加したメンバーとしては伊川菜月さんがメンデルスゾーンのコンチェルト第1番の第1楽章、竹内彩佳さんがベートーヴェンの第2番の第3楽章を演奏しました。他にも中国人の学生、イスラエル人の学生など6人が素晴らしい演奏を披露しました。




伊川さん(イラーナ先生と)


竹内さん(指揮者のUri Segalさんと)
竹内さんは今日もこれから室内楽の本番があります。

このペルージャ音楽祭は、世界各国から来る参加者たちにとってものすごく充実したプログラムで、すべての参加者がレッスンやコンサートの本番を縫いながら他の演奏者のコンサートを堪能したり、また多くの国から来た同年代の人たちと心の交流や会話を楽しめる場でもあります。ここへ来て参加するだけで、学生たちはさまざまに鍛えられるので、ものすごい勉強になっていると思います。特に日本の学生にとっては、これほど外国人の友達と交流できるチャンスは意外にないと思うので、貴重でかけがえのない経験だと思います。できれば若いうちに経験すべきでしょう。

ペルージャは今日は最高気温が31度で少し暑いかなという感じですが、明日は最高気温24度という予報なのでまた涼しくなりそうです。とても過ごしやすく、音楽に打ち込む環境が最高に整っていた2週間でした。

雑記 : 18:37 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭2016(4)

昨日は午前中に4人レッスン。私が昨日レッスンを担当した生徒はそれぞれ南アフリカ、中国、アメリカから来た学生たちでした。特にアメリカの男の子は先日ラフマニノフのコンチェルトを弾いたばかりなのですが、今日の私のレッスンにガーシュインのF調の協奏曲を持ってきました。これも数カ月後に本番があるとか。アメリカ人にアメリカの作曲家の曲、しかもどちらかと言えば珍しいコンチェルトを日本人の私がレッスンするのは不思議といえば不思議な気分ですが、これが違和感なくやれてしまうのもクラシック音楽の世界なのですよね。(でも個人的にはカプースチンの音楽に通じていて良かった気はする…。笑)

お昼過ぎまでレッスンをしてヘトヘトになっている場合ではなく、18時からは自分のリサイタル本番が待っているので、空き時間は弾くか休むか…しかありません。


本番の2時間前にリハのために会場へ向かうと、メインストリートに私の今日のリサイタルの告知を見つけました。


リハ中

今日はメトネルの小品とソナタ、そしてカプースチンのピアノソナタ第11番を弾きました。


カプースチンを弾く前にトーク





終演後は自分の門下生たちも来てくれましたが、聴いてくれた教授陣の皆さんも熱く語りに来てくれて嬉しかったです。

今晩21時からまた自分の生徒2人がコンチェルトを弾きます。
明日の夜は、オール・バッハのコンサートがサン・ピエトロ大聖堂で行われます。
イタリアはクラシック音楽が本当に良く似合うというか、ヨーロッパでおそらく最も保守的(歴史が長いから当然ですが)で、クラシックのレパートリーもかなり保守的だと感じるのですが、その環境の中でカプースチンを弾くのはいつもある種の勇気が要ります。昨日は思い切ってソナタを全楽章弾いたのですが、おおむね皆さんに喜んで聴いてはもらえたようです。

ところで、先日紹介したBenjamin君はまだ十代半ばでちょっと変わり者だから仕方ないのですが、彼はいつもコンサートの間中ずっと座席に座って折り紙をしています(笑)。演奏者の顔も見ないで鶴を折ったりしているのですが、先日のInna Faliksさんのブラームスの40分以上かかるソナタの演奏中、一度も顔を上げずに折り紙をしていました(笑)。フーガに異様な愛着を見せカプースチンも弾く彼が、はたして昨日私がカプースチンのソナタ11番を弾いている時に一度でもステージ上の私を見ただろうか…。それだけが知りたいです。

雑記 : 16:26 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭2016(3)

その後、少しだけ夏らしい気温の日が数日続きましたが、夜になると涼しくなるので昨年よりはるかに過ごしやすいです。





日本から連れてきた学生たちもそれぞれ楽しくやっているようです。
私もレッスンをしたりしながら自分の練習もしなければいけない日が続いており、また毎日演奏会があるので聴きにも行きます。イタリアのリラックスした雰囲気を満喫しつつ、けっこう毎日忙しい日々を過ごしています。

ところで、昨年レッスンした子だったので私もはっきり覚えていたのですが、アメリカから来た男の子で自ら作曲もし、しかもカプースチンも弾くというBenjamin君(ちょっと変わった感じが妙に天才っぽい)は、先日のコンサートでカプースチンのプレリュードとフーガ1曲と自作のプレリュードとフーガを1曲披露しました。(ただ、彼は『プレリュードとフーガ』なるものにしか興味がないようにも見える(笑)。)

