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カプースチン楽譜の校正~更新情報
7月5日のブログ記事で私が校正したショット社のカプースチンの楽譜について情報を載せましたが、その後さらに進みましたので更新情報を書いておきたいと思います。
それ以降の約2ヶ月間(7月~9月初)に私が新たに目を通して校正を施した作品は以下です。

♪ソナティナ Op.100(新版)
♪3つの即興曲 Op.66

[チェロ作品]
♪Elegy Op.96
♪Burlesque Op.97
♪Nearly Waltz Op.98

[ピアノソナタ]
♪ソナタ・ファンタジー(ピアノ・ソナタ第1番)Op.39(改版)
♪ピアノ・ソナタ第2番 Op.54
♪ピアノ・ソナタ第6番 Op.62
♪ピアノ・ソナタ第8番 Op.77

かなり仕事をしました。(笑)
もう作曲者本人は病気(?)を理由に校正作業などはしないと言っているので、カプースチン作品に関して私は大きな責任を感じながら校正作業をしています。もちろん自筆譜と音源のすべて、それに他の出版譜がある場合はそれもチェックしながらの細かい作業です。カプースチンの楽譜は今ショット社から矢継ぎ早に出されていますが、おそらくカプースチンの全作品を網羅するまでショットは出版し続けることと思いますので、私の仕事もまだまだ終わらないでしょう。

上記の作品についての詳細をいくつかお話しすると、『ソナティナOp.100』の新版はすでに発刊されたようです。カンディンスキーの絵が入ったカラーの表紙です。『ソナタ・ファンタジー Op.39』」は、ショットからの第一版は運指が入っていないものでしたが、今回の改版で指番号が全部入りました。ちなみに、この指使いはすべて私と作曲者本人の二人でもう10年以上も前にかなり苦労して施した運指です。実はこの運指はカプースチンの指使いが2割、私の指使いが8割といった割合ですが、これは弾く人にとってかなり理想的で有益なものになっていると思います。

上記のそれ以外の作品は、おそらく秋以降の出版になるでしょう。特にピアノ・ソナタの6番と8番は出版までにまだ少しかかると思われます。(8番の校正はけっこう苦労しました。)

| カプースチン |
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新・ピアノ弾きの休憩室 /ピアニスト川上昌裕のブログ。音楽の話題、ピアノ学習へのヒント、日常生活の舞台裏を気まぐれに綴る。