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楽譜が出版の運びに

先月にこのブログでも紹介しましたが、神戸で生まれた歌「しあわせ運べるように」の合唱版の楽譜が出版の運びになりました。
この曲は長年歌い継がれてきたにもかかわらず、まだピアノ伴奏付きの正式な楽譜はなかったそうです。そのため、今回新たに編集し直して出版されることになりました。8月26日発売です。この楽譜には、混声三部合唱と二部合唱の両方が入っています。



また、この曲は音楽が素晴らしいため、歌詞を離れて純粋にインストゥルメンタルの楽曲として私がピアノソロに編曲させていただきました。これは、まだ先日紹介した本の付属CDでしか聴けないのですが、そのバージョンもいずれ楽譜が出版されることになりそうです。

雑記 : 09:56 : comments (x) : trackback (x)
アクセスカウンタ7並び

お陰さまで、ブログのトータルアクセス数は777,777が近づいております。きっと明日(27日)中にはどなたかがこのラッキーナンバーを踏まれることでしょう。こんな数字は一度しかないので、プレゼント企画を行いたいと思います。

ただ、まれに同時アクセス数が多い瞬間にクラッシュしてカウンタがリセットされてしまうハプニングがこれまで何度かありましたので、そんなことがないように祈るばかりです。
それから、現在私はメールアドレスを公開していないので、連絡の方法が少々面倒になりますが、もしこの数字を踏まれた方は、その瞬間にできれば携帯などでアクセスカウンタ周辺の写真を撮っておいてください。
見事にこの数字を踏まれた方(1名)には、私が出版したCD、本、楽譜などのアイテムから「ご希望のもの」を1部お贈りしたいと思います。

ご連絡の方法はメール、無理な方はホームページ(ブログからリンクしています)のほうから下のほうにある「あなたが感動した名曲を教えてください」のアンケートに回答してください。その際、必ずメールアドレスを間違えずに入れてください。折り返し、こちらから詳しくご連絡を差し上げます。

はたして7が並ぶ瞬間を見ることができるのは誰でしょうか。
私自身が踏まないように気をつけます。(笑)

雑記 : 23:15 : comments (x) : trackback (x)
2年ぶりに名古屋で公開講座

ここのところ、あちこちへ移動でバタバタしていましたが、昨日はカワイ名古屋ショップにてピアノの講座を終えてきました。
テーマは「ピアノ演奏に必要な基礎とは何か」というようなタイトルだったのですが、公開レッスン形式で始めたら1時間半もやってしまい、話そうと思っていたことが全部話せなかったので少し心残りでした。イタリアのセミナーで得た経験などの話もしようと思っていたのですが、ほとんどできませんでした。それでも皆さん熱心に聴いてくださって、いつもここへいらっしゃる聴衆の方々には感謝しています。

名古屋のカワイショップは立派なホールを持っているし、持続的に年間に何本もピアノの先生やピアニストを招いて講座を精力的にやっているので、公開のピアノ学習のためのイベントが完全に定着しています。

昨日は会場でピアノの手元を大きく写し出す装置を使っていましたが、効果はどのようなものだったのでしょうか。私はあの装置を使ったのはおそらく初めてだったのですが、遠くに座っている人やピアノに向かって右側にいる人たちにとっては役に立ったでしょうか。

昨日はモーツァルトのソナタとショパンのエチュードを取り上げましたが、講座ではどんなものが望まれているのか、また随時多くの人のリクエストを聞きたいと思っています。ぜひ皆さんからご意見をお寄せいただければ嬉しいです。
カワイ名古屋さん、いつもありがとうございます。

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今週の地方公演2本

イタリアから無事に帰国しました。

2週間以上もイタリアで過ごしてくるとさすがに日本とのギャップを感じますが、もうこれからは日本でどんなに忙しくても「余裕を持った生活」をしようと決心しました。

イタリアではあんなに忙しかったのに、なぜか休養してきたという実感があるのが不思議です。時間には追われていても、どこか解放されているような気分があるのです。これが不思議な感じなのですが。

