連日けっこう忙しく、ブログの更新もなかなかできませんでした。
今回、昨年と違う点の一つは、中国からも先生が二人招聘されていることで、中国人の生徒がかなり多いことです。そのうちの一人、Dan Wen Wei氏はシドニー国際ピアノコンクールの審査員でもあります。彼はまた、今回コンチェルトの指揮も振ります。
中国人はアメリカなどで勉強していてそちらから参加する人も多いのですが、今年は中国からダイレクトに来ている人も多いです。
レッスンではいろんな国から来た生徒を教えることになりますが、それはなかなか面白い経験です。普段とは違う視点、もっとさまざまな広い視点から見ることを自然に要求されるので、こちらもいろいろと鍛えられます。でも、生徒の方からいろんな反応があるのでとても楽しいのです。
ところで、カプースチンのレパートリーは昨年よりもかなり普及度が高いと感じます。先日ブログに書いた中国からの男の子以外にも、アメリカから来た男の子がエチュードOp.40-1を毎朝練習していて結局エチュード・コンサートで披露したし、やはり他のコンサートでは外国の女の子がエチュードOp.40-3を弾いていました。私は一昨日のリサイタルではOp.66-2を披露しました。我が日本の金子泉さんはコンサートでOp.40-5、6、7の3曲を弾きました。
昨日発覚したのですが、横山幸雄氏がなんとペルージャでもショパンの全曲ギネスコンサート(短縮バージョン)を今夜行なうということです。短縮プログラムでも延々5時間は続くであろう今日の「ギネス・リサイタル」は、18時から始まる予定です。
プログラムは、12のエチュードOp.10全曲から始めて、Op.25のエチュードも24のプレリュードOp.28も全曲。ソナタも2番と3番の両方。その他諸々の大曲すべて入っています。
昨日フランスへ行ってペルージャに帰ってきたばかりの彼が今日練習しているところにたまたま出くわしましたが、ショパンの「マズルカ風ロンド」をさらっていました。あれ?その曲、今日のプログラムに入っていませんよね。面白い人です。
(今日は写真はありません。ケーブル忘れたため。)
(アイス屋で更新。私が入ると特製のコーヒーフロートを持ってきてくれます。)