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旭川では充実した時間を過ごしました


先週末のカプースチン・コンサートでは大変多くの人たちにお世話になりました。
演奏会は無事に終わり、聴衆の皆さんにはバラエティに富んだプログラムを楽しんでいただけたようでホッとしています。出演してくださった佐藤淳一さん、溝田令さん、岩見沢から参加してくださったサックスの学生さんたち、本当にありがとうございました。

左から佐藤淳一さん(Sax.)、私、溝田令さん(Vn.)

カプースチンの「サックス協奏曲」と「ヴァイオリン・ソナタ」は、初めて聴かれたという方も多かったのではないでしょうか。生演奏ではなかなか聴くチャンスのない曲ではあると思いますし、また学生さんたちを交えた佐藤先生とのサックスカルテットもさすがの演奏でした。ピアノ曲『8つの演奏会用エチュード』の魅力が違った面から皆さんに伝わったことと思います。これもおそらく滅多に聴けない機会だったかもしれません。いや、今回のプログラムはすべて初めて聴かれたという方もいらっしゃったかと思います。

終演後にはCD即売サイン会で温かい聴衆たちとの交流もあり、私個人としては多くの知人や旧友との再会などもあり有意義な機会となりました。旭川の人たち特有の温かさをあらためて感じた気がしました。

書きたいことがたくさんありますが、コンサートの翌日から続けて2日間は現地でマスタークラスを行ない、複数の先生方の教室やお宅を借りてレッスンをさせていただきましたが、これがとても楽しかったです。地元のピアノの先生方からたくさんお話を聞くことができ、彼らの音楽に向かうそれぞれのライフスタイルや環境について、またこの北海道ではなんと自然に囲まれて清々しい空気にも恵まれ、ある意味で音楽を勉強するには理想的な環境を作ることができるのではないかと思いました。ホールや演奏会場などの環境は都会のほうが優れている部分もあるかもしれませんが、音楽に芯から浸ったりこだわりの練習環境を作ったり、あるいは集中したりリラックスしたり自由に自分のペースで音楽に囲まれた環境を作ることができるのはうらやましいくらいでした。

さて私は昨夜ようやく東京に戻ってきて、すぐに締め切りの迫った大量の原稿執筆に取り掛かりたいと思います。今日からは作家みたいにしばらく書斎に籠ります。アクティブに働ける余裕ができるまでもうしばらく時間をください。

今回はコンサート直前から体力的にはバテバテでしたが、少し長めの旭川滞在はとても充実した時間となりました。お世話になった皆さまにはとても感謝しています。

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