外国では思うようにいかないことも多く、ハプニングだらけです。予定はコロコロ変わるし、あまりにも適当なことも多いし、環境が完璧に揃わない状態でいろんなことをやらなくてはいけません。ひどすぎるなどと言って怒る気にもなれず、笑ってやり過ごすしかないという気持ちになってきます。心が大きくなってきます。本番前にいろんなゴタゴタがあっても、崩れずに生きていかなければいけないし、本当に鍛えられます。皆そんな経験を通して強くなっていくのだと思います。連れて行った学生たちも、日本では考えられない面白いことがたくさん起きてとても勉強になったと思います。
書きたいことは山ほど出てくるのですが、またいつかの機会にしたいと思います。

さて東京に帰ってきたばかりですが、明日21日(日)は広島で講演があります。最後にピアノ演奏もするということになっていますが、もう時差ぼけのまま突入です。
そして、24日(水)は名古屋でピアノの公開講座です。
下がそれらの情報ページです。どちらもチラシがダウンロードできると思います。

広島での講演会
http://www.h-rk.co.jp/business/topics/index.html

カワイ名古屋での公開講座
http://shop.kawai.co.jp/nagoya/lecture/kawakami.html

名古屋での講座では、公開レッスン付きの内容になる予定です。

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ペルージャ音楽祭2011終了

最後のエチュード・コンサートは思っていたものとまったく違うものでした。
ホテルBRUFANI真向かいの県庁の建物の中庭で、夜21時から始まり、地元の人たちにも開放された大規模なコンサートで、エチュードばかりといえども一人が一曲ずつ得意なエチュードを披露し、それは決して技術を見せびらかすものではなく、多様な個性が光る芸術的な音楽会となりました。レパートリーもさまざまで本当に楽しめました。フィナーレに相応しいコンサートでした。ただ、終演は23時を回りました。

その後、ホテルに場所を移して最後のパーティー。
今回の音楽祭には写真家の人たちも参加していたので、期間中の出来事を振り返りながら写真を次々とスライドで見せていくイベントもありました。参加者たちすべての人たちにはディプロマが与えられ、数名には賞も出されました。



12時を回ったのに最後の夜だからと、その後も外の夜景が見えるバーでみんな飲み始めました。夜まで皆さんよく盛り上がりますね。



私は良い子だから先に寝ました。(笑) もう体力的に限界です…。



イタリア料理もたまには美味しかった。
ただこちらに来てからというもの、毎日イタリア料理を食べるしかなかったのですが。ペルージャには中華料理店も日本料理店も一件もありませんでした。

参加者たちは「また来年も来よう!」と言い合っていました。
確かにすごいイベントでしたよ。

雑記 : 18:03 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭にて(6)

いよいよラストスパートがかかってきました。

この2週間というもの、午前も昼も夜も音楽三昧で過ごす日々が続いております。
昨夜は、この期間中最後のコンチェルトを含む大きなコンサートがありました。わが門下からも高2のM.H.さんがショパンのコンチェルトを弾いて一段落。



今回の音楽祭では、ピアノのほかに声楽、ヴァイオリン、チェロの全4部門があり、またオーケストラはドイツから来た若者たち。さまざまなコラボで演奏会が企画されていたので、とてもバラエティに富んだものでした。講師が演奏に参加するものは特にレベルが高く、参加した人はとても刺激を受けたのではないでしょうか。

さて、ピアノのレッスンですが、こちらも最後の最後まで誰も休もうとしない勢いです。
期間中、本当に多くの国の人と接することができました。欧米人ばかりではなく、アジア出身の若者とも多く接しました。

13歳のGregory君はロシアとアメリカのハーフで、なかなかのテクニシャンです。かなり多くのレパートリーを持ってきていましたが、今日はプロコフィエフの『悪魔的暗示』を弾いてくれました。この曲、ロシア語の原語名では違う意味のタイトルなのですが、誰かが英語に訳したときにこの訳語になってしまったのでしょう。日本語もそうなのですが、イメージが変わってしまうので、ロシア人はこの訳には当惑しています。

