新しい年、2020年が明けました。
時代はどんどん変わっていきますが、今年もまた新しい出会いがあれば良いなと思います。
皆さん今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。
昨年末は、ネルソン・フレイレの代役でオランダのコンセルトヘボウでのリサイタルから帰って来たばかりの辻井伸行君と会って、久しぶりのセッションとお話ができて嬉しかったです。昨年も辻井君はものすごい活動を駆け抜け、そして今年も数多くの海外公演やイベントが目白押しのようです。本当に大活躍で敬服します。
そしてもう今から数日後には新プログラムでの日本全国ツアーが始まるということで、今回彼にとっては珍しい作曲家と言ってもいいシューベルトやスクリャービンを弾くということで、それも聴かせていただきました。この2人の作曲家はこれまでのレパートリーになぜなかったのかが不思議なくらいに、どちらも彼のテイストに合った作曲家だと思います。素晴らしいツアーになることでしょう。
さて、先日から告知している5月5日（火）に行われる『カプースチン祭り2020』ですが、出演する皆さんの曲目も決まり、チラシの作成に入っています。内容についてはまた詳しく紹介していきます！
ところで、カプースチンの伝道者として活動を開始した若き紀平凱成君が、1月7日（火）（19:00～）の「ザ！世界仰天ニュース」に出るそうです。ただ、この日は残念ながらカプースチンは弾かないようなのですが、作曲や即興演奏など、彼はクリエイティブな才能にも恵まれているので、今後広いファンを獲得していく可能性もあるのではないかと思います。
さあ今年は2020年。今年が記念年となる音楽家は何人かいますが、やはり筆頭はベートーヴェン生誕250年でしょうか。生誕地のボンも今年はきっと賑やかになることでしょう。
昨年、ボンのミュンスター広場にて（ベートーヴェンが無数にいた！笑）