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岡山へ日帰り

昨日は岡山県の鏡野町というところで、講演のために東京から飛行機で往復の日帰りで行ってきました。





会場の様子が撮れなくて残念。

学校の先生方による組織主催のイベントで、「子供の才能の見つけ方、伸ばし方」という演題で講演をしてきました。最近は、このような場でグランドピアノもちゃんと用意してくださることもあり、昨日も講演と演奏をさせていただきました。終了後はたくさんの人とふれあうことができました。

岡山空港から往復とも車で送っていただいたのですが、片道1時間半はかかる場所で、よく知っている名前としては美作や津山あたりが近く、その地域を含めて400~500人も集まってくださいました。会場は、鏡野中学校の講堂ということでしたが、けっこう立派な講堂でした。

一日で行って帰ってきたのでなんだか夢だったような感じで、遠かったと言えば遠い場所でしたが、それでも東京から日帰りが可能というのもすごいですね。というか、私の時間に余裕があれば、普通は当然1泊くらいはしてくる距離なのだとは思いますが。もし飛行機到着が30分でも遅れたらどうにもならないようなスケジューリングでした。無事に終えてくることができて良かったです。

早朝に家を出て夜遅くに帰ってきましたが、考えてみたら本番のステージ上にいた90分間以外はほとんど一日ずっと乗り物に乗っていたような気がします…。



これは地元のお菓子屋さんからのお土産を頂いたのですが、とても美味しかった!!
このお店はなんとB’zの稲葉さんのお兄さんが店主をしておられるお店だそうです。

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コンクール×講座×コンサート

今夏のピティナのコンクールも終了したようですが、さっそく特級のグランプリ(第1位)が浦山瑠衣さんだという情報だけはいち早く入ってきました。浦山さんはアメリカの音楽院で勉強している人です。マイケル・レヴィンの生徒で、なんと昨年のペルージャ音楽祭に参加したのでよく知っているのです。そして、これは個人的な話ですが、私と同郷(旭川)出身だということも分かってよく話をしたのでした。何か面白い縁を感じます。それにしても、今年は私の周りではペルージャつながりの話題が多いですね。

さて昨日は名古屋での公開講座をやってまいりました。
ここ数年は公開レッスンも取り入れているのですが、昨日は二人に演奏をしていただきました。進藤実優ちゃん(バッハ=シンフォニア8番と、ベートーヴェン=ソナタ2番の4楽章)と、渡辺光さん(カプースチン=8つのエチュードより1、2、8番)です。



お二人とも初めてお会いしました。講座の中でのモデル演奏という位置づけなので、1対1のレッスンのようにはできなかったので申し訳なかったですが、演奏はお二人とも申し分なく、公開講座を盛り上げていただきました。また、温かくて熱心な聴衆の皆様もいつもありがとうございます。

昨日は講座のあと急いで東京に帰って、夕方19時から東京オペラシティーで行われたコンサートに駆けつけました。最近あまり会うことが少なくなってきた辻井伸行君が出演するコンサートがあったからです。


楽屋にて

昨日のコンサートは、彼のほかに加古隆さんと、連弾で最近話題の兄弟デュオ=レ・フレールとの共演企画で、それぞれのコンポーザー・ピアニストたちの3つのステージを聴く、という珍しい企画でした。東京は5公演あってまだまだ続くようです。
情報はこちら→http://avex.jp/thepianist2013/index.html

それぞれの演奏家が個性的なステージを繰り広げていてとても面白かったです。
私はレ・フレールも初めて聴いたのですが、ブギウギは激しくてテンポもノリノリで凄かったです。会場も沸いていました。二人のスタイルは、これまでにあまりなかったタイプの演奏家かもしれませんね。感動しました。