一昨日レッスンした生徒にニューヨークからの参加でニューイングランド音楽院で勉強しているという女の子がいたのですが、彼女はベートーヴェンのソナタは楽譜が重いので…ということでiPadに楽譜データを入れてきており、iPad開いてそれを譜面台に置いて私はレッスンしました。「書き込みもできますから…」と言ってペンを出すのですが、慣れない私は書き込みだけはさすがにできませんでした。

連日素晴らしい演奏会が続きます。
昨晩は、日本から来た声楽の斉藤言子先生とその優秀な門下生たちのオーケストラ伴奏によるアリアの披露があり、本当に素晴らしかったです。


先日のInna Faliksさんのリサイタルの後に、参加者全員で。

雑記 : 18:20 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭2016(2)

音楽祭期間中は、毎日レッスンと練習、そしてほぼ毎日13:30からと18:00からと21:00からコンサートが入っていて、プログラムはコンチェルトが一番大きなもので夜の部になりますが、他にソロ、室内楽…と盛りだくさんな内容でやっています。出演者もさまざまで、参加者の国籍はおそらく20は超えるでしょう。生徒たちはもちろんのこと、教授陣たちもほぼ全員が演奏家なのでコンサートは飽きることがありません。

昨日は夜9時からの演奏会で私が日本から連れて来た4人の学生のうちさっそく2人がコンチェルトの本番を終えました。リハーサルは当日の朝1度だけ。会場はSala dei Notari。ここはピアニストのミケランジェリも気に入っていて演奏していたホールだとか。昨日は2人とも素晴らしい演奏をしてくれて本当に嬉しかったです!


リハ風景


大高芹菜さん(高2)がモーツァルトの第26番『戴冠式』の第1楽章、渡辺美月さん(大3)がシューマンのコンチェルトの第1楽章を弾きました。

こんな大舞台で多くの聴衆の前で、そして素晴らしい響きのホールで最高のオーケストラと共演できる機会は滅多にないのではないかと思います。これに出演できることが、ピアノの参加者たちにとってはこのペルージャ音楽祭(MFP)の特筆すべき特権と言えるかもしれません。実は昨年はオーディションをしてから演奏会という流れでしたが、今回はそれ以前のようにまたすべての学生がアーテイストとみなされ、この音楽祭に紹介されて参加を許された人は全員コンサートでコンチェルトを弾くことができるようになりました。



今回日本からピアノで参加したのは私が連れてきた学生たちだけのようですが、神戸女学院大学学長でもある声楽の斉藤言子先生が声楽の学生さんを8人ほど連れてきて参加しているので、日本人の学生たち同士で日本語も喋れて楽しくやっているようです。ピアノは今後毎日必ず誰かが本番というようなスケジュールなので、充実した日々を過ごしています。ペルージャは相変わらず涼しいです!


ソコロフ先生、MFPスタッフのジョン(青ポロ)らと

雑記 : 16:03 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭2016(1)

今年の夏もイタリア、ペルージャへ来ました!
昨日、無事にローマからペルージャに到着しました。

ただ、実は日本から行きの飛行機の便の接続でちょっとしたハプニングがあって少しドキドキしました。私たちはフィンエアー(フィンランド航空)でヘルシンキ経由でローマへ入る予定だったのですが、成田からヘルシンキまでの飛行機が離陸前に1時間も遅れて出発したため、ヘルシンキへの到着時間も1時間遅れました。私たちはほとんど1時間ほどしか次の便への乗り換え時間を与えられていなかったため、当然ローマ行きの便は待っていてくれずルートを変更しなければなりませんでした。現地フィンエアーのスタッフの計らいでヘルシンキからなんとロンドンのヒースロー(Terminal3)へ、そこでもう一度トランジットがあってヒースロー(Terminal5)からローマへ飛ぶという、これまた乗り換えが強行軍(実際、空港内をかなり走りました(笑))な接続でしたが、ギリギリ飛び乗れてローマになんとかその日のうちに到着しました。トランクも全部無事に出てきたので助かった!深夜0時を過ぎていましたがロンドンから電話をしておいたのでホテルにも無事にチェックイン。胸をなでおろしました。

そんなわけで私たち一行は少々疲れていましたが、無事にペルージャにたどり着いて、私にとってはもう5回目、懐かしい懐かしい仲間たちにも会えました!
ペルージャは今年はとても涼しいです。夜は少し肌寒いくらいで、快適な夏が過ごせそうです。





お昼間は少し街を散策。連れてきた学生たちも少々疲れを見せていたものの、練習ピアノにもたどり着いてさっそく指を動かしていました。これからどんな出会いや経験があるのかワクワクしているところです。
私は早くも今日からレッスンが始まりました。(さまざまな国から参加しているピアノの若い学生たちに指導します。)




懐かしいホテル・ブルファニ。(今回は他のホテルに滞在していますが。)



雑記 : 13:45 : comments (x) : trackback (x)
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