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収録は夜遅くに

先週のピアノ発表会は無事に終わりました。
新しいホールはとても良かったです。当日の写真もそろそろ出来上がってきました。

昨夜は大学で終日レッスンをして、最後にテレビ番組のための取材がありました。だいたい朝から夕方までレッスンだけで一日を終えると、体力はそこで尽きていることが多いのですが、ほかに時間がどこにもないので仕方がありません。毎日、朝から晩まで元気いっぱいに振舞わなくてはいけません。
番組は再来週に放送予定のNHK総合「ゆうどきネットワーク」ですが、辻井伸行君が出演することになっているそうで、その番組のために私のインタビューも収録されました。辻井君に関するエピソードをたくさんお話ししました。昨日は、エイベックスの辻井君のマネジャーさんらとも会えたので、とても楽しかったです。

辻井君の演奏は世界でも注目されていて、専門家や教育者たちには、彼に一体どのように指導したのか、特に彼の楽曲を覚えて自分のものにしていくプロセスには興味があるようです。私がカセットテープに録音して譜読みをしていたことは知られていると思いますが、それは実際にはどのようなものだったのかということについては、あまり詳しく公開されてはいないので、その部分について詳しく知りたいという人が世界中にいるようです。エイベックスの担当者さんを通じて、私のところに質問が来るので、返事を書いたりするなどの対応をしなくてはいけないこともあります。先日もギリシャの方(ピアノ教育に関わっている)から丁寧に質問のお手紙をもらっているので返事を出さなくてはいけません。いずれ、辻井君との出会いや専門的に教育法についても興味を持つ人たちのために、一つちゃんと英語で書かれた本を出版しなくてはいけないのかな、などと思い始めているところです。

とにかく、辻井君は文字通り国際的に活躍していますから、世界中の人たちからピアニストとしての辻井伸行についてもっと詳しく知りたいと思われるのは当然のことなのでしょう。彼のことをそれほど多くの人が詳しく知っているわけではないと思います。まだまだ謎めいている部分があるということでしょうね。

再来週の番組の詳細がわかったら、また告知したいと思います。

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今日はピアノ発表会

当日の告知になってしまいましたが、本日はピアノの発表会の日です。



「リトルマエストロたちの会」は今回がもう第15回目となりました。
今日の会場は清瀬けやきホールというところで、数年前に新装されたばかりのこのホールで我が教室のピアノ発表会を行うのは初めてです。今までやっていた和光市の小ホールよりステージも会場も広いようです。

第1部は13:00開演。第2部は14:45開演です。
第1部は小学生から大人まで。第2部は連弾作品あり、音高生・音大生の出演ありです。

入場無料。多数ご来場ください!

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涼しい…

札幌へ来て3日目の朝です。



毎年行われている全日本学生音楽コンクールは今年第66回目。私は今回、北海道大会の審査のために来ています。
昨日は小学生と中学生の部で9時間以上の審査でした。
このコンクールでは今年からの試みだそうですが、参加者一人ひとりに審査員がメッセージ(コメント)を書くというのも加わりました。さすがは北海道、先日生徒から見せてもらった東京大会のものよりもずいぶん大きな講評用紙でした。
それにしても北海道のピアノの生徒さんのレベルが高いのは以前から知っていましたが、これほどすごい(特に小学生の部)とはちょっと驚きではありました。自分の小学生時代がもう思い出せないほどの進化ですね。



札幌にはとても懐かしいものを感じます。特に地下鉄に乗ると何とも言えない気分になります。JR札幌駅周辺はすっかり以前と変わってしまいましたが、街の中にはほとんど変わっていないような風景もあるので、自分が学生だった頃を思い出します。私が北海道人だったということはもう忘れられているというか、ほとんど誰も知らないように感じました。それだけ時間が経ったんですよね。

今日はいよいよ高校生の部です。

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「オシャレな」新刊2点

最近発売された楽譜とCDを紹介します。

一つ目はヤマハミュージックメディアから発売された「オシャレな響きのクラシック」という楽譜です。



収載曲はカプースチン、ラヴェル、ドビュッシー、ガーシュイン、ラフマニノフからの小品で、カプースチンのみは原曲どおり、他の曲は作曲家の先生方により少し簡単にアレンジされています。面白いコンセプトでまとめられた楽譜だと思います。
カテゴリーとしては「近現代」でフランス、アメリカ、ロシアが混じって入るのですが、「オシャレな響きの」クラシックという一つの共通点を持っています。実は、ラヴェルとガーシュインが没した1937年にカプースチンやアシュケナージが生まれているので、世代としては入れ替わりでカプースチンは完全に「現代」に括られるはずなのですが、このように一緒に「近代」っぽい感じで収まる作曲家になってきたわけですね。
この曲集の中では、当然ながらカプースチンのエチュードだけが難易度としては突出して高いと思われますが、もう難易度を気にせず取り組める曲(ショパンのエチュードも難易度は最高だが普及している)として認知され始めたということですね。日本ではひたすらに難易度を気にする学習者は多いのですが、本来は楽しめれば良いのです。カプースチンは速いテンポで弾けなくても大いに楽しめます。

