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カプースチン「マンテカ・パラフレーズ」発売!

最近、ブログの調子が悪くて、アクセスが一時に集中するたびにアクセスカウンタが勝手にリセットされることがあるらしく、手を焼いていました。今後もまた起こるかもしれませんが。
それから、それが関係したのかどうかわかりませんが、なぜかブログに記事の新規投稿や画像アップなどすべてできない状態になってしまって困っていました。今日はずっと格闘していましたが、やっと復旧したようです。ブログの管理は本当に大変ですね[:あうっ:]

さて、長らくお待たせしていたカプースチンの2台のピアノのための作品、「ディジー・ガレスピーの『マンテカ』によるパラフレーズ」Op.129の楽譜が、本日プリズムから出版されました!明日あたりにはそろそろ店頭にも並ぶでしょうか。

この作品は2006年に作曲されたばかりのまだ新しい曲です。
演奏はこちら→http://www.youtube.com/watch?v=sH3yTG8sQFc
(曲の途中まででカットされていて本当に申し訳ありません。)

この映像がYouTubeにアップされてから、世界中から楽譜の出版を望む声が寄せられていました。直接私のところにも、外国でピアノデュオ協会を運営している人とか海外のピアニストなどから何件も楽譜の入手を求める問い合わせがあって対応に困るほどでした。今回出版が実現して本当に良かったです。

この度の楽譜出版の編集にはまた私が携わりましたが、作曲者本人の解説と運指、そして今回は、ジャズピアニストの坂元輝さんからの解説の寄稿も入り、さらに2台の奏者用に楽譜が2部入っているというなかなかの豪華版(自分で言うのもなんですが)です。出版物としても充実した良いものができたと自負しています。手に取って見ていただければわかりますが、楽譜としては珍しい装丁となっていて、出版社さんにとっても満足のいく作品となったことでしょう。

演奏すれば5分に満たないほどの曲ですが、曲は最後まで隙がなく中身の濃い作品です。もっとも、カプースチンの作品はすべてがそうだと言ってもいいくらいではありますけれども。
ピアノアンサンブルのレパートリーは、楽譜出版の分野ではかなり少ないと言われているので、そういった意味でも貴重な曲が出版できたと思います。たくさんの人に演奏してもらえると嬉しいです。これに続いて、次はシンフォニエッタOp.49の楽譜などが待たれています。名曲はまだまだ続きます。

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