次にやって来たカーチャはロシア人で、グレゴリー親子とロシア語で喋っていましたが、同じロシア版の質の悪い楽譜を持っていて、「これ、ダメ版なのよね」ってな感じで意気投合していました。さてそのままロシア語でレッスンに突入しようかとも思ったのですが、彼女はスイスのバーゼルに住んでいてそこで教えてもいるということが判明。ドイツ語を喋ることが分かったので、私の得意なドイツ語に切り替えることができました。今日のレパートリーはスクリャービンのソナタ3番の第2楽章と、なんとメトネルの『おとぎ話ソナタ』の第1,2楽章。私の大好きなものばかりではないですか。というわけで、ロシア人にロシアものをドイツ語で日本人がレッスンすることになりました。ちょっと変な感じもしますが、客観的にはこういうことはけっこう普通の光景ではあります。


カーチャとグレゴリー君と

今日は夜まで演奏会があって、最後は「エチュード・マラソン」とも名付けられたオール・エチュードのコンサート。ありとあらゆるエチュードがたくさんの演奏者によって演奏される凄そうなコンサート。これは屋外で行われるということです。わが門下からは二人が参加の予定。これが終わると、いよいよ大詰めのサヨナラ企画ということで深夜の0時から?お楽しみ企画があるようです。何をやるのだろうか。まだ気が抜けません。イタリアは日本より7時間遅いので、まだまだ夜は長いのです。それではまた!



雑記 : 02:25 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭にて(5)

ペルージャでの音楽修行はまだまだ続きます。

とにかく参加者(生徒も先生も)が出演するコンサートが毎日平均2回ずつあるので、なかなかハードです。夜の演奏会が終わってホテルに帰ってくるのが午前0時を回ることもしばしば。それでも、やはり良い刺激を受けるので、できるだけたくさん聴こうとみんな頑張っています。

このような場で、いったい世界中から集まったピアノ学習者たちのレパートリーの全貌はどんなものか。それを知りたいと思う人もいることでしょう。それをお教えしたいと思いますが、私がずっとこの講習会と演奏会を通して見てきて、レパートリーは日本でのそれとたいして変わらないことに驚きました。ほぼ90%は同じと思って良いでしょう。だから、誰がどんな曲を持ってこようともレッスンでもなんとか対応できるし、クラシックピアノの世界はもう一つの完結した世界になってしまったと感じます。

逆に、私がやっているカプースチンなどはまだまだ珍しいですし、例えばフォーレの曲は日本人以外のレパートリーではあまり出てこないことがあります。それでいて、サン=サーンスやメンデルスゾーンのピアノ協奏曲は今回の課題になっていて多くの人が弾いたし、あまり演奏されないショスタコーヴィチのピアノとトランペットのための協奏曲も取り上げられたりしています。
ソロでは、York Bowen(ヨーク・ボーウェン)のトッカータを弾く子(13歳か14歳?)や、私のレッスンでも弾いてくれたルーマニアの男の子がリスト=ワーグナーのタンホイザー序曲パラフレーズを持ってきたり(彼自身の髪型と風貌がほとんどリストみたいだった)、前述したカプースチンの子など、日本ではあまり見かけないシチュエーションもありました。

なんとこのペルージャ音楽祭の様子がレポートされ、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のホームページに昨日アップされました! 今夏ヨーロッパで行われた5つの音楽祭がレポートされるということです。
ピティナのトップページ冒頭から各音楽祭レポートのページにリンクしています。
是非お読みください↓

ピティナホームページ→http://www.piano.or.jp/

間隙を縫ってアッシジを訪問しました!








FERMATAとは「停留所」のことです。
「伸ばす」ではなく「止まる」ということ…。知ってましたか?(笑)

雑記 : 18:15 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭にて(4)

世界中から集まった音楽家の卵たちはかなりバラエティに富んでいます。
特にピアノの参加者のレベルは高く、例えば10歳のマドレーヌちゃんはベートーヴェンのコンチェルトを弾き、あまりにも喝采されてアンコールでスカルラッティのヴィルトゥオーゾ・ソナタを軽く弾いたりするし、他の人たちのレパートリーもおしなべて難易度が高いです。

期待していた生徒の一人、カプースチンのエチュードOp.40-3を持ってきた中国系でカナダから来た13歳のTristan Teo君のレッスンもしました。彼は日本版でない楽譜を使っていましたが、すごいテクニックでほぼ完璧に弾いていました。彼のレパートリーは、ほかにガーシュインのラプソディー・イン・ブルーやプロコフィエフのトッカータなど。13歳です。

