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カプースチン祭り2025予告【第2部出演者編】

カプースチン祭りが2週間後に迫りました。
今回の第2部「レクチャー&演奏」のステージでご一緒する植松洋史さんをが打合せに来てくださいました。

植松洋史さん

彼のことを詳しく知らない人もいらっしゃるので、あらためて紹介しておきたいと思います。
実は2000年前後にマルク=アンドレ・アムランが日本に初めてやって来た頃に、カプースチンの自筆譜のコピーが日本のアマチュアのピアノ弾きの一人からアムランに手渡され、そこからカプースチンがどんどん広まっていった、という経緯がありました。

ちょうどその頃に東大ピアノの会に所属していたメンバーから「ちょっとすごい先輩がいる」と彼のことを教えてもらったことを記憶しています。当時はカプースチンを手がけていた人はまだかなり限られていましたが、彼はおそらくかなり早くにカプースチンを弾き始め、2008年に私がアマチュアのピアノ弾きたちとのコラボで「カプースチンの祭典」というイベントを立ち上げた時には、すでに彼も参加していた記憶がはっきりあります。その時点ではもう私も彼と友だちになっていたはずです(笑)。そんなわけで彼もカプースチンにはもう20年くらいは触れていることと思います。

今回は、前回のカプースチン祭りに続いてカプースチンの後期のピアノソナタからいくつか取り上げて、二人で簡単な解説と曲の解剖をします。もちろん演奏もいたします。
前回はピアノソナタ第10番、第12番、第13番、第15番などに触れましたが、今回は第11番、第16番、第17番などを紹介させていただく予定です。どちらにしてもカプースチンファンにとっても難解な部類の作品であることは確かですので、今回はできるだけわかりやすく、カプースチン初心者にも必ず楽しんでいただけるような内容にしたいと思っています。カプースチンを今より少し深く知ってみたいと思っている方、これまでに聴いたメジャーな曲以外にもカプースチンのいろんな曲を知りたいと思う方、作品について少しだけ真面目にアプローチしてみたい(作曲法についても知りたい、など)と思っている方、あるいは単なる好奇心で珍しいものを聴いてみたいと思う方はぜひご期待ください!

ということで、今回のカプースチン祭り第2部では植松洋史さんと楽しく対談し、演奏では曲の良さや作品の凄さを多くの人にわかってもらえるよう準備していきたいと思います。

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