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ヨーロッパから



モーツァルトがオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を初演した劇場です。
さて、ここはどこでしょう?
そう、あの映画『アマデウス』のオペラシーンもこの劇場で撮影されたはずです。

今、ヨーロッパに来ています。



これはモルダウ川です。
ということは…



プラハ城とモルダウの間に位置する道を歩いていたら、城の外壁のようなところにポスターを見つけました。いきなりコバケンの顔が目に飛び込んできたのでビックリしましたが、そうです、その日が東京音大オケのプラハ公演の日でした。

コバケン振るチャイコの5番は本当に良かったです。珍しく指揮にも注目して聴いていましたが、やはり彼の動きは非常に興味深い。演奏もとても素晴らしかったです。大成功だったと言えるでしょう。

さて私たち一行はこれからヨーロッパをいろいろ巡りますが、また機会があれば書いていきたいと思います。


このマンホールの蓋のデザインはこの国独特のもの

雑記 : 13:52 : comments (x) : trackback (x)
著書が来週発売!!



私のピアノ人生におけるこれまでの経験、特に海外で学んだことや、辻井伸行君への指導から学んだこと、面白い経験やエピソード、ピアノの演奏法やピアノ教育法について考えてきたことをまとめました。

この本のためにすべて書き下ろし、タイトルは『ピアニストは、進化する』という本になりました。店頭に並ぶのはもう少し先になるかと思います。
多くの人に手に取っていただけると嬉しいです!

雑記 : 08:26 : comments (x) : trackback (x)
コンチェルトたくさん聴く

今日の大学での実技試験でコンチェルトを15曲も聴きました。
というのは、大学の付属高校2年のピアノ演奏家コースの試験だったのですが、高2はソロを弾いてもコンチェルト(協奏曲)を弾いても20分に収められればどちらを自由に選んでも良いのですが、17人中2人を除いてすべての人がコンチェルト選曲でした。

今日弾かれたコンチェルトは、ベートーヴェン4番、メンデルスゾーン2番、ショパン1番、2番、シューマン、リスト1番、グリーグ、サン=サーンス2番、4番、チャイコフスキ1番(2人)、ラフマニノフ1番、2番、ラヴェル、プロコフィエフ3番。
これだけバラエティーに富んでいました。曲の難易度から言ってレベルが高いといえば高いですよね。高2は自由曲なので、最近はコンチェルトを選ぶ傾向がこれほど強いのです。まあ流行のようなものでしょうか。試験ではもちろん2台のピアノによる演奏です。同じ曲を何度も聴かされるよりはかなり楽しかったと言っても良いでしょうか。

さてコンチェルトと言えば、いよいよカプースチンのピアノコンチェルトも東京でも演奏します!
日時は6月1日。平日の夜公演となります。もう3ヶ月を切ってますね。
この日、カプースチンのコンチェルトが2曲初演されます。(私はそのうちの1曲を演奏予定。)
カプースチンによってこれまでに作曲された6曲のピアノコンチェルトは、今ならどれを演奏しても日本初演です。しかもすべてが名曲すぎて…。
先月の演奏会で高沖氏がステージ上のトークで語っていたように(そんなのあった?笑)、3番と6番だったら世界初演となります。超大編成の3番、それに16人という小規模ビッグバンドで演奏される6番。まだ誰にも演奏されていないのです。これらの演奏はいつになるのでしょうか。

詳しくはまたブログで告知したいと思います。

雑記 : 23:45 : comments (x) : trackback (x)
学生たちの演奏に思うこと

この時期、1月から3月にかけて実技試験の演奏を聴くことが多い(入試も含めて)ので、恐ろしいほどの人数の演奏を聴いていることになります。これだけたくさん聴くと、いろんなことを感じたり考えたりしてしまいます。

正直言って、上手い人もすごく多いです。最近は、特に東京音大だけで言っても、ピアノ演奏家コースの人のレベルは今もまだ上がり続けているように思います。すごく弾けるという人の人数が多いということと、そのレベル(テクニックも表現力も)自体が以前より高いと思われるのです。いろんな先生方が異口同音に言います。

