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ペルージャからの情報

昨日のイタリア中部の地震のニュースは、その後時間が経つに連れて当初伝えられていたより死傷者がずいぶん増えてきて、本当に大変な地震だったようです。

ただ、ペルージャは無事だということです。音楽祭からの情報では、関係者の皆さんもペルージャの街も大丈夫だったようでホッとしました。
でも、この地震は本当に他人事とは思えないニュースでした。私たちの帰国も、もし一日早ければ台風が日本列島を襲っている日だったのでおそらく成田空港に着陸できなかったと思われるし、本当にギリギリのラインで運が良かったような気もしています。

最近は災害が多いことも事実ですが、大きな歴史的な目で見たら、現在の日本の状況やそれを取り巻く世界の状況は、かなり動乱に満ちたものとして記憶される時代のような気がします。人心が乱れているために天災が起きるなら、それは何とかしなければいけないことですね。大げさに聞こえるかもしれませんが、そんなことを考えてしまいました。

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イタリアから帰国しました

とても充実したセミナーを経験して、私たち一行は今日の午前に無事に帰国しました!

そして先ほど入った驚きのニュースなのですが、なんと今日の日本時間10時36分頃(ちょうど私たちが成田空港に着いた直後の時間)にイタリアのペルージャ県でマグニチュード6.2の地震があったらしいです。帰国早々、知人数人から連絡を頂いて知ったのですが、とにかく私たちは特に何事もなく無事です。現在、ペルージャのほうからの情報を待っているところです。

私たちはたまたまセミナー第2セッションの最終日に参加せず、日程を1日繰り上げて帰って来たのですが、もし日程どおりに明日に帰国という予定だったら…ひょっとしたら交通機関等に影響があって帰国できなかった可能性もあります。ただでさえ外国ではいろんなハプニングがあるものですが、こんなことは初めてです。とにかく心配されている人がいらっしゃるので、私たちは無事だということを報告しておきます。
私も今から向こうの友人たちに連絡を取って詳しい状況を訊くところです。

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ペルージャ音楽祭2016(5)

昨日の夜のコンチェルトの演奏会も盛会でした。

今回のペルージャ音楽祭では、オーケストラは昨年同様スペインのAlicante Philharmonic Orchestraです。このオケの音にはとても温かみがあって、すごく活き活きとしていて、またメンバー全員に音楽をやっている喜びが感じられる本当に素晴らしいオケなのです。
指揮者のUri Segalさんは、毎回素晴らしい指揮をしてくれますが、昨日の夜のコンサートが今回の音楽祭では最後の日だったようです。コンサートの終わりにイラーナ・ヴェレッドさんと一緒に聴衆に向かって挨拶をしていました。

昨夜のコンサートでは、日本から参加したメンバーとしては伊川菜月さんがメンデルスゾーンのコンチェルト第1番の第1楽章、竹内彩佳さんがベートーヴェンの第2番の第3楽章を演奏しました。他にも中国人の学生、イスラエル人の学生など6人が素晴らしい演奏を披露しました。




伊川さん(イラーナ先生と)


竹内さん(指揮者のUri Segalさんと)
竹内さんは今日もこれから室内楽の本番があります。

このペルージャ音楽祭は、世界各国から来る参加者たちにとってものすごく充実したプログラムで、すべての参加者がレッスンやコンサートの本番を縫いながら他の演奏者のコンサートを堪能したり、また多くの国から来た同年代の人たちと心の交流や会話を楽しめる場でもあります。ここへ来て参加するだけで、学生たちはさまざまに鍛えられるので、ものすごい勉強になっていると思います。特に日本の学生にとっては、これほど外国人の友達と交流できるチャンスは意外にないと思うので、貴重でかけがえのない経験だと思います。できれば若いうちに経験すべきでしょう。

ペルージャは今日は最高気温が31度で少し暑いかなという感じですが、明日は最高気温24度という予報なのでまた涼しくなりそうです。とても過ごしやすく、音楽に打ち込む環境が最高に整っていた2週間でした。

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ペルージャ音楽祭2016(4)

