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イタリアより第6号

昨夜のショパンリサイタルを終えた横山幸雄氏は普通に元気に起きてきて、門下生たちと朝食。その場にお邪魔しました。


横山門下の皆さん


真正面の横山氏をアップ(笑)

だんだん日本での生活というものを忘れかけてきました。
このセミナーでの毎日の過ごし方ですが、まず早い人は朝8時から練習開始。10時から13時45分まで個人レッスンの時間。そして、午後は15時から17時半までマスタークラス(公開レッスン)で、必ず数人の先生のレッスンが毎日あります。聴講自由。
それ以外の空いている時間帯は、みんな練習室を探して、音楽院とホテルに設置されている各部屋など行ったり来たりして空いているピアノを探して放浪します。(笑)
今回はピアノの生徒だけで100人近くいるのではないでしょうか。

夜は演奏会が二段階になっていて、毎日18時開始の演奏会と21時開始の演奏会の2回あります。昨日のように、生徒たちによる演奏会と、声楽科のイベントでオペラと、そして横山氏の4時間連続の演奏会が同時にあるようなこともあります。

こちらでの刺激は何にも代えがたいものがあります。ヨーロッパにいるだけでもちろんすべてが違うのですが、いろんな国の人と交わることであらゆる個性に出会えるというか、外国の人たちと一緒に話をしたり音楽をしたりしていると自分の視野がグングン広がっていきます。それと、こちらではたくさんのハプニングがあるので、思うとおりにならないことが多すぎて、もうだんだんどうでも良くなってくるというか、人間がとてもタフになります。これがけっこう大事なことではないかとも感じます。細かいことで怒ったりすることがだんだんバカらしくなってくるのです。すべて笑って許してしまえるような性格に変わっていきます。(笑)


カフェタイム。右はティラミス。美味しすぎる!

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