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年度末の近況…寒いですね

今日は今年度ラストデーでした。
学校関係は明日から2013年度が始まります。ということで、なぜか今日は妙に一年を振り返った日でした。今日はとても寒かったですが、明日からは気候も春らしくなることを期待しています。

先週から今週にかけての出来事としては、まず岩手県の一ノ関で幼稚園連合会主催の大きな研修大会のイベントで講演&演奏というのがありました。
それと並行して、着手したままずっと仕上がってなかった合唱曲編曲の仕事も、ようやく一応の完成までこぎつけました。「しあわせ運べるように」の作曲者・臼井真先生作のメロディ数百曲から厳選された4曲です。歌詞付きの単旋律を二部合唱に編み、それにピアノ伴奏を足して完成というものですが、日常の少しばかりの空き時間の連続だけではとてもできませんでした。この仕事も一段落して、今日はついに自分の時間ができたと感じたひと時を過ごせました。でもこんなこと何ヶ月ぶりでしょうか。とてもリッチな気分でした。(この喜びはすぐに過ぎ去っていくのでしょうが。)

さて、今年の今後のスケジュールでいろいろ迷ってしまうオファーがいくつかあって、頭の中はそれらをまとめるのに大忙しでした。結局、6月に中国のピアノ・フェスティバル(コンサート&マスタークラス講師)に招待されていた件に関しては、どうしても日程を工面できずお断りしてしまいました。
8月のイタリアのペルージャ音楽祭には予定どおり参加するつもりで、今年参加する大学生たちとそろそろ準備も考えなくてはなりません。今回のセミナーには、日本からの学生がたくさん行くことになったようで、例年とはまた違う雰囲気になるかもしれません。しかもその日本人勢は、偶然にも東京音大のもう一人の教授の先生の門下生たちなのです。ペルージャ音楽祭の教授陣の他の先生との繋がりがあってそうなったようです。世界が狭すぎるなあ、と思いましたが、まあ楽しくなりそうです。ただ、数がかなり増える可能性があるので、向こうで日本人としてますます恥ずかしくない振る舞いをしてこなくてはいけません。(あまり集団で行動しないとか…。)
今年のペルージャ音楽祭は前半と後半に2週間ずつあって、私たちは後半の8月のセッションのみに参加する予定ですが、新たな顔ぶれとしてはパスカル・ロジェ夫妻なども来るようです。

雑記 : 20:01 : comments (x) : trackback (x)
夢みるおもちゃ箱

東京音大付属高校生による企画で、高3と高2の5人で演奏会を独自に企画して頑張っているので紹介します。3月21日(木)13時半~MUSICASA(渋谷区)です。



昨日、プログラムの中のドビュッシーの「ピアノ三重奏曲ト長調」をレッスンしました。この曲はドビュッシーが17~18歳くらいの時の作品でとても爽やかな曲です。実はこの作品、1982年頃に新たに第2~4楽章の自筆譜が見つかって1986年になってヘンレ版で新しい校訂で出版されたため、ずっと昔から知られていた曲ではないのです。ドビュッシーには、意外に若い頃の作品にロマンティックで充実した名曲があります。この曲も掘り出し物の作品の一つと言えるでしょう。メンデルスゾーンやフランク、フォーレの影響を感じさせる作品です。


昨日のレッスン風景(Vn.の野尻君、Celloの坂井君、P.の埴原さんです)

プログラム第1部がソロ、第2部がアンサンブルとなっていて、このドビュッシーのほかにピアソラのリベルタンゴやカプースチンのシンフォニエッタ等も入っています。なかなか意欲的で、高校生企画としてはよく頑張っていると思いますので応援したくなりました。
共演者はほかに小野君(Cl.)、宮堂さん(P.)。
特に中高生で音楽を目指して頑張っているような人たちには、このコンサートはとても良い刺激になると思います。

雑記 : 08:07 : comments (x) : trackback (x)
ちょいだしカプースチン

Facebookを見ていて今知ったのですが、先日コンサートで指揮を振ってくれた曽我大介さんがカプースチンのピアノ協奏曲6番を紹介してくださっているブログのページを発見しました。
こちらです→『カプースチン ピアノ協奏曲6番ガイド』