昨日は午前中に4人レッスン。私が昨日レッスンを担当した生徒はそれぞれ南アフリカ、中国、アメリカから来た学生たちでした。特にアメリカの男の子は先日ラフマニノフのコンチェルトを弾いたばかりなのですが、今日の私のレッスンにガーシュインのF調の協奏曲を持ってきました。これも数カ月後に本番があるとか。アメリカ人にアメリカの作曲家の曲、しかもどちらかと言えば珍しいコンチェルトを日本人の私がレッスンするのは不思議といえば不思議な気分ですが、これが違和感なくやれてしまうのもクラシック音楽の世界なのですよね。(でも個人的にはカプースチンの音楽に通じていて良かった気はする…。笑)

お昼過ぎまでレッスンをしてヘトヘトになっている場合ではなく、18時からは自分のリサイタル本番が待っているので、空き時間は弾くか休むか…しかありません。


本番の2時間前にリハのために会場へ向かうと、メインストリートに私の今日のリサイタルの告知を見つけました。


リハ中

今日はメトネルの小品とソナタ、そしてカプースチンのピアノソナタ第11番を弾きました。


カプースチンを弾く前にトーク





終演後は自分の門下生たちも来てくれましたが、聴いてくれた教授陣の皆さんも熱く語りに来てくれて嬉しかったです。

今晩21時からまた自分の生徒2人がコンチェルトを弾きます。
明日の夜は、オール・バッハのコンサートがサン・ピエトロ大聖堂で行われます。
イタリアはクラシック音楽が本当に良く似合うというか、ヨーロッパでおそらく最も保守的(歴史が長いから当然ですが)で、クラシックのレパートリーもかなり保守的だと感じるのですが、その環境の中でカプースチンを弾くのはいつもある種の勇気が要ります。昨日は思い切ってソナタを全楽章弾いたのですが、おおむね皆さんに喜んで聴いてはもらえたようです。

ところで、先日紹介したBenjamin君はまだ十代半ばでちょっと変わり者だから仕方ないのですが、彼はいつもコンサートの間中ずっと座席に座って折り紙をしています(笑)。演奏者の顔も見ないで鶴を折ったりしているのですが、先日のInna Faliksさんのブラームスの40分以上かかるソナタの演奏中、一度も顔を上げずに折り紙をしていました(笑)。フーガに異様な愛着を見せカプースチンも弾く彼が、はたして昨日私がカプースチンのソナタ11番を弾いている時に一度でもステージ上の私を見ただろうか…。それだけが知りたいです。

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ペルージャ音楽祭2016(3)

その後、少しだけ夏らしい気温の日が数日続きましたが、夜になると涼しくなるので昨年よりはるかに過ごしやすいです。





日本から連れてきた学生たちもそれぞれ楽しくやっているようです。
私もレッスンをしたりしながら自分の練習もしなければいけない日が続いており、また毎日演奏会があるので聴きにも行きます。イタリアのリラックスした雰囲気を満喫しつつ、けっこう毎日忙しい日々を過ごしています。

ところで、昨年レッスンした子だったので私もはっきり覚えていたのですが、アメリカから来た男の子で自ら作曲もし、しかもカプースチンも弾くというBenjamin君(ちょっと変わった感じが妙に天才っぽい)は、先日のコンサートでカプースチンのプレリュードとフーガ1曲と自作のプレリュードとフーガを1曲披露しました。(ただ、彼は『プレリュードとフーガ』なるものにしか興味がないようにも見える(笑)。)

一昨日レッスンした生徒にニューヨークからの参加でニューイングランド音楽院で勉強しているという女の子がいたのですが、彼女はベートーヴェンのソナタは楽譜が重いので…ということでiPadに楽譜データを入れてきており、iPad開いてそれを譜面台に置いて私はレッスンしました。「書き込みもできますから…」と言ってペンを出すのですが、慣れない私は書き込みだけはさすがにできませんでした。

連日素晴らしい演奏会が続きます。
昨晩は、日本から来た声楽の斉藤言子先生とその優秀な門下生たちのオーケストラ伴奏によるアリアの披露があり、本当に素晴らしかったです。


先日のInna Faliksさんのリサイタルの後に、参加者全員で。

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ペルージャ音楽祭2016(2)

