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イタリアより第4号

連日忙しく過ごしていますが、やっぱり今年は参加者の数がかなり多くて顔と名前がなかなか覚えられません。

今回はこのホテルを本拠地にして、プライベートレッスンと公開レッスン、そしてほぼ歩いていける距離に位置するいくつかのコンサート会場で連日コンサートが行われます。

先日はオケとのリハが入る予定と書きましたが、その後予定はどんどん変わっていきます。私のコンチェルトのリハは当日まで持ち越されてしまいました。生徒が弾くコンチェルトもあって曲の数がとても多いのです。オーケストラのメンバーはハンガリーのリスト音楽院の卒業生たちです。この音楽祭のためにペルージャに来ています。

リハの時間も限られているため、タイトなスケジュールで、コンサートの曲目が当日になって変更されるようなことが日常茶飯事になります。
なんと私が今夜弾くはずだったモーツァルトのKV595のコンチェルトは、音楽祭最終日に変更になりました。それがわかったのが、なんとリハがあると思っていた時間の30分前。弾く気満々でリハに来たのですが、それを知ってさすがにショックで少し戦意喪失しました。というわけで、突然時間が浮きました。そんなことでもなければこの2~3日はブログを書く暇もないほど忙しい毎日でした。

イタリアの街を歩きながらふと我に返ると、やっぱり別世界ですね。このペルージャの町は特に古い歴史を持っていますから、中世の雰囲気がいたるところに残っています。今日昼食を食べたところは、その店の奥に観光客が歩いて入っていく場所があったので何かと思ったらエトルリア人の洞窟というものでした。こういったものがそこら中にあるのです。

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