ただ、上手な人も含めて私がいつも演奏を聴いて感じることは、日本の学生の演奏に関して思うことですが、一言で言って「線が細い」ということと「長いフレーズ感が感じられない」ということです。

「線が細い」というのは、音の厚みがないということでもあるし、音が一様な感じで、声部間に音色や音量の違いが少なく、立体的に聴こえず平面的に聴こえてくるということ。あるいは、音空間が広がらないというか、音楽を聴いていて気持ちがいいとか、音楽に酔うとか、強く惹きつけられるといった感覚を呼び起こすことが少ないということです。音量に圧倒されるということはありますが、厚みや立体感、色彩感を感じる演奏をする人は稀です。
音を鳴らして初めて聴こえてくる響きがあります。これを聴いて自発的な感覚を持って演奏しているかどうか、音を聴いた上で微妙な自分の中のバランス感覚を用いて、タッチやテンポや音量を調整することができているかどうか、という観点が大事だと思います。

欧米やロシアの人の演奏には、上手か下手かは別にして、それがはっきりと感じられるのです。これが大きな違いです。音の厚みがどうしても日本人の演奏には足りないものを感じるし、隣り合う二音間の引っ張り合う力が弱すぎるように思うのです。

「長いフレーズ感が感じられない」というのもこれに似た問題です。例えばロシアの作曲家の作品において、歌い上げられるべきメロディーが全然聴こえてこないのです。というか、そもそもまったく歌っていないように聴こえます。ある声部に明らかなメロディがあるのに、そのメロディを歌うことを完全に諦めているようなことがあります。かなりハイレベルの弾き手においてもその点はやはり感じることがあります。

自分の中で歌い始めると、自然にピアノの音も歌い始めるという現象は、私自身はヨーロッパで勉強している時に初めて経験したのですが、やはり日本では、風土というか響き方が日本独特のものがあって、本来的にやはり西洋音楽の楽器が理想的に響く空間ではないのかもしれません。やはり楽器はその国その国で発達したものだし、作品もそこで生まれたわけですから、これは根本的に仕方ないことなのかもしれません。

それにしても、この二点は日本人と欧米(ロシア)人の演奏の違いとして決定的にいつも感じる部分ではありますので、今後もピアノを演奏していく人は理解しておいて良い点かもしれません。

ピアノ練習のヒント : 21:10 : comments (x) : trackback (x)
1ヶ月ぶりに、ほっとティ(*^_^*)

2月はあっという間で、気がついたら今日から3月です。
一つ終わると次の仕事がやってくるという繰り返しで、ほっとする暇もありませんでした。やっと一息です。こういう時間もたまには必要です。ほんの一瞬ではありますが…。



このティーカップは、パリ郊外のサンジェルマン・アン・レーというドビュッシーが生まれた町を訪れた時にたまたま衝動買いしてきたものですが、今でも愛用しています。


同じ柄で形の違うものを日本で見つけたので一緒に揃えました。

その後、すぐにカプースチンのイベントのことを書きたかったのですが、溜まっていた仕事と将来の布石をいろいろ打っているうちに、時間がなくなってしまいました。そうしたら、あの時の記憶は、はるか昔の彼方に行ってしまいました。



でもこのメンバーでまた必ず何かやりたいと思っています。
企画はすでにありますので、近いうちに告知していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

カプースチン関連のお知らせが一つ。
一度ブログでも紹介したカプースチンを弾くピアニスト、アレクセイ・ヴォロディンのピアノ・リサイタルがNHK-FM「ベストオブクラシック」で放送されます。1/21に武蔵野文化会館小ホールで収録されたものです。

プログラムは、
・シューベルト「4つの即興曲」D899
・ベートーヴェン「悲愴ソナタ」
・チャイコフスキー(プレトニョフ編)「くるみ割り人形」
・カプースチン「ソナタ第2番」

特にカプースチンは、最高の名演だということですから楽しみです。

雑記 : 16:50 : comments (x) : trackback (x)
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