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ベヒシュタイン東京でカプースチンのマスタークラス無事に終了!


昨日は日比谷にあるベヒシュタイン・セントラム東京のホールで企画されていた第1回目の私のマスタークラスのイベントがありました。ほぼカプースチンの楽曲ばかりというプログラムで6名の方が受講してくださいました。(厳密には事前に仕事上の理由で1名がキャンセルされていて、お一人が2枠を受講してくださいました。)

平日にもかかわらず、カプースチンを演奏される方々がこれだけ集まり、そして熱心な多くの聴講者の方々も交えて朝10:30から18:00頃までホールは熱い熱気に包まれていました。(私だけが暑かったのかもしれませんが。(笑))

今回のマスタークラスでは特に指定したわけではなかったものの、すべての人がカプースチンの作品を1曲は選曲してくれており、しかも全体としてそれぞれ異なる時期に作曲された作品で彩られたバラエティに富む素晴らしいプログラムでした。カプースチン好きの人にとってはものすごく充実した内容だったのではないかと推察します。カプースチン作品以外には、バッハとワイセンベルクの作品もありました。(特にワイセンベルクのシャンソンの編曲作品はピアニストのアムランがCD録音した作品で、しかも入念に編集されたその曲の楽譜が日本で一番最初に出版が実現したというレアな部類の作品ではあり、そういう意味でもカプースチンとの関係性を感じました。)

とにかく、受講生たちは皆さんおそらくカプースチンを心から愛していて、昨日のプログラムはお互いに示し合わせたわけではないのに一日のイベントとして最高のコンテンツになるような連係プレーが行われたのではないかとさえ感じました。それほどカプースチンを取り巻く人たちの意識が上がっているとも思われますし、実際昨日は本当に皆さんが素晴らしい演奏をされていました。私は指導をさせていただく立場ではあっても本当に心から音楽を一緒に楽しめて、多くの新しい発見もあり、またカプースチンを題材としてさまざまな双方向のやり取りができたことで大きな刺激も受けました。もう昨日はマスタークラスという枠組みを超えて、カプースチンの何か世界的なコンファレンスのような(笑)そんな集まりでもあったのではないかと思いました。

とにかく昨日は、カプースチンが生み出した音楽がこれほど多くの人たちに影響を与えていて、しかもまだまだ知られざる領域にあるものも多い(作品数だけで161もあるのです!)という、この作曲家の計り知れない偉大さが感じられた一日ともなったのではないかと思います。本当に充実した時間でしたし、演奏した人も聴きに来られた人も皆さんがとても楽しそうでした。

ベヒシュタインの最高のピアノをステージに2台並べていただいて、あのような良い響きの中でカプースチンを中心としたマスタークラスをさせていただけたのは貴重でありがたい体験でした。ベヒシュタインのスタッフさんも、素晴らしい受講生の方々と聴講生の方々に恵まれたと仰られていました。皆さんが喜んでくださったことがとても嬉しかったです。

ここからの発展の形としてぜひまた何か企画していただけたら嬉しいな、と思っております。
そしてカプースチンをこれまで少しでも弾いてきた方は、ぜひこれからもどんどん新しい作品や未知の作品に挑戦してほしいです!

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