コロンビアから来たMauricio Arias君は、年齢はもう少し上ですが、レッスンではファリャのファンタジア・ベティカを魅力的に聞かせてくれたのも良かったのですが、自身が作曲も手がけていて、ピアノとトランペットのためのコンチェルトをちょうど書き上げたから聴いてほしいなどと言ってきました。そして翌日、ちょっと時間が空いたときに弾いてくれましたが、現代音楽家のリゲティやラテン音楽の要素も入っているというその音楽はなかなか興味深いものでした。スコアも見せてくれましたが、作品はほぼ完成していました。とてつもない能力を持っている若者がいるものです。

ほかにも、ピアニストの能力としては、10歳あるいは13歳などの年齢で日本では考えられないほどのテクニックと音楽性の成熟さを見せてくれる若者がたくさん集まっています。
参加者の出身国は実際には25カ国どころではありませんでした。言語も10ヶ国語は飛び交っています。

ところで、これだけさまざまな国の人が集まってコミュニケーションはどうしているのか、不思議に思う人もいるでしょう。一体、何語でみんな会話をしているのか。

その答えは、たとえ何十ヶ国から参加者が来ても、このような場合には英語が話されるのです。逆に言えば、英語さえちゃんと話せればどこでも通用するということです。
レッスンは基本的に英語ですが、例えばロシア人の先生がロシア人に教える時は一時的にロシア語を使ったりすることもあります。ほかにも例外はあります。Professorは母国語以外に数ヶ国語を使えることが多いので、生徒によっては英語に限界があって、他の言語でレッスンがなされる場合もあります。ただ、マスタークラス(公開レッスン)は基本的に英語でなされることが求められます。

昨日のコロンビアの男の子は、私のプロフィールを見て、レッスンの時にドイツ語を喋ってきました。こちらも驚きましたが、そういうやりとりもなかなか楽しいものです。彼は英語もドイツ語もどちらも同じくらい理解できるというので、すごいなと思いました。彼の母国語はスペイン語ですから。そんなふうに、数ヶ国語ができると、人によって使い分けて、言葉によって特別の感情を込めることができるので、さらに一人ひとりに対しての親密感が出てくるものです。

私自身は、このような場でオフィシャルに3ヶ国語を使える(英語、ドイツ語、日本語)としており、アンオフィシャルには5ヶ国語(+フランス語、ロシア語)を使って仕事をしていますが、まだまだ勉強不足であることを痛感しています。特にヨーロッパには、4~5ヶ国語を本当に見事に使いこなす人がいます。日本人は欧米の文化からずっと遠く離れていますし、まだまだ歴史的にも遅れをとっていると思いますが、これを少しずつ埋めていかなくてはいけないでしょう。

日本人の生徒たちは、実際に英語もままならないので、ちょっとだけ恥ずかしい気持ちはあります。他の国から来た人たちと比べると、外国の先生にはやはり日本人の生徒が一番英語が通じにくいという感じがすると思います。これはそろそろなんとかしたいものですね。
今の中学生、高校生たちに言いたいと思いますが、英語がちゃんとできるだけでも本当に大きな道が開けると思うので、ものすごく本気で外国語を勉強してください。できれば命懸けで。継続は大変ですが、必ず元がとれることを保証したいと思います。
私自身、実は語学の勉強(計7ヶ国語)に何百時間も何千時間もかけました。そんなにやったのに、もう全然ダメだなと落ち込むことが何度もありました。でも今となっては、やっぱりやっておいて本当に良かったと感じています。



雑記 : 05:14 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭にて(3)

イタリアから3度目の更新です。

ペルージャは丘の町ですし、ローマからはかなり北に位置するので、この時期でも本当に過ごしやすい気候です。朝晩は涼しいというより寒いくらいで、避暑に来たようなものです。とても快適です。日本を離れて少し時間が立ちましたが、きっと東京は毎日暑いのでしょうね…。

