一昨日、本番が一つ終わりました。
カプースチンのシリーズによる演奏会で、場所は以前一度だけ来たことのあるヤマハ立川店。
立川はそれほど自宅から遠くないけど滅多に来ることはないので、こんなに大きな街だったとはあらためて知りました。
プログラム後半には、新日フィルの竹中勇人さんにゲストとして登場していただき、ラヴェルとカプースチンのヴァイオリンソナタも演奏しました。
演奏終了後
本番終了した日の夜は眠れないことが多いのですが、この日の夜中に頭の中をエンドレスで駆け巡った曲はカプースチンではなくラヴェルの3楽章(無窮動)でした。深夜4時前には目が覚めてしまい、そのあと一睡もできないので、まだ真っ暗だけど起きて活動しました。勝手に頭の中を走り回る音楽は止められないし、無意識の中でそうなってしまうわけで曲を選べません[:汗:]
ラヴェルのヴァイオリンソナタは、サラッとしているようで意外に内容が濃く、個性も強く音楽的に素晴らしい作品だということがあらためてわかりました。こういう曲も、今では名曲となっていますが、同時代には正しく理解されなかったのですよね。
次のカプースチン関連コンサートは、→4月19日(日)ヤマハ銀座店です。
この日はオールカプースチンの予定です。
今後の演奏会では、室内楽曲を必ず1曲は入れていくつもりです。自分にとっても、毎回初めての経験が増えていっています。