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ペトルシャンスキー教授と会う/カワイ名古屋で公開講座

昨夜、この10日間ほどピティナのコンクール審査や公開レッスンのためにちょうど来日しているボリス・ペトルシャンスキー教授に会いに行ってきました。

特にコンクールや生徒の関係ではなく、実はカプースチンから頼まれたお使い(?)で彼の滞在する都内のホテルまで会いに行ってきたのですが、個人的にペトルシャンスキー氏と話すのは初めてでした。話に花が咲いて面白かったです。なんという縁か、彼は今年のペルージャ音楽祭にも2日間ほどレッスンで来ていたのです。このことをIlana Veredからあとで聞いていたのですが、彼のほうは7月のセッションの日程だったのでお互い何も知りませんでした。(笑)

実はカプースチンがこの夏、ある国際コンクールのために新曲のピアノソロ曲を2曲書いたのですが、相変わらずカプースチンは自分の曲に付けるふさわしいタイトルが見つからず、友人でもあるペトルシャンスキーにも相談してきたということで、その話が笑えました。1曲はタイトルが無事に決まったそうで、ここに書いて良いのかどうかわかりませんが、なんでも「Nobody is perfect」というタイトルで、これはマリリン・モンロー主演のある映画の最後の有名なセリフから取ったということですが、その映画(『お熱いのがお好き』?)の内容まで熱く語ってその曲との関連を説明するペトルシャンスキーさんを私は気に入ってしまいました。

彼はイモラ国際音楽アカデミーで教えている名教授で、日本人の優秀な生徒さんも何人も育てています。普段はイタリアに、でも夏のダーチャはカプースチンのダーチャととても近い場所にあるそうで、カプースチンとも繋がりがあるようですね。

さて今日は私はこれから名古屋へ行きます。
明日8/21(水)、カワイ名古屋ショップのホール(ブーレ)にて公開講座があります。

詳細はこちら→http://shop.kawai.co.jp/nagoya/lecture/kawakami.html

明日の講座は公開レッスン形式ということで、バッハとベートーヴェンとそしてカプースチンを弾いてくれる生徒さんが登場するということをすでに聞いています。
バロックと古典派を中心にした内容のピアノの講座にしようと思っていたのですが、最終的にどんな内容になるかはお楽しみ(自分でも分からない)といった感じです。

それでは名古屋でお会いしましょう。

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Antonio Pompa Baldiのこと

何度かブログに書きましたが、今回ペルージャで知りあったAntonio Pompa Baldiというピアニストのことを書きます。

今日がペルージャ音楽祭も最終日となるようですが、彼は昨夜、2回目のリサイタルを無事に終えたようです。昨日のプログラムは、ショパンのソナタ第2番、リストのバラード第2番、ブラームスのパガニーニ変奏曲第1巻&第2巻だったそうです。実は、8/4のリサイタルがあまりにも絶賛を博したので、是非アンコールをということで、突然の要請でもう一度リサイタルを行うことになったのです。彼はつい1週間ほど前に「同じプログラムではやりたくないから何を弾こうかな…」と言っていたほどです。ペルージャで2回もリサイタルをやる予定はなかったので楽譜も持ち合わせていなかったようで、「頭の中にあるものしか弾けないし…」という状況だったようですが、それでこのプログラムを弾ききったそうです。

ちなみに、彼の1回目のリサイタル(8/4)のプログラムは次のようなものでした。

★リャプノフ エチュード Op.11 No.12「フランツ・リストの追悼の悲歌」
★ショパン 12のエチュード Op.10(リストに献呈)
★リスト 婚礼(「巡礼の年第2年」より)
★リスト=ヴェルディ エルナーニ・パラフレーズ
★ロベルト・ピアナ 「リストを読んで」