音楽祭期間中は、毎日レッスンと練習、そしてほぼ毎日13:30からと18:00からと21:00からコンサートが入っていて、プログラムはコンチェルトが一番大きなもので夜の部になりますが、他にソロ、室内楽…と盛りだくさんな内容でやっています。出演者もさまざまで、参加者の国籍はおそらく20は超えるでしょう。生徒たちはもちろんのこと、教授陣たちもほぼ全員が演奏家なのでコンサートは飽きることがありません。

昨日は夜9時からの演奏会で私が日本から連れて来た4人の学生のうちさっそく2人がコンチェルトの本番を終えました。リハーサルは当日の朝1度だけ。会場はSala dei Notari。ここはピアニストのミケランジェリも気に入っていて演奏していたホールだとか。昨日は2人とも素晴らしい演奏をしてくれて本当に嬉しかったです!


リハ風景


大高芹菜さん(高2)がモーツァルトの第26番『戴冠式』の第1楽章、渡辺美月さん(大3)がシューマンのコンチェルトの第1楽章を弾きました。

こんな大舞台で多くの聴衆の前で、そして素晴らしい響きのホールで最高のオーケストラと共演できる機会は滅多にないのではないかと思います。これに出演できることが、ピアノの参加者たちにとってはこのペルージャ音楽祭(MFP)の特筆すべき特権と言えるかもしれません。実は昨年はオーディションをしてから演奏会という流れでしたが、今回はそれ以前のようにまたすべての学生がアーテイストとみなされ、この音楽祭に紹介されて参加を許された人は全員コンサートでコンチェルトを弾くことができるようになりました。



今回日本からピアノで参加したのは私が連れてきた学生たちだけのようですが、神戸女学院大学学長でもある声楽の斉藤言子先生が声楽の学生さんを8人ほど連れてきて参加しているので、日本人の学生たち同士で日本語も喋れて楽しくやっているようです。ピアノは今後毎日必ず誰かが本番というようなスケジュールなので、充実した日々を過ごしています。ペルージャは相変わらず涼しいです!


ソコロフ先生、MFPスタッフのジョン(青ポロ)らと

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ペルージャ音楽祭2016(1)

今年の夏もイタリア、ペルージャへ来ました!
昨日、無事にローマからペルージャに到着しました。

ただ、実は日本から行きの飛行機の便の接続でちょっとしたハプニングがあって少しドキドキしました。私たちはフィンエアー(フィンランド航空)でヘルシンキ経由でローマへ入る予定だったのですが、成田からヘルシンキまでの飛行機が離陸前に1時間も遅れて出発したため、ヘルシンキへの到着時間も1時間遅れました。私たちはほとんど1時間ほどしか次の便への乗り換え時間を与えられていなかったため、当然ローマ行きの便は待っていてくれずルートを変更しなければなりませんでした。現地フィンエアーのスタッフの計らいでヘルシンキからなんとロンドンのヒースロー(Terminal3)へ、そこでもう一度トランジットがあってヒースロー(Terminal5)からローマへ飛ぶという、これまた乗り換えが強行軍(実際、空港内をかなり走りました(笑))な接続でしたが、ギリギリ飛び乗れてローマになんとかその日のうちに到着しました。トランクも全部無事に出てきたので助かった!深夜0時を過ぎていましたがロンドンから電話をしておいたのでホテルにも無事にチェックイン。胸をなでおろしました。

そんなわけで私たち一行は少々疲れていましたが、無事にペルージャにたどり着いて、私にとってはもう5回目、懐かしい懐かしい仲間たちにも会えました!
ペルージャは今年はとても涼しいです。夜は少し肌寒いくらいで、快適な夏が過ごせそうです。





お昼間は少し街を散策。連れてきた学生たちも少々疲れを見せていたものの、練習ピアノにもたどり着いてさっそく指を動かしていました。これからどんな出会いや経験があるのかワクワクしているところです。
私は早くも今日からレッスンが始まりました。(さまざまな国から参加しているピアノの若い学生たちに指導します。)




懐かしいホテル・ブルファニ。(今回は他のホテルに滞在していますが。)