演奏会当日の朝に書かれたのでしょうか。そして、文章の最後のほうからこのコンチェルトが一部聴けるサイトにリンクしています!音源はリハーサル時の録音です。

現在のところ、この曲は12日の演奏会当日の録画がYoutubeにでもアップされない限りどこでも聴くことができません。

カプースチン : 09:26 : comments (x) : trackback (x)
お疲れ様でした

12日のコンサートは、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
せっかくの大きな演奏会だったのに、当日の打ち上げにも参加できないほど個人的に忙しい日程だったのですが、ようやく今東京に帰ってきました。また明日から地方へ出かけますが…。

とにかくこの演奏会では、出演者自身が感動したというのもおかしな話ですが、未発表のカプースチンのピアノ協奏曲6番を初演できたことや、なによりビッグバンドとのセッションはエキサイティングで楽しかったです。最初はこのコンチェルトが一体どんな曲で、どのように演奏したら良いのか、試行錯誤することから始まっていたわけですが、何度かリハーサルをするうちにだんだんわかってきて、当日初めて全員が揃ったメンバーでしたがワクワクする演奏ができたと思います。指揮者の曽我先生には曲の解釈と練習のウェイトの置き方の妙でとても助けられました。
本番では、最後にアンコールでフィナーレの第3楽章をリピートしたことで、2度目の演奏がさらにノリに乗れたので聴衆の人たちもこの新しい音楽を理解し楽しむことができたようです。狂喜していた人もいたので嬉しかったです。
そして当日、この記念すべきピアノ協奏曲第6番の譜めくりをしてくれたのは、カプースチンから作品を献呈されたpiaNAの松本あすかさんでした。
とにかくこの日はカプースチンを心から敬愛する心の通じあうすごいアーティストたちの集まりでした。






(写真があまり撮れませんでした。Facebookにもいろんな方が投稿してくださっているようなのでそちらもどうぞ。)

この演奏会を運営するにあたって、あの片岡寛晶作曲の素晴らしいマリンバ協奏曲を弾いた岩見さんの企画力と実行力には敬服しました。もちろん演奏にも。これだけ大掛かりな演奏会はそう簡単に行なうことはできないと思いますが、結果的には多くの人の協力を得ることができて演奏会は大成功でした。皆さんに感謝です。本当にありがとうございました。

いろんな人からメールやメッセージを頂きましたが、随時お返事いたします!
とりあえずご報告でした。ありがとうございました!


大学の門下生たちも聴きに集まってくれました。

雑記 : 08:53 : comments (x) : trackback (x)
これだけは本当にお見逃しなく!

いよいよ来週3/12に迫った「煌めきのプレミアムナイト」と銘打ったコンサートは、その名にふさわしい一夜になりそうです。

なんたってこのスペシャルなメンバー!


(今回のビッグバンドのメンバー全員の名前をご紹介したいのですが、今日は省略させていただきます。有名人は顔で判断してください(笑))

それに曲が本当にスゴイです。
今回の演奏会のために委嘱されて出来上がったばかりの片岡寛晶さん作曲の「マリンバ協奏曲」もこれまた当然初演となりますが、この曲は今回のカプースチンのピアノ協奏曲第6番のビッグバンドオーケストラのメンバーに合わせた編成で作曲されたものです。ドラムセットを使用するマリンバ協奏曲なんてどのくらい存在するのでしょうか。とにかく素晴らしい! 明らかにカプースチンとのカップリングを意識して作曲された、というよりカプースチンの音楽の影響を当然受けているのでしょう。
それにしても岩見玲奈さんのマリンバもさすがというか、もうこれ本当に皆に聴いてほしいです!

