カプースチン独特の運指
新刊楽譜に入っている指使いはすべてカプースチン本人によるものですが、一般的な日本人の手の大きさでほとんどそのまま通用します。というよりも、すべてがかなり理想的な指使いですし、感心させられる箇所がたくさん発見できると思います。
プレリュード第24番の第147小節には、左手に“5231”という指使いが見ら… (続きを読む)
ピアニスト川上昌裕の日常:ブログ、CD、メディア情報
新刊楽譜に入っている指使いはすべてカプースチン本人によるものですが、一般的な日本人の手の大きさでほとんどそのまま通用します。というよりも、すべてがかなり理想的な指使いですし、感心させられる箇所がたくさん発見できると思います。
プレリュード第24番の第147小節には、左手に“5231”という指使いが見ら… (続きを読む)
「音楽現代」12月号に、特別企画~ニコライ・カプースチンが掲載されました。以下のページです。
カプースチン―新刊楽譜の特徴 川上昌裕…p.114
カプースチン―その自作自演録音をリリースしてきて 鮫島奈津子…p.116
それぞれの立場からの裏話も豊富に盛り込まれています。… (続きを読む)
新版では多くの誤植が訂正されたことはもちろんですが、今回の楽譜の編集中、カプースチン自身が楽譜の中にもっと論理的に書き直したい箇所があると主張され、浄書の原稿に校正箇所を含み1000箇所以上の“赤”が入って返ってきました。具体的には、スタッカート付きの4分音符を8分音符にしたり、音符の棒のつけ方を変… (続きを読む)