雑記 : 13:45 : comments (x) : trackback (x)
エチュードについて

先日のカワイ名古屋での公開講座で私の「エチュードについての考え方」をまとめてみました。

結論的には、「チェルニー30番練習曲をひととおり終わった人なら、もうショパンのエチュードが(易しいものから順番に)弾ける」ということを言う先生も最近は多いのですが、私もまったく同感です。現代では、やはりピアノの勉強においてもあらゆるジャンルのレパートリーを数多くこなさなければいけないので、エチュード(練習曲)としてやるならチェルニーは30番練習曲のみで十分。私はエチュードを「ショパン以前」と「ショパン以後」のものに分けて考えますが、少なくとショパン以前のエチュード(チェルニーはショパン以降にも生きたがそのスタイルから「ショパン以前」とみなす)に関しては、ほぼ何もやらなくても大丈夫という持論を展開しました。ただ、知識としてはもちろんクレメンティの「グラドゥス・アド・パルナッスム」やモシュコフキのエチュードをいくつか知っておく(弾いておく)くらいは良いでしょうし、他のエチュード(ブルクミュラー18、12の練習曲、クラーマー等)について少し知っておくくらいは必要かもしれません。教える側にとっては、もちろんひと通りは楽譜を持っていて良いかと思います。

テクニック的な問題を解決するには、私としては純粋に今も「ハノン」を勧めたいと思います。ただし、講座の中でも言いましたが、ハノンをちゃんと目的意識を持って使いこなせるのは高校生から大学生以上だと思います。良い先生についていれば、それ以下の年齢の人でも良い練習はできると思います。何も考えずに番号だけこなしていくのはあまり意味がないやり方です。

私が勧めるハノンの練習方法はちょっと変わっているのですが、それはまず「中くらいのテンポで弾くこと=1~20番なら4分音符=60くらいで十分」「mfでくらいで弾くこと」「疲れたらいつでも休み、またすぐ弾き始める~その方法で1番から60番まで弾くこと」などがありますが、まあ最後の「全部を弾く」というのは実行しなくても構いません。ただ、『重音のトレモロ』と『オクターブ』は本当は極めて重要で、それらが最後の50~60番に集中しているのも事実なので、最後のほうはすべてを省略したらあまり効果は望めないと思います。

その上で、ハノンを練習する際に「ここに注意して練習すればとても効率的で非常に高い効果が望める」として紹介したのは、次の5点です。

①指先に注意(内側に引くように使う)
②打鍵した後すぐに脱力をする(打鍵後すぐに手首を上方へ抜き脱力を確かめる)
③腕に注意しながら弾く(力を入れて弾くと腕が固まっているのですぐわかる)
④音を揃える(特に第一音の両手の音が揃わない、重音の場合もすべての打鍵時にすべての音を揃える)
⑤音楽的に弾く(フレーズ感を持って弾く=レガート中心、当然かなり微妙な強弱表現は伴う)

これらに注意してハノンの1番から60番までお好みで(自分に必要だと思われるものを抜粋して)毎日弾くと見違えるようにテクニックが変わります。数ヶ月も経てば、もう曲の中で部分練習というものをしなければ到底ちゃんと弾けなかったという自分を思い出すことができなくなります。


先日の講座では、西川凌君(大3)と椿田和樹君(中1)という非常に才能に恵まれたお二人がモデルレッスン生として登場して、二人ともそれぞれショパンのエチュードを見事に弾いてくれました!

ピアノ練習のヒント : 20:26 : comments (x) : trackback (x)
名古屋で久しぶりに公開講座

明日は2年ぶりにカワイ名古屋でピアノの公開講座ということで来ています。



ここ最近は公開レッスン形式も取り入れての公開講座をやっています。明日はモデルの生徒さんによりショパンのエチュードから2曲が演奏されるとのことで、公開講座の内容自体は自分でも一体どのようになるか分からないところが面白いといえば面白いのですが、とにかくエチュード全般について普段から考えていること、そして効率良く上手くなるための練習方法や考え方、これらをまとめつつ聴いていても楽しい講座にしたいと考えているところです。

カワイ名古屋さんにはもう10年くらいお世話になっていると思います。もともとカプースチンの楽譜を出版したことから始まったのですが、カプースチンのメジャーな作品の楽譜出版がいったん止まってしまったので(また次々と出版される時期が近く来ると信じていますが)、最近までいろんな内容のピアノの講座をやらせていただいていました。おそらくもう回数は10回以上になると思いますが、このショップには大きなステージ付きのコンサートサロンがあるので、年間を通じていろんなピアニストやさまざまな音楽家によるピアノのための講座を途切れなく開催しているようで、本当に素晴らしいことだと思います。

明日も新たな出会いを楽しみにしています!

