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クライバーン・コンクール(続き)

いつものように大学でレッスンをしていたら、今アメリカにいる辻井伸行君から電話がかかってきました。なんと、ファイナルに残った!!!と言うではないですか。本当に凄いことです。残ったのは6人で、もちろん日本人は1人。2次予選の結果がほとんど深夜になって出たということで、結果がわかってすぐに電話をくれたのですが、向こうの時間で午前2時頃だったと思います。今後も体調管理を含めて気が抜けないスケジュールですね。

コンクールのトップページには、すでにファイナリストの6人が並んで写っている写真で飾られています(伸くん、目立ってますね!)→http://www.cliburn.org/

家に帰ってきて、急いで彼のコンクール2次予選の動画を観ています。
このラウンドでの新曲の現代曲ですが、これはかなり難しいものですね。
ここでベートーヴェンのハンマークラヴィーア・ソナタを弾いて、さらにこのあとファイナルではまだコンチェルト2曲とソロリサイタルがあるという超弩級のコンクールです。彼には、「熱情ソナタ」やら「ハンガリー狂詩曲第2番」などがまだ残っているわけです。
ここまでにしてもよく頑張ったというか、もう言葉がないですね…。

ファイナルといっても、コンチェルト1曲ずつとソロで、あと合計3回のステージをこなさなくてはいけないようです。まさに体力勝負です。
ファイナルのステージも素晴らしいものとなりますように!

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