見れば分かるとおり、作曲家リストにちなんだプログラムです。とてもよく考えて準備された曲目で、なかなか気が利いています。

リャプノフの「12の超絶技巧練習曲 Op.11」そのものがリストへのオマージュとも言える作品ですが、最後の第12番にはリストの名が入っています。また、ショパンのOp.10のエチュード全曲を弾きましたが、これも考えてみればリストに献呈された作品です。
最後のRoberto Piana作曲の「Après une lecture de Liszt」という曲(タイトルはもちろん「Après une lecture de Dante」(『ダンテを読んで』)のもじりと想像される)は、私もこの日実演を聴けたのですが、リストのさまざまな有名なピアノ作品からの引用が曲中にあり、大変技巧的で優れた作品でした。はっきり言ってこの曲に圧倒されました。どうやら、この曲はイタリアの現代作曲家(=ピアニスト)Roberto Pianaの最新の作品のようで、こんな曲をレパートリーに持っているのだから「面白いピアニストだな」とまず惹かれました。

アントニオ・ポンパバルディさんはイタリア生まれで、現在はクリーヴランド音楽院で教えています。彼はクリーヴランド国際コンクールで優勝したり、ヴァン・クライバーン・コンクールやロン=ティボー・コンクールでも上位入賞しているすごい実績を持っているピアニストです。今後の活躍がとても期待されます。私の生徒たちにも大変人気がありました。

彼はこの夏、このシーズン中から、さっそく来年度のレパートリーをさらい始めると言っていました。夏は毎年7月から9月までほぼ3ヶ月間の休みがあるから、ピアニストはこの時期に自分のレパートリーを広げるのです。何という長い夏休みでしょうか!ピアニストの理想的なライフスタイルですよね。アメリカ在住のピアニストたちはうらやましいです。日本ではそんなこと望むべくもありませんが、でも少し真似してみたくはなりました。私の感覚だと、「もし3日間丸々休みがあったらどんなに裕福な気持ちになれるだろう」というような、これまではせせこましい人生だったので、そろそろ本格的に自分のライフスタイルを改造しなければいけないかな、と、まあいつもヨーロッパへ行くたびにそう思って帰ってくるわけですが、どうなるやらわかりません。

それでも、いろんな人に出会えるのは本当に素晴らしいなと思います。
大学生たちにとっても、このヨーロッパでの数々の経験は、日本にいるとあまり経験できない類ものだったのではないかと思います。
ぜひ皆に国際的な舞台で活躍していってほしいと願っています。



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ペルージャ音楽祭2013より(4)

今回のペルージャ音楽祭は、前期と後期で約1ヶ月間続いていますが、私たちが参加した後期(8月~)だけ見ても、ピアノの教授陣は16人ほど来ています。これらの著名なピアニストたちから毎日あるいは一日おきに参加者たちはレッスンを受けています。

一昨日までのブログで少し紹介したピアニスト以外には、例えばボルチモアのピーボディ音楽院で教えているBoris Slutskyさん。
彼とは初対面でした。ピーボディ音楽院はレオン・フライシャーが教えている音楽院で、入学するのが難しいことでも有名です。

また、会うのはもう3回目ですが、シアトルから来ているSasha Starcevichさん。
彼はペルージャ音楽祭を内側から支えている人でもありますが、いつも天才少年や天才少女をたくさんペルージャに連れてきます。また、自らもかなり弾けるピアニストです。人間的にも魅力があり、先日のリサイタルでも多くのファンから支持されていることがわかります。

それから、イスラエルからのMichal Tal女史。
彼女はとても社交的でいつも気さくに喋りかけてきます。良いレッスンをするし、演奏においてもしっかりと独自の音楽的表現を確立しています。

あと、今回会うのが2回目になる中国人のCheng Feng Hsiehさん。
彼は見かけは普通に見えるのですが、とても人懐っこい感じがあって、アジア人には珍しいほどいつも機嫌よく西洋的な振る舞いをするので面白いです。演奏もかなり確固としたものを持っています。

また、ロシア人のAlexey Sokolov氏。
彼ともペルージャで会うのは3回目になります。彼はロシア人とももちろん繋がりがありますが、中国に住んで天津音楽院で教えているので生徒はほぼ中国人です。

