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ウラディーミル・フェルツマン

今日、フェルツマンがやってきました。
形式は公開レッスン。
うちの大学の優秀な学生二人が学内ホールのステージでレッスンを受けました。

私も立ち会わなければいけない理由があり、400人の学生たちに混じって最前列でレッスンを見学。
実は、今朝は自宅でロシア語の勉強のためにヴェーラ・ゴルノスターエヴァ先生のレッスンビデオ(NHKの趣味百科で放送されたもの)をずっと見ていてハマっていました。
なんだかレッスンばかり見学しています。

フェルツマン氏は、ゴルノスターエヴァとはまったく違うタイプ。言葉が少ないです。
ひとことで言うと、喋っている時間よりも弾いていた時間のほうがずっと多かったと言えるでしょうか。確かに今日のベートーヴェンのソナタ31番は、今度の日曜日にリサイタルでお弾きになるようですしね。(ご自身が練習したかったのかな?)

学生たちにとっては、彼の生演奏がある程度聴けたのは良いことだったと思います。

(あ、今日フェルツマン氏に貸したMy鉛筆を返してもらうの忘れた!(笑))





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音楽雑誌に執筆

音楽雑誌はだいたいどれも毎月20日頃に発売になるようですね。
5月号の音楽雑誌に私が原稿を寄せたものは以下の通り。

「レッスンの友」5月号 p.18〜26
「ムジカノーヴァ」5月号 巻末p.6〜9

先月、締め切りが二つ重なったと言ったのはこれです。

「レッスンの友」では、チェルニー没後150年記念特集で、「30番練習曲の再発見」という内容で。「ムジカノーヴァ」では、このブログにも少し書きましたが、セルゲイ・シェプキンのバッハ取材のまとめです。

「レッスンの友」の原稿中、“エテュード”という言葉が気にかかる人もいるかもしれません。というのは、私自身も(多くの人もそうだと思いますが)、“エチュード”と書くのが普通です。原稿ももちろん当初そのように書いて出したわけですが、出版社の意向(それぞれの出版社によっての慣用)によって、このように直さざるを得ないこともあるわけです。つまり、今までこの出版社の記事で“エテュード”と書いていた先生方は、決してフランス帰りだとか、又はなんらかの特別な意図を持ってそのように書いていたというわけではなく、出版社の都合によるものだったのですね。このあたりは読者にはわからないものでしょう…。

そういえば、私がヤマハから出した本でも、編集時に表記が変更された語句がありました。
例えば、“オクターヴ”を“オクターブ”に、“レヴェル”を“レベル”に…など。この方が慣用的と言われれば仕方がありません。まあ、私自身は日本語表記の仕方に関してはかなり流動的な考え方を持っていますので、あまり問題にしてはいませんが。
考えてみれば、スペイン語ではvaもbaも同様に唇を軽く触れて発音する“バ”になるので、vとbの区別が発音上はありません。そういう言語もあるわけですから、例えばそれを思い出すだけでも、「どちらでもいいか」(笑)とあまり気にならなくなってきます。まあ、こだわりすぎてもいけないというわけでしょう。

基本は、「どちらがより多くの人に親しまれているか」であって、「どちらが本当は正しいのか」ではないわけですね。ここを間違うと、言葉の使い方というのは次第に独善的になっていくものですから気をつけなくてはいけません…。




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パソコンvs携帯電話

それから携帯電話の威力もますますすごいですね。もういろんなことができます。特に若者はよく使いこなしているように見えますね。最近は、“着うたフル”やパソコンから音楽を取り込むサービスなど、音楽も聴けるようになってきました。動画も見れるし、インターネットも可能。
先日なんて、ある学生が「え?パソコンって携帯よりもいろんなことできるんですか?」と言うので面食らってしまいました。私には、あれほど小さなものをこねくり回して仕事に使おうという発想は今のところまだないのですが…。

訳あって先日、携帯買い替えの可能性を探りつつショップへ行ったのですが、店員にソフトバンクの携帯を持つメリットを熱く語られ、心が揺れました。実は、その店員さん自身がソフトバンクの携帯を持っていたということもあるのですが、Yahooのサイトにつないで見せてページが開くまでの時間が早いことや、新しい機能でできる最新の技をいろいろその場で見せてくれました。そしてあれもこれも無料、これからもっと有利になる、と。
で、かなり考えたのですが、結論的には使用面と経済面においてリスクが大きいのと、自分のライフスタイルに合わない面があって、買い替えはやめました。
(ちなみに、家に帰ってから自分の携帯電話住所録に入っている約400件のメールアドレスを調べてみると、現在ソフトバンクのアドレスを持つのは一人しかいませんでした!)