カプースチンの6番の協奏曲も、こんな新しい音楽がもう今から20年も前に作曲されていたなんて!と驚きです。本当にこの作曲家の凄さを思い知らされます。いやもう本当に皆に聴いてほしい。音楽に新しい魅力が満ち溢れています。ピアノ音楽(協奏曲)にまだこんなにも可能性が残されていたのか、と感激してしまいます。3楽章のある部分は、すでに病みつきになっています。(笑)
そして今回の演奏会のプログラムには、打楽器と2台のピアノで演奏されるルトスワフスキのパガニーニ変奏曲とカプースチンの作品104も入っているのだから、盛りだくさんと言っても過言ではないでしょう。

それにしても、6番のコンチェルトは作曲家自筆のスコアからすべての音をパート譜に起こす作業も大変だったと思いますが、その楽譜だけを共有したメンバーが初めて一堂に会し、指揮者がタクトを下ろすだけでこんな新曲(難曲)の演奏が可能だなんて、自分もその一員でありながらあらためて感動します。楽譜の偉大さというか、音楽家の偉大さというか、あらためて音楽をやっていて本当に良かったと思える瞬間を体験しました。

もう書きたいことが山ほどありますが、この辺でやめておきます。
一人で盛り上がっていますが、まだリハーサルをやっただけです。本当の感動は本番の日までとっておきたいと思います。


右から作曲家の片岡さん、指揮者の曽我さん、マリンバの岩見さん、そして私です

カプースチン : 20:13 : comments (x) : trackback (x)
いよいよ初合わせ!

3/12の紀尾井ホールの本番がだんだん近づいてきましたが、気分もカプースチンのコンチェルトに向き始めてきたところです。

大学は入試も終わり、現在は定期実技試験の真っ最中で、私もピアノ科の審査に入っていますが朝から夕方遅くまでずっと続きます。ピアノ科は丸4日間にわたってやりますが、明日が3日目になります。そして明日の試験が終わったあと、カプースチンの協奏曲6番のオケとの初合わせが入っています。場所が東京音大なので、試験終了後でもそのまま夜までぶっ続けで仕事(リハーサル)ができるわけです。有難いことです。

今回はカプースチンのOp.104の打楽器と2台ピアノのための作品が日本初演(ピアノは森、石井)、そして私がソロを弾くピアノ協奏曲第6番が世界初演となります。
一口に初演といっても、それは大変なものです。多くの人の協力がなければ実現しません。難解な新曲が演奏できる力量を持ったオケのメンバーを集めることもそうですし、今回のようなカプースチンの珍しい作品を演奏するためには、大量の打楽器の調達も必要です。合わせをするためにも、毎回ドラムセットやテインパニ4台など大型楽器を含む多くの楽器をその都度移動しなければなりません。もちろん本番のためには往復のトラックが要ります。スタッフも大量に必要です。また、今回はいろんな面で大学の協力もなければ実現不可能だったと思います。まだ演奏会は終わっていませんが、本当に多くの人に感謝しているところです。

3/12のコンサートはこちら(指揮者の曽我大介さんのHPのようです)でも宣伝してくれています!↓ありがとうございます!
http://www.soga.jp/_Premium/

よほどの強い気持ちとカプースチンへの思い入れがあるアーティストたちが奇跡的に集まらなければ、今回のような大掛かりな演奏会は企画することさえ困難だったと思います。私がこれまでに行なってきたコンサート活動でも、こういう演奏会はそう頻繁に実現できたわけではありません。カプースチンのソロ曲や室内楽の初演は私自身も多く行なってきましたが、協奏曲や打楽器を含む大型編成の作品を披露する機会は滅多にありません。ひょっとしたらこれで最後かもしれません。そういうわけで、今回はかなり力を入れて演奏者一同準備を進めています。

明日はオケのメンバーとも初顔合わせです。もちろん6番コンチェルト初合わせです。みんなプロだから、もちろんこんな新曲でも平気で一発で曲にしてしまうと思います。ただ、やはり初演なので、スコアには音の書き間違い(作曲者による)がけっこうあったりして注意は必要です。できるだけ正確な演奏を実現するために、指揮者やソリストには注意深いスコアリーディーングが必要です。
しかしとにかくスゴイ曲です!どうか一人でも多くの音楽ファンに聴いてもらいたいです!

カプースチン : 10:01 : comments (x) : trackback (x)
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