5日間の講習会も無事に終わり、その後のコンクール審査も少々ハードでしたが無事にすべてのスケジュールを終了しました。

私自身にとってはちょっと忙しすぎて、疲れが出てしまいました。
でも外国からの学生さんを教えるのはやっぱり好きです。ちゃんと反応があるので。(笑)
もちろん日本人の学生でも反応がある人もいますが、レスポンスがほとんどないと言って良い人もいることはいますので。(笑)
学生たちによる演奏会ではある種の感動がありました。
それは、こういう場ではやはり短期間で信じられないほどすごく上手くなってしまう人がいるからです。
そういう体験は日本にいるとなかなかないことかもしれません。
そして、忙しい日程も終わり、いよいよ今日は一緒に来た学生たちと日本行きの飛行機に乗る予定でしたが、現在まだ政府から要請されている出国72時間以内のPCR検査を受けた結果、まさかの陽性判定でした。学生の中にも陽性を受けた人がもう一人いて、二人は日本に帰れなくなってしまいました。
私の数値などはCT値が35.902とのことですが、35~40あたりは諸外国ではほぼ陰性の扱いをされており感染力もないと言われている微妙な数字なのです。でも日本の基準は厳しいので「擬陽性」レベルでも引っかかってしまいます。なので私はいたって元気なのですが、40以上の数値が出なければ「陰性証明」をもらえません(;_:)
このようなリスクは考慮してはいたものの、これが自分に降りかかって来るとはショックではあります。ほぼ無症状の人にこんな行動制限がかかってしまうのです。早く日本に帰って次の演奏会本番やイベントの準備をしたいのですが、現時点でいつ日本に帰れるのかまったくわかりません。ウィーンに置き去りとなってしまいました…。
一体この先どうなるのか…。また近々更新したいと思います。