雑記 : 22:35 : comments (x) : trackback (x)
カプースチンのピアノ協奏曲

カプースチンはもうすでに有名な作曲家と言って良いでしょうが、彼のピアノ協奏曲についてはまだあまり知られていません。先日5月3日のカプースチン祭りの第二部で、高沖氏とのトークで珍しくカプースチンの「ピアノ協奏曲」が中心的話題になったことを除けば、これまであまり多くは語られてこなかったと思います。

カプースチンの作品には、『コンサート・ラプソディ 作品25』などピアノとオーケストラが一緒に演奏する曲がいくつか存在しますが、この作曲家が「ピアノ協奏曲」と名付けた作品は全部で6曲です。1961年作曲のピアノ協奏曲第1番から1993年作曲の第6番まで、すべて20世紀中に書かれた作品ですが、これらはまだあまり頻繁に演奏されていません。

第2番Op.14(1972年作曲)は、カプースチン自身のソロによる録音(レコード)が存在したのでよく知られていると思います。
第4番Op.56(1989年作曲)は、L.アンゲロフが2008年に世界初演+放送録音を果たしています。
第5番(1993年作曲)は、N.ペトロフがモスクワで世界初演を含めて2回演奏していますが録音は残っていません。
一番新しい第6番(1993年作曲)は、私自身が2013年に東京・紀尾井ホールにて世界初演しました。

残る2曲のうち、第1番は1961年に作曲された作品ですが、2012年に作品147という番号が新たに振られて改定版が出ました。この曲は、どちらにしてもまだ知られていない作品ではないかと思います。
そして第3番(1985年作曲)ですが、これもまだ演奏されていないコンチェルトの一つです。曲の規模が大きく全部で三つの楽章からなり、編成はコンチェルトの中では一番大きく、オーケストラ+ビッグバンド(!)+ソロピアノというものです。弦楽器群を少なめに設定しても最低70人以上の演奏者が必要です。この曲は、作曲者自身によると「私の一番の傑作なのに、まだ誰も弾いてくれない…」ということです(笑)。この曲に関しては、作曲から30年以上が経ちますが、これまでまだ誰にも演奏されていないのです。

そして、このカプースチンの『ピアノ協奏曲第3番』の世界初演が、ようやく実現に向けて動き出しました。私にとっても大きな挑戦となりそうです。
このコンサートについては、今後さまざまに宣伝がなされていくことと思いますが、まずさっそくここに告知しておきたいと思います。

日時:2016年11月6日(日)14時開演(予定)
場所:東京音楽大学100周年記念ホール

今年度の東京音楽大学の芸術祭の最終日の「プレミアム・コンサート」のメインプログラムになります。学生たちが主体となって毎年オリジナル・イベント(コンサートを含め)を企画していますが、今年はカプースチンの協奏曲第3番がプログラムに加わることになりました。
私にとっても、カプースチンのピアノ協奏曲を演奏するのは4番、6番、3番ということでもう3曲目になります。東京音大の学生たちはおしなべて演奏レベルが高いですし、若い感性がみなぎっているのでもう本当に楽しみです!カプースチンの初演にまさにうってつけの環境が現れました。私自身にとっても、これまでの演奏活動の中でも大きな位置を占めるものとなりそうで、大きく宣伝したいと思っています。

このコンサートのチケット入手方法など、詳細はまた追って告知させていただきたいと思いますが、歴史的なイベントになるよう、私の努力としてはとにかく「練習あるのみ」…です。頑張ります。

カプースチン : 20:06 : comments (x) : trackback (x)
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