ちょうど今日の昼間、うちの大学の先生がある事務関係のやりとりで私に添付ファイルを送ってくれ、すぐその後にその件でドコモのアドレスからメールを頂いたのですが、あとで分かったのは、その先生は今「チェルニー展」を見にウィーンに居るというのです!地球の裏側に。つまり添付ファイルはネットカフェから送信。そしてメール本文は普通に携帯アドレスから送ったというわけですか。あまりに自然だったので、国内にいらっしゃるかと思いましたよ。(そう言われれば、たしかに最初のメールの日本語はローマ字で書かれていました。)

私も少なくともまだ何年かはドコモで粘ってみようと思います。




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インターネットとパソコン(2)

ここまでIT技術が進んでくると、逆に「パソコンを使ってできないことは何か」という発想も必要になってくるでしょうね。

パソコンを使って買い物ができる、人と連絡を取ることができる、音楽を聴くことができる、写真を編集することができる、動画を楽しむことができる…、なんだか全部できそうな気がしてきます。世界中から資料を探したり文章を読むこともできます。
では、本は必要なくなっていくのか?という疑問が当然出てきますよね。あるいは、ブログという媒体がメジャーになってきた時代に、雑誌等の存在はどうなっていくのか。Web上でリアルタイムにニュースが読めるのに、新聞はどうなっていくのか。気になることはたくさんあります。

でも実際には出版界の人たちは、「本は絶対になくならない」と考えています。本だけでなく、CDもDVDもまだこの先なくならないでしょう。人は「付加価値」で動いていく部分がありますから、便利かどうかだけが基準ではないのだと思います。

私の出した本『ちょっとピアノ 本気でピアノ』もお陰様でけっこう売れているようですが、意外にビックリしたのは、ネット上(HP)にほぼ全部内容を公開しているにもかかわらず、それとは関係なく本を買って読んでくれるという行為があるということ。これは想像以上でした。まだ出版されて1ヶ月しか経っていない段階で、全国の数十箇所の図書館が注文してすでに入れてくれていることもわかりましたし、そのスピードも早いですが、本の需要って本当に大きいのだということをあらためて知りました。

あと気になるのは、音楽がネット上で大量に配信されていくこの状況下で、CDが果たして本当に売れなくなっていくのか。今後その傾向が進んでいく可能性は大きいかもしれませんが、ある調査によると、昨年度の調べでは、まだCD購入経路は「CD・レコード店で」という人が60%を超えているそうですね。有料音楽配信サービスを利用する人はまだ少ないようですが、利用している人からの声としては、不満要因には「CDジャケット、歌詞カードがない」、「値段が高い」、「コピー・転送ができない」…などがまだあるようです。

なるほどな、とは思いましたが、でも今後さらにいろんな点が改善されていくでしょうから、問題はその先どうなっていくかですね…。




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インターネットとパソコン

「ネット世界」と「リアル世界」はまだ別れて存在しているような気になっている人は多いと思います。私もその一人です。どうにも別の感じがする。その理由の一つは、すべての人がインターネットをやっているわけではないということにもあるのでしょう。ネット情報では誰もが知っているのに、それを見ていない人は何も知らない、という状態です。話が通じない。と言って、そういう人たちが遅れているかというとそうでもなく、現実の世界でちゃんと問題なく生活している。

