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音楽家の使命

頼近さんのトークは私にとっても刺激になりました太陽
彼女が現在コンサートプランナーをしているいきさつには、ロストロポーヴィチと小澤征爾の「キャラバンコンサート」がきっかけになっているというのです。なんと、第1回目のキャラバンコンサートに彼女は同行していたというのです!
普段まったくクラシック音楽を聴く機会などない人たちが住んでいる場所へ演奏を届けに行くという、この奇抜なアイデアはもちろんロストロポーヴィチが始めたものですが、これは彼の音楽への熱い思いが原点になっているのでしょう。音楽を伝えること、多くの人と音楽の素晴らしさを分かち合う瞬間に頼近さんも居合わせたというわけでしょうが、やはりこれが音楽の原点ですよね。

「自分が素晴らしいと思うことを人にも伝えたい」という自然な感情から行動するのは、音楽家に限らず、あらゆる芸術に携わる人には共通でしょう。いや、芸術というものに限らず何でもそうかもしれません。

音楽家の使命としては、次の3点を考えなくてはいけないと思いました。
1つ目は、まず良い音楽を創ること、あるいは良い音楽を見つけること、選びだすこと。創造の原点です。作曲家はもちろんのこと、演奏家にとっては自分が共感する音楽を選び出すこと、また、その場にふさわしい音楽を演出すること、それらを創造できるような能力を磨くことも大切でしょう。才能ある創造者を発掘することもここに当てはまります。

2つ目は、そのような音楽を実際に演奏できるようになること。または発信できるようになること。演奏に磨きがかかればそれを人に伝えることができます。音楽を再生する能力、また適切な表現力で人の心に訴える演奏ができること。また、そのような能力を持つ演奏家・音楽家を育てる先生の仕事もここに含まれるでしょう。

3つ目は、それを伝える場所や機会を作ること。人と音楽をつなぐこと。感動的にそのような場を作ること。もし良い音楽があって良い演奏家がいても、それを伝える手段がなければ何も始まりません。イベントを創り出すことができる力も大切ですし、演出する能力、音楽の持つ力を増幅させるアイデアも大切です。音楽を楽しく紹介することのできる能力、音楽とそれ以外のものを結びつける能力もここに含まれるでしょう。

考えてみると、これら3点の間に無限の仕事が生まれそうです。音楽家であれば、この中のどこかにきっと自身の存在意義を見出しているでしょうし、現在音楽を専門に学んでいる音大生たちにも、これらの中に無限の仕事の可能性があることに気がつきます。やるべきことは無限にあります。


頼近さんからは大きなパワーを頂きました!

雑記 : 22:40 : comments (x) : trackback (x)
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