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テンポルバートのこと
せっかくショパンの話が出たのでもう少し話を進めてみましょう。
ショパンは、自分の作品にテンポの扱い方の細かい指示(アゴーギク)を書き込んで作曲していました。このこと自体が当時非常に新しいことではありましたが、作品24以後はショパンはルバートという言葉を用いなくなり、作品25あたりからは初期の作品には多… (続きを読む)
表現力をどのように身につけるか(2)
ピアノの勉強は一般的に楽譜を使うことが多いので、楽譜から音楽を読みとって表現力を高める方法を考えてみたいと思います。
楽譜には、音の高さやリズム、テンポ、言葉による指示(楽語など)が書いてあります。また、ほかに重要なものとしてはフレーズというものがあります。フレーズには、小さなものから大きなものまであ… (続きを読む)