今回の生徒には、かなり東洋人系・アジア人系の割合が多かった気がします。
それにしても、先日書いたPompa Baldiさんなどどうやって知り合ったのか、Ilana Vered女史に訊いても、「彼は自分から来たのよ」というくらいだし、ペルージャ音楽祭もずいぶん大規模になって世界的に知られてきたようです。

ペルージャ音楽祭の模様はこちらFacebookのページ→【Music Fest Perugia】でも毎日更新されているようですので是非ご覧ください。

実は私は仕事の関係でもう日本に帰国したので、音楽祭の最後の数日間だけ参加するらしいパスカル・ロジェ夫妻などには会えずじまいでした。
門下生たちはまだペルージャの開放的で充実した毎日を満喫していると思います。



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ペルージャ音楽祭にて(3)

昨日の私の18時からのコンサートは、巨匠エドワルド・デルガード氏とのジョイントリサイタルになりました。



私が最初に40分ほど弾いたあと、彼がアルベニスからの3曲とアンコールを2曲弾いて演奏会を閉じました。場所はすでにお気に入りのSala dei Notari。この会場では、引き続いて21時からは生徒たちが弾くコンチェルトの演奏会がありました。門下生も一人無事に弾き終えました。

ちなみに、私は昨日リサイタルでフォーレのヴァイオリン・ソナタをヴァイオリニストと共演しました。それに加えてメトネルとカプースチンのソロを1曲ずつ。


共演したMin Jung KimとPil Kyun Paul Kim夫妻と一緒に

昨日は、カプースチンを弾いたあと、楽屋にいろんな人が祝福しに来てくださりいろんな情報が集まりました。
教授陣の仲間たちでは、まずSteven Spooner氏(カンザス大学)は、自分のかつてのロシア人の先生がなんとカプースチンが昔ついていたゴリデンヴェイゼルのアシスタントで、カプースチンのことを小さい頃からよく知っていたということを知りました。そんなわけでSpooner氏は作曲家カプースチンについて知っていました。
また、Marina Lomazovさん(サウスカロライナ大学)は、やはりカプースチンを知っていて、自分も「変奏曲」などいくつか弾いたこともあるそうで、彼女の生徒の一人が今カプースチンのエチュードの作品を中心にした(?)博士論文を書いている(一昨日のブログで書きましたが)ということです。楽譜は手に入りにくいと嘆いてはいました。
また、Antonio Pompa Baldi氏(クリーヴランド音楽院)は先日のリサイタルで絶賛を集めていたので、とても興味を持って私もいろいろ話をしたりしていたのですが、あまりにも話題が多くてカプースチンの話などせずに「この人は凄いピアニストだな」と思っていたのですが、なんと私がカプースチンを弾いたあと、彼もカプースチンもよく知っていて、もちろん「トッカティーナ」などいくつか弾いたこともあるというのでした。これには私が連れてきた大学生たちも驚き、さっそく彼にカプースチンのレッスンを受けようと張り切り始めました。

上の3人はみんな今回初めて知り合った人です。偶然にも3人ともアメリカから来たピアニストでした。
こんなこともあったので、私が昨日カプースチンの新しい曲(私に献呈された2009年作のピアノソロ曲Op.137)を、たとえ小曲とはいえ世界初演したことは決して無意味なことではなかったのかもしれません。
そんなわけで、昨日は思わぬ収穫がたくさんありました。

演奏会がすべて終わるともう0時頃でしたが、そのあと皆で元気にアイスを食べに行きました(笑)。暑いイタリアではアイスが欠かせません。



雑記 : 08:13 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭2013にて(2)

