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トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団(ピアノ=辻井伸行)、サントリーに聴きに行きました!


今、日本各地でいろいろと話題のピアニストたちがリサイタルをしているようです。
私の知り合いや生徒たちなども報告をしてくれたり、またSNSなどに投稿したりもしているようですが、今ちょうど来日しているのはユジャ・ワンであったりブルース・リウであったり、あるいは私がよく言及するピアニストではマツーエフなども珍しく日本でリサイタルをしています。
そして我らが辻井伸行もプレミアム・リサイタルのツアーがもう2週間後には始まるようですが、彼はちょうど今週はオーケストラとラフマニノフの協奏曲などを共演している真っ最中です。私は昨日サントリーホールで行われた公演を聴きに行ってきました。

昨日のプログラムはラフマニノフの『パガニーニの主題による狂詩曲』とマーラーの『交響曲第6番』のみ。共演するのはタルモ・ペルトコスキというなんと25歳の指揮者とトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団で、もちろん今回のツアーで辻井君は初の共演だったと思います。

オーケストラのメンバーは、もちろん今回マーラーを演奏するということもありますが、なんと総勢125名ほどが来日しているということです。すごい規模ですね。サントリーの大ホールのステージに演奏者がひしめいていたという感じです。

ラフマニノフのコンチェルトの時でも、ソリストと指揮者が登場してピアノまで歩くステージ上のスペースはかなり限られていて、注意して歩かなければ危ないほどの狭さだったように思います。(そういうことはまあよくあるのですが。) 指揮者のペルトコスキ君の後ろに辻井君は手をかけて縦列になって歩きながら登場するしかなかったようですが、でもあれば一番安全なやり方だったのだろうなとは思いました。そうでなくても右側はいつも狭くてステージから足を踏み外してしまいそうです。

さてラフマニノフのパガニーニ狂詩曲は、最初はオーケストラは少しソフトで遠慮気味に演奏しているように聞こえたものの、曲が進むにしたがって速いテンポの中でもだんだん音が立ち上がってきたな、とは思いました。辻井君は颯爽とした演奏で、いつものように風のように弾いていましたが、あの有名な第18変奏以降のソリストのパートの難しさはきっと聴いている人にはわからないのだろうなあ、と思うほど軽々と弾いていたのが印象的でした。
数日前から他の会場でいくつかすでに行われていた公演では、彼がアンコールにいつものカプースチンのエチュードを弾いたという噂も流れていたのですが、私の期待を上手に裏切って(笑)まったく予想外のせヴラックのワルツを弾きました。とにかくお客さんの熱狂はいつも通りにすごかったです。
後半の1時間半続くマーラーの第6番が終わった後も会場は大きく沸いていましたが、21時半過ぎにこの長丁場のコンサートが終わった後も、舞台裏でオーケストラのメンバーは全然疲れていない様子でした。きっと楽しかったのでしょう。

終演後に楽屋の辻井君を訪ねました。彼もまったく疲れていない様子でした。
ちなみにこの前日も本番、そして今日もまた本番があるはずです。
本当にお疲れ様でした。(いや、疲れていないのでした。)

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