このPerugia Music Festには本当に世界中から優秀な音楽家の卵たちが集まってきていて、私も毎日ピアノのレッスンをしていますが、自分が直接に指導する生徒の国籍だけでも20カ国を軽く超えそうです。
ざっとプロフィールを見ると、アメリカ、カナダ、コロンビア、アルゼンチン、チリ、ガテマラ、イギリス、ドイツ、ノルウェー、ロシア、ポーランド、イタリア、ルーマニア、イスラエル、インドネシア、台湾、中国、韓国、日本etc.などの国から来ているといった具合です。国籍はもっと複雑です。講師の先生の出身国も入れるとさらに幅広く、文字通り世界中の人たちと交流しています。生徒さんたちは14歳から26歳までが参加するということでしたが、実際には9歳・10歳の天才少年や天才少女もかなり混じっていて、本当にびっくりです。優秀な人たちがとても多く、お互いにすごい刺激を受け合っています。

外国人のレッスンをしていると、日本人に教えるのとは違うことがたくさんあります。そのあたりについて書きたいことがたくさん出てくるので、これから少しずつ披露していきたいと思っています。本当に私自身、毎日ものすごい刺激を受けています。もう本当に面白くてたまりません。







我らが日本勢も楽しんでやっているようです。


今夜は、夜にオペラのコンサートがアッシジであって、日帰りの鑑賞ツァーにみんなバスで出かけたところです。さすがに連日ハードで私は疲れてしまったので、今日はホテルで休むことにしました。アッシジはペルージャから電車でも20~30分くらいで行けるので、あらためて観光したいと思っています。ここまで来ていて、歴史的にも芸術的にも縁の深いアッシジへ足を伸ばさない手はないでしょう。でも、はたしてそのための時間がとれるかどうか…。

雑記 : 04:23 : comments (x) : trackback (x)
最初の演奏会本番

この音楽祭では、毎日の個人レッスン、マスタークラスのほか、期間中に合計20回ものコンサートがあります。
一昨日には、私が弾く本番と日本から連れてきた大学生の生徒たちが弾く本番とが時間がずれて両方あってとても忙しい日となりました。
しかもちょっとしたハプニングが…。

その日は、ホテルの中にあるサロン風のホールで夕方5時45分からマエストロシリーズ(講師による演奏)に私が出演することになっていました。ところが、当日の朝になってそのコンサートピアノの弦が1本切れていることがわかったのです。きっと前日の夜まで熱を入れて練習していた生徒の誰かが切ってしまったのだと思うのですが、なんと低音の弦で、あるキーを押しても音がまったく出ない状況になっていました。大切な音なので、もちろんそのままでは演奏会ができません。調律師を呼んで夕方までに直してくれると信じていました。
そして機嫌よく音楽学校に行って、お昼間にレッスンして夕方ホテルに帰ってきて、大丈夫だと思うが一応心配なので会場へ行ってピアノを確かめてみると、なんともう本番1時間前なのにピアノは壊れたままではないですか!まだ弦を張っていないことがわかりました。もうダメだこれは…とグッタリきました。

他のピアノを持ち運ぶとか、会場をホテルのもう一つの場所に移すとかいろいろ案が出ましたが、もう1台のピアノもどうやら調子が悪いらしい。そして結局、その日の夜にコンチェルトの夕べをやることになっている大きな会場でやるということに変更になり、急遽、本番15分前に衣装を来て徒歩で移動。リハーサルは約1分ほど。そして聴衆にも会場の変更のアナウンスができたと見え、なんとかコンサートをすることができました。まあ、お蔭で良いホールで最高のピアノ(ファツィオリのコンサートピアノ)で弾けたから結果は良かったということにしましょう。

それだけで疲れてしまってはいけないのであって、その日の夜9時からはコンチェルトのコンサートで、私の門下生の大学生3人がいきなり大きなコンサートの舞台に登場するのでした。


リハーサルは前日に30分ずつあっただけ。

初めての大舞台でのコンチェルトということでみんな緊張していたと思いますが、思ったよりも堂々と演奏できたようでまずはホッとしました。


演奏後に1枚。


ピアニストのイラーナ・ヴェレッドさんとのツーショット。
彼女はこの音楽祭の主催者でもあり、大ボス的存在です。


本番があった大きなホール、Sala dei Notari。

こちらに来てから本当にたくさんのエピソードがあって書きたいことは山ほどありますが、とりあえず少しずつ報告してみたいと思っています。

雑記 : 05:23 : comments (x) : trackback (x)
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