今回のイタリア滞在ではWi-Fi環境が以前よりも良いので本当に助かります。

私が1日目に受け持ったマスタークラス(公開レッスン)では、5人のうちアメリカで勉強している子が半数以上で一人が日本人(偶然にも何度か日本でレッスンをしたことがあったので知っていた子)。この日は8割以上がロシアもののレパートリーで占められていたのは面白かったです。マスタークラスでは、レッスンを聴く聴衆がたくさんいるので、日本人の生徒だからと言って日本語でレッスンをするわけにはいきません。礼儀としてやはりそれだけはしたくない。だから、少し不思議な感じはしますが、日本人に対しても(それもよく知っている子であっても)英語でレッスンすることになります。あとで、その子本人(高校生)に訊くと「ちょっとシュールな感じがした」(笑)と言っていました。

2日目のマスタークラスにおいてもそれは同様で、日本の東京音大生(ただし武田先生門下の生徒さん)が2人も私のレッスンに当たってしまったのですが、やはりすべて英語でレッスンをすることになりました。ワケわからなかったかもしれませんね。ただし、この日は面白いことに5人ともアジア系の生徒さんでした。

プライベートレッスンでは、昨日私のところにイスラエルからの14歳の女の子も来ましたが、バッハを弾いていて普通にレッスンを始めたのですが、なんだか様子がおかしい。実は英語はわからないというのです。両親はロシア人だからロシア語はわかると言います。イスラエル人だから自国で話しているのは当然ヘブライ語です。私がどちらを選ぶかといえば、ロシア語しかないので、自分の最近ダメダメな状態になっていたロシア語を引っ張り出してレッスンしました。単語がすぐに出てこなくて死にそうでしたが、英語がまったくわかってもらえないよりはきっと良かったでしょう。イスラエル人には、もちろん十代の子でも英語がペラペラな人もいます。

そんな訳で、いろんなバックグラウンドを持った人たちが世界から集まっているのですが、考えてみると、こういうシチュエーションは音楽の世界では普通なのですが、意外に珍しいことなのかもしれないと思いました。音楽は世界共通だから、そこには何の垣根もないわけで、それだからこそ、普通にしていたら巡り合えないような人たちとたくさん会うことができます。来るたびに「世界は広いな~」と日本の大学生たちも息をついています。
私が連れてきた門下生たちは、外国人とたくさん友だちになろうとして頑張って交流しているようです。ただしまだあまり深い話はしていないようですが。(笑)

書きたいことが山のようにありますが、今日は自分の演奏会の本番もあるのでこの辺にしておきましょう。カプースチンを1曲弾こうかと思っているこの日に、ロシアのカプースチン本人からメールが来たりして嬉しい気持ちになりました。

もう1つだけ。
ついさっき練習をしてからホテルに帰ろうと思ったら、一度レッスンをしたアメリカの学生が話しかけてきて、なんと「実は私、今カプースチンに関する博士論文を書いているんです」と言うのです。「え~、あなたも?!」という感じで、思わぬビックリがいろいろあるものです。すでに英語で書かれた論文は2つ存在するのは知っているけど、ほかにカプースチンに関する資料は存在するのか知りたいということでした。Masahiro Kawakamiなら知っているのではないかと思って、いろいろ訊いてきたわけですね。これで今年カプースチンの論文を書いているという人を私は世界に3人発見したことになります(笑)。彼女は、先日のレッスンの時にはスクリャービンを弾いていたのですが、その日はカプースチンどころではなかったのでいつか私に話そうと思っていたようです。熱心な人がいろんなところにいるものですね。今回、私は早めにイタリアを発つ予定なので、今日偶然に音楽学校の廊下でまた会えて本当に良かったです。


右奥に見えるのが音楽学校(レッスン&練習場所)です

雑記 : 18:35 : comments (x) : trackback (x)
ペルージャ音楽祭より

この音楽祭に参加するのは3回目になりますが、やはりヨーロッパでのこのような音楽三昧の日々を過ごすのは良いものですね。

例えば昨日一日の自分を振り返ってみると、まず朝は予約しておいた部屋で自分のための練習を1時間。そのあと、10時から始まるオーケストラとのコンチェルトのリハーサルに立ちあうため、会場へ移動。日本から来た自分の生徒や東京音大生たちがコンチェルトのソロを弾くので、このリハーサルに立ち会うことが重要です。というのは、コンサート本番前のリハーサルは基本的に1回のみです。昨日リハをやった人は今日がもう本番というわけなのです。