2つ目のアイテムは、発売されたばかりの辻井伸行のCDモーツァルト・アルバム。



さっそく聴いています。
音楽雑誌をたまたま見ていたら良い批評が出ていたので少し気になっていたのですが、やっと聴けました。彼にしか演奏できないモーツァルトが確かに奏でられています。このCDでは彼の演奏の良さがはっきり出ているのですが、それを実現するのはライブでない限りなかなか難しいこともあるのですが、このCD録音ではそれが実現できていると思いました。録音技術者もプロデューサーもかなり高いレベルなのだと思います。

辻井君に関しては、自作自演の音源も楽譜も普及していますが、楽譜はヤマハミュージックメディア出版でかなり網羅してくれています。最近の映画等のテーマ曲やもっともっと若い時に作った古い曲も含めて数年前から楽譜化されていて、最近では子供たちの発表会でも取り上げられるようになってきました。私も彼を教えている時代に、彼が作曲した「ウィーンの街角」など、いくつか自分で採譜した楽譜もあります。
彼は、作曲の才能も演奏の才能も、無理せず自分のペースで一歩一歩着実に磨きをかけ、そうしているうちに時を経て本当にすごいところまで来ることができた、という感じです。そのやり方が成長の王道ではないかという気がします。勉強の発展途上ではいろいろ誤解を受けることもあります。でも、決して焦ることなく、人にどう思われようとも自分のペースを守りぬくことがいかに大事かということがわかりますね。

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海外の音楽祭に参加して得るもの

東京で電車に乗っていた時に電車の中に貼ってあったのを読んだのですが、何か売れている本の宣伝だったでしょうか、コピーに「お金持ちになる人」のマインドと「貧乏になる人」の考え方の違いとして十数項目くらい書いてあったのですが(本のタイトル分かる人、教えて!)、例えば、貧乏な人は「お金は時間を売ることで稼ぐ」、お金持ちになる人は「アイデアを売ってお金にすることを考える」とかいろいろあったと思うのですが、貧乏な人は「海外旅行を時間とお金の無駄遣いと考える」、お金持ちになる人は「海外旅行を投資だと思う」というのもあって面白いなと思いました。

たしかに外国で経験できることは、日本に帰ってくると何にも代えがたいほどの価値を持って光ってくる感じがします。もちろんただ旅行するだけでも有意義だと思いますが、今回ペルージャの音楽セミナーに参加して思ったのは、参加した生徒は数回のコンサートで本番をこなすまでのいろんなハプニング、レッスンやオケ合わせ、練習や他の思わぬところから降り掛かってくる問題等を解決しつつ、とてもドラマティックな経験をして、普段の数倍もピアノの腕前を上げて帰ってきたと思います。そして、多くの異質な経験もまたとても楽しい思い出になったと思います。帰国後も、Facebookなどで友達たちとすっかり繋がって、写真を交換したり会話をしたりとても楽しそうです。

ところで、先日から紹介しているアメリカのJoshua君のサイトに昨日新たな記事が更新されていて、私のことが書いてあったのでびっくりしました。私のこのブログも自力で見つけたようです(笑)。英語が読める人は再度ご覧になってください。
http://www.joshuachandra.com/

自作の「グランドワルツ」の解説を更新したようで、こういう細かいこだわりが作曲家の素質に必要なものなのですよね。このサイトの文章を読んでもわかりますが、彼は本当に人に好かれるタイプだと思います。私とのあれだけのやり取りでここまで書いてくれるのは嬉しいです。本当に社交的で積極的で、ある種のバランス感覚に長けていると思います。facebookでも1000人以上の友達が登録されているし、実際多くの友人に囲まれているのがわかります。また、文章もすごく上手いし、表現することに対して意欲がとても強いのでしょう。作曲ばかりでなく、将来きっと著作も残すような人になる気がします。すごく日本に来たそうなので、いつか招待してあげたいですね。

世界の多くの音楽祭は特に夏の時期に集中しています。
ピティナでよく取材をしている菅野恵理子さんは、昨年ペルージャにも取材に来てくれましたが、今年はヨーロッパやアメリカの多くの音楽祭を取材したようで、ものすごい数の記事をピティナのサイトにアップしています。下に紹介しておきたいと思います。
http://www.piano.or.jp/report/04ess/livereport/

これだけ多くの音楽祭が行われているわけです。
それぞれ特徴もいろいろあるようですが、その中でも私たちが昨年から参加しているペルージャの音楽祭&マスタークラスは、かなり面白くてエキサイティングで有意義な部類に入るのではないかと思います。来年は7月半ばから始まると聞いたので、日本の学生は7月はまだ忙しいので無理かなと思っていたのですが、主催者に一応それを伝えると、7月後半と8月前半に2週間ずつ分けて開催する案、この2種類の日程でオーケストラも2つ呼ぶという方向で考えるという返事をもらったのでさてどうなるだろうか。もう今から来年の参加を強く希望している学生もいます。ただ、参加者も増えてきて、さすがにコンチェルトは来年からオーディションになるという噂もあります。どちらにしても、世界中で頑張っている才能ある若いピアニストたちにまた会える機会を心から楽しみにすることにしましょう。

雑記 : 23:35 : comments (x) : trackback (x)
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