ここは3年ほど前に浜松から移転して、ピアノの選定室もこちらに移ってまだ1年くらいとのことです。ここへ来るのは初めてでした。
音響をよく考えて設計されたという大きなホールでピアノを数台選定しました。


スタッフ10人ほどが見守る中、延々と無限とも思えるほどの時間を弾きまくりました。とても楽しかった。建物が綺麗で響きも良くて本当に気分が良かったです。
終わってから、ここにはリヒテルルームというのがあって案内してくれました。
リヒテルが弾いたというピアノが2台置いてありました。

一つはちょうど1000000番という品番のピアノです。
もう一方にはリヒテルのサインがあるピアノ。
譜面台は、彼のために特別に設計されたもので、楽譜を置いても自分に音が返ってくるように作られたものです。でも逆にデザイン性があって高価に見えますね。
ちょっと弾いてみましたが、鍵盤はどちらのピアノもすごく重かった。
余談ですが、カプースチンは「私はタッチの重い鍵盤では弾けない」と言った時に、「誰でもそうだと思うけど…」と私は思っていましたが、実はけっこう珍しいことなのかもしれません。ロシア人でも軽いタッチの鍵盤を好む人と、重くてもなんともないというか、手の力が強すぎてこれくらいでちょうど良いというピアニストもいるのでしょうね。