街のレストランでゆっくり美味しいイタリア料理を食べて、午後は少し休んで3時からマスタークラス(公開レッスン)。昨日は、アメリカから来た生徒さんやイスラエルからの生徒、そして日本の子など5人をレッスンしました。世界のいろんな国から若い音楽家が集まってきています。どんな人と会うか毎回ワクワクします。一昨日は南アフリカから来たという生徒さん、台湾から来た子、アメリカのプリンストン大学の卒業生などいろんな生徒を教えました。こんな風に、生まれ育った環境や経験したことの違う人たちが一同に集まって、そしてみんな真剣にピアノをやっているわけです。なんとも感動的というか、ある種の嬉しさを感じます。音楽をやっているってこんなに素晴らしいことだったのか!とあらためて感動してしまいます。

マスタークラスの仕事を終えたあと、今度は夕方6時から始まったばかりのAntonio Pompa Baldi氏のリサイタルを聴きに行きます。彼は教授陣の一人で、この音楽祭への参加は今回初めてです。会場は屋外のステージ。少し遅れて到着したのだけれども、もうお客さんは一杯でした。そして、その演奏が素晴らしく、1時間以上も一人で演奏していましたが、とにかくすごい演奏だったと学生たちも感動していました。プログラムは、リストという作曲家をテーマにしてさまざまなリストに関係する珍しい作品を含め効果的に並べたものでした。

それが終わって、今日は夕食を15分ほどで食べてから、今度は自分の演奏会のために韓国人のヴァイオリニストとコラボをやるためにホテルに戻ってきて、そこでリハーサルを1時間やって夜の9時。そして、急いで夜のピアノ協奏曲の演奏会に向かいました。今日は自分の生徒が2人もソロを弾くので駆けつけましたが、二人ともこの音楽祭にはすでに参加経験があったので、昨晩は少し余裕を持って立派に演奏していたと思います。


今日の夜の演奏会の模様

夜の11時にコンサートも終わり、人々は感動を伝え合ったりしていました。演奏者たちと聴衆の交わりも大切なものです。
そのようにして、昨日も充実した音楽の一日が終わったというわけです。

そして今朝はまた朝6時に快適に起床(現在まだ朝の7時)したところで、またワクワクする一日を過ごすことになりそうです。

雑記 : 14:00 : comments (x) : trackback (x)
イタリアに着きました

今年も音楽祭のためイタリアのペルージャへ来ました。
長いフライトでした。
ヨーロッパに無事に時間どおりに来るだけでも大変で、別行動でローマに到着した大学生たち一行は、香港での乗り換えの時に飛行機が遅れたのです(病人が出たため?)。2時間近くも遅れて離陸したとのことで、余裕を持ってローマ到着となるはずが、到着ロビーから出てくるやいなや、重いトランクを転がしてバス停に全速力で走ってなんとか朝9:00発のペルージャ行きに乗れた!というハプニングがありました。私たちは一晩先に着いていたので到着を待ち構えていたのですが、このようなハプニングの時には携帯のSMSメールがとても功を奏しました。海外ではこれすごく使えますね。

とにかくペルージャに無事に着いてチェックイン。
いきなり初日から今日着いたというジョン・ペリー氏によるマスタークラスがあり、同じく昨日着いた東京音大の武田先生一行のお弟子さんがさっそくその公開レッスンで弾くなど、時差ボケなど言っていられないスケジュールで音楽祭は始まりました。

とは言っても、今回のマスタークラス&コンサートたくさんのペルージャ音楽祭は7月後半から始まっており、我が日本勢が参加する8月は後半のセッションということになります。



街を歩くと、中国人の一行と思われる旅行集団(イタリア人もいたような気がする?)がお祭りのようなことをやっており、街は活気を見せていました。





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