まもなく一年が終わろうとしています。
今年2025年はいろいろな意味で記念すべき年であり、区切りの年となりました。
私がカプースチンという作曲家を知ってそれにまつわる活動を開始してからちょうど25年が経ちました。また、すでに書いたように毎年「カプースチン祭り」を開催するようになって今年が10周年の記念の年でもありました。それから個人史としては自分でも少し信じられないのですが、大学に勤務を始めて今年でちょうど30年経ったという年でもありました。ということは、帰国して東京に住みついて30年が経ったということです。
そしてさらに加えて今年は巳年で年男だったわけですが、何よりも自分の人生においてかなり大きな区切りとなる年だったと感じています。さすがに世界というものがようやく少し広く見えてきた気がするな~、という悟りを開いたところですが(笑)、とにかく来年からはもっと生まれ変わらなくてはいけないと思っています。もう少し自分の信じるところを躊躇なく突き進んでいくというか…。
音楽の世界の話ですが、やはりクラシックとジャズの融合はこのままいろんな形で進んでいくのだろうなと思います。またクラシックを専門とする人たちにも、もっと広くいろんな可能性が出てくる流れも止められないことでしょう。いろんな音楽ジャンルの良い部分がどんどんぶつかって化学反応を起こしていく中で、また未知なるものも生まれていくのだと思います。もちろんジャズそのもののあり方も変わり続けていますし、アーティストも進化して変わってきています。世界の音楽シーンはまだまだ目が離せないです。
今年はカプースチンを通した出会いも多かったです。
海外からのアクセスも年々増えてきていますし、年末には日本のカプ仲間たちにも再び会えました。

来年もまたよろしくお願いいたします!