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モーツァルトとジャズ

昨日、「モーツァルトとジャズ」というタイトルが目に入って偶然に録画したNHKの「知るを楽しむ」(案内人=桂 小米朝さん)を見ていたのですが、昨日の番組ではジャズピアニストの小曽根真さんがほとんどメインで番組を進行していたので、これは興味深く面白かったです。

今年はモーツァルト・イヤーなので、逆にモーツァルトを聴くことを避けていた(聴く機会や関わる機会が多いと思ったので)ところもあるのですが、あらためてジャズ・ピアニストの立場からのモーツァルト論を聞くと新鮮で勉強になります。特に小曽根さんのように、ジャズから入ってかなり遅れてクラシックの世界を本気で覗くという(現代ではそのような逆のことがあり得るのですね)立場で、クラシック音楽の良いところを捉えて説明できるのは面白いと思いました。昨日の場合は、モーツァルトという天才作曲家がテーマだったからこそ盛り上がったのかもしれませんが。他の雑誌等でも彼は語っていましたが、「モーツァルトがもし現代に生まれていたら、絶対ジャズに手を出しているだろう」というのは、当然すぎるくらいにその通りだろうと私も思います。

現代人には、ジャズのハーモニーの方がおそらく200年以上前に作られたモーツァルトの音楽よりもよほど耳に馴染んで聞こえますが(少なくともジャズプレイヤーの皆さんは全員そう言うでしょう)、あの時代に無駄な音をまったく使わない語法であれだけすごい音楽を創り出したことについて、「きっと自分に対する自信が強いのだと思う」と表現されていたのは印象的でした。ジャズピアニストとしての謙虚な言い方ですね。さすがです。

今は、例えばミシェル・ベロフの「スーパーピアノレッスン」ではメシアンの曲までレッスンするなど(たまたま彼の得意としているものを含めるという意味もあったのでしょうが)、音楽の教養を身につけるにしても、かなり高度化・専門化した番組が普通にNHKでやってくれるような時代になりました。ネット時代になり媒体が増えたことで、逆に専門的なものも含めて広く網羅できる時代になったということなのでしょうか。どちらにしても、音楽に関わる者としては、クラシック音楽と現代音楽の今後の可能性にもさまざまに思いをめぐらさずにはいられなくなってきました。




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