私個人的には、インターネットとパソコンへの依存度が以前よりますます高くなってきていることは事実です。もう最近はgoogleで調べられないことは世界に存在しない、という勢いになってきましたし、誰もがそれを認識しています。その一方で、特に音楽家ではピア二ストにも多いのですが、メールもインターネットもやらないという人が結構います。煩雑な世界からは離れていなくてはいけないという人たち。または、パソコンを必要としない人。私などのように、パソコンがあってはじめて文章を書くことができる、という人もいれば、今でも原稿用紙に書く作家や執筆者も大勢います。また、五線紙に鉛筆やペンで書いている作曲家もまだまだ多いと思います。その反面、作曲も譜面起こしもパソコンでやってしまう人もいる。この世界も二極化してきましたね。

どちらでも同じことができるように見えるけれども、進んだ道具を使ったほうがより新しいことができるのは確かです。新しい発明品には、どうでもいいものもあるけど、現代人に必要なものも確かにたくさん付け加わっている。問題はそこに目をつけるかどうか、そこに価値を見出すかどうかなのでしょうね。




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内藤 晃ピアノリサイタル

コンサートを紹介します。

小さい頃から指揮者にあこがれ、楽器演奏の才(特にピアノ)にも大変恵まれた青年、内藤晃さん(東京外語大在学)のピアノリサイタルです。彼は以前、私が主催しているニコライ・メトネルの作品演奏会などでも好演を披露してくれましたが、このたび杉並公会堂(大ホール)でソロリサイタルを行なうことになりました。日本ハンディキャップ協働基金という組織が主催のチャリティーコンサートだそうです。なにしろプログラムが盛りだくさんです。
下に情報を載せます。

2007年5月6日(日)開演19:00
杉並公会堂 大ホール

曲目:
♪ D.スカルラッティ:2つのソナタ(ロ短調 L.33、ホ長調 L.23)
♪ グリーグ:叙情小曲集より「春に寄す」「小人の行進」「夜想曲」「トロルドハウゲンの婚礼の日」
♪ ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番 ホ長調 Op.109
♪ フォーレ:即興曲 変イ長調 Op.34
♪ ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
      夜想曲 ホ長調 Op.62-2
      舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
♪ メトネル:おとぎ話 変ロ短調 Op.20-1
      「春」 Op.39-3 (「忘れられた調べ 第2集」より)
♪ スクリャービン:ピアノソナタ第4番 嬰ヘ長調 Op.30

彼は幅広いレパートリーを何でも弾きこなしますが、特にロマンティックな表現力とバランス感覚に秀でたピアニスト。演奏会はちょうど1ヵ月後です。
ぜひ皆さん足を運んでみてください音符




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ドリアードピアノアカデミー

まだあまり知られていないと思うのですが、本当に参加者のレベルの高いアカデミーでした。昨年に引き続いて僭越ながら講師の一人を務めさせていただきましたが、とても貴重な経験でした。
場所は前回同様、ヤマハリゾートの「つま恋」。レッスン室を一歩出ると、景色の良い自然が広がっています。



充実した5日間の最終日は、ホールにて参加者32人全員が演奏する終了コンサート。
このアカデミーは、主催されている大場先生の尽力によって、決して少なくない奨学基金の援助を受けられているのも大きな特徴です。そして、少しでも多くの参加者に賞を出すシステムを創り出しているのも音楽を学ぶ子供たちに対する愛情の表れでしょう。大場先生は自らウィーンでの夏期セミナーで講師を務められるような方です。また、今回の4人の講師も、ウィーンから来日した二人を含め、全員がオーストリアと深い関係を持つ人たち。だからこのアカデミーでは、生徒たちが口をポカンと開けていても、セミナー中は半強制的に公用語はドイツ語。私たちはそれを楽しんでいますが、ほかではこんなのあまり見たことありません。(笑)

ちなみに、このアカデミーに参加するには簡単なテープ審査がありますが、9歳から20歳までという幅広い受け入れです。今回は8歳の子供も参加していました。一人一人の個性と才能、性格まではっきり覚えてしまうほど皆さんインパクトが強かったです。

「つま恋」の澄んだ空気がいかに貴重なものだったかは、東京駅で新幹線を降りた時に気がつきました。またすぐに東京を離れたくなりますね…。




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