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2006-03-27 Mon
今、ある音楽アカデミー(セミナー)の講師に招かれ、終日レッスンという毎日を過ごしています。昨日はウィーンからいらした二人の先生ともお会いし、なつかしのウィーン訛りのドイツ語でリラックス。
このセミナー中、頭の中はしばしカプから通常のレパートリーへモード切替え。“練習人間”からはしばらく自分を解き放ちたいと思っています。とはいえ、頭の中からすでに暗譜したカプだけはなんとしても逃がしてはいけないのですが。
場所は、国内にあるヤマハリゾートの一つ。まだ講習会は始まったばかりですが、なかなか快適にやっております。昨日のホテルもそうだし、ここもネット環境は実は危なかった(今も実は危うい)ので、ここは“陸の孤島か?!”と思っていたのですが、いやこんな場所でもいきなり他のイベントで来ていた知り合いの先生に声をかけられたりしてビックリしました。日本はやはり狭いですね。
また折を見て書きたいと思っています。
by kawakami
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2006-03-21 Tue
今日は銀座でカプースチン弾いてきました。
もう3度も出たことのある場所とはいえ、やはりあそこの店頭ステージは緊張しますね。たいした宣伝もしなかったのに、カプースチン・ファンの方ほかたくさんの方が今日も集まってくださいました。ヤマハ銀座店さんがとても喜んでくださったのが嬉しかったです。やっぱりドタキャンしなくて良かった。朝起きた時は気分が悪くて、「今日は行かない!」と家で宣言していたのです…。(笑)(実際にキャンセルということをしたことは確か今まで一度もないはずですが。)
演奏終了後は、前回同様多くの人に接することができて有意義でした。小学5年生で今度カプースチンの「トッカティーナ」を弾くという子もいて、譜面のグリッサンドのところを指差して「これ、どう弾くの?」という質問をしてくれて感動したりもしました。
また、ピアノ以外の楽器の方も多く来てくださっていて、カプースチンの室内楽をすでに演奏したことのある人、これからしようとしている人などもいました。その他、かなり遠くから来てくださった人や、カプースチンの譜面はほぼすべて持っている人など、カプースチン・マニアもいらっしゃっていてこちらがビックリしました。
ここのところずっと受験勉強なみの生活をしているので久しぶりの嬉しい刺激でしたが、緊張と疲労が重なって今日弾いたあとはさすがに少し疲れ果てています。
by kawakami
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2006-03-12 Sun
ショパンの若い頃の作品というのがあります。本当に若い頃、7歳から十代前半くらいまでの作品は、確かにショパンなんだけどどこか物足りないなという感じがすると思います。作曲家も当たり前のことですが成長しながら語法や内容を豊かにしていくわけです。
現代のカプースチンという作曲家については、ジャズのイディオムを取り入れたということで理解されていますが、彼にしてもやはり時間とともに作風が変化しています。実は有名な「8つのエチュード」作品40や「24のプレリュード」作品53あたりの作品は、彼の中ではもう「かなり昔の」作品という認識です。「現在自分が書いているものとは全然別のスタイル」とおそらく思っています。80年代くらいまでは、かなりジャズの形式をそのまま使用したりしていますが、これはおそらくクラシック音楽にそういうものを取り込んだこと自体が珍しかったからなのだと思います。
だから、楽譜を日本で出版する際に作曲家本人に解説と運指を書き込んでもらったわけですが、ある方が「よくそんな過去の作品に手を入れてくれたね」と言っていましたが、本当にその通りだと思います。現在の方が作曲技術も上だし、いつも新しい発想に基づいて書きたい曲を書いているのですから、きっと過去に書いた作品なんて思い出したりするのは嫌なものだろうと思うのです。
もっと以前の偉大な作曲家たちによる音楽でも同じでしょうが、その作曲家の人生のどの時期に作曲されたものかということを理解していることはとても重要だと思います。
by kawakami
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2006-03-05 Sun
日常のことを少し書いてみたいと思います。
現在うちの大学生のピアノ科はほぼ期末実技試験が終わりました。生徒数が多いので、もちろん先生方は手分けして審査に入りますから自分の生徒の演奏はほとんど聴けません。私の場合は、それぞれの生徒に試験が終わったあとに自由に報告をするように言っていますが、特に指定しない限りほとんどの人が今はメールで書いてきます。うまく弾けたとかどうだったとか。以前は例外なく電話をかけてきたものでしたが、時代が変わったものです。ほとんどみんな携帯から送ってくるわけですが、この習慣は個人的には嫌いではありません。
生徒たちからの報告を聞きながら(読みながら?)、良かったね悪かったね修行が足りなかったねと言いながらも、「さあ自分もさらわねば…」と、いつも他人事ではないのです。
もう例えば私のような場合は、報告をする先生もいませんから(笑)、本番が終わっても誰にもメールを書く人はいません。自分で反省するだけです。不本意な演奏であってもステージ上ではニコニコしていなければならないし、うまく弾けてもそれは当然と思われるだけです。そういう世界です。
試験とどちらが良いかな?
(おそらく「どちらも厳しい」。実技試験という雰囲気も独特で、なんだか嫌な感じではあると思います。おまけに演奏をカットされたりもしますし…。)
by kawakami
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2006-03-03 Fri
自宅にいるからといってパソコンの前に座れる時間が長くなるとは限りません。ひょっとしたら、旅行中の方が逆に暇かもしれません。
現在は大学の仕事に毎日かかりきりです。つまりは「試験期間」がずっと続いています。入試から始まりすべての学年の定期実技試験まで。
どんな場合も、自分の場合は忙しい時にストレスがたまる理由はただ一点です。ご想像の通りですが、それは「練習時間」の確保です。本当は1日8時間は弾かなければいけないのです。そういう身分なのです。(この身分は低いのか高いのか…。)それさえなければ自分も普通の精神状態を常に保つことができる自信はあるのですが…。
先日はちょっと悠長なことを書いてみましたが、実際のところ第一線で弾いている同業者たちからは、「何を暇なことを言っているのだろう」と白い目で見られる話なだけです。皆さん黙っていますが、最低毎日6〜8時間は練習しているのです。もちろん、学生が試験のために1曲を準備するのに1日8時間の練習は要らないと思いますが。
今日は久しぶりに2時間ばかり自分の時間が取れたので精神が安定してブログを開く余裕がありました(^_^.)
by kawakami
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