今日もカプースチン祭りのためのリハーサルでフルートのお二人と、赤木りえさんと大塚茜さんと初めてのセッションをしました。とても楽しかったです。

今日リハーサルをしたのはカプースチンの『ディヴェルティメント 作品91』というカルテット(四重奏曲)で、フルート2本とチェロのピアノで演奏される3つの異なった楽章から成る珍しい作品です。楽譜が広く出回っていないので演奏される機会がありませんが、カプースチンの室内楽作品の傑作の一つであることは間違いありません。今日はチェロの金子鈴太郎さんはまだ合流できなかったのですが、金子さんとはこの曲をすでに一緒に共演したことがありますから、今後のスケジュールでしっかり合わせていきます。
皆さんお忙しい中、万難を排して集まってくださっています。

今回のカプースチン祭りの第3部ステージは出演者が6名で、なんとも不思議なめぐり合わせでフルートが2人、チェロが2人、ピアノが2人というメンバーとなりました。残りのメンバーは西本夏生さん(ピアノ)と、水谷川優子さん(チェロ)。
当日はこの6名で演奏可能なあらゆる楽器の編成で、そして最高のステージを作りたいと思っています。この日の楽器のアンサンブルの組み合わせは少なくとも6種類以上(!)を予定しています。奏者たちの底しれぬパワーが発揮されることと思います。
どうぞお楽しみに!