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ウィーンより帰国


ここ数日間、皆さまには大変お騒がせいたしましたが、昨夜、予定より8日間遅れて無事に日本に帰って来ることができました。一緒に帰って来た学生も特に健康等にも問題なく、ほかにトラブルもほとんどなく無事に帰国できました。

ウィーンからドバイ経由のエミレーツ航空(約6時間+乗り換え3時間半+約10時間)で、フライトは長くて辛いものがありましたがとにかく無事に帰って来れたことが嬉しかったです。ウィーンを出る時に、飛行機のチェックインカウンタで陰性証明書とMy SOSのアプリの画面の提示を求められましたが、今回は必要な書類はすべて揃っているはずなので安心でした。しかし世界の隅々まで日本のこのルールを浸透させていることには少々びっくりでした。

到着した成田空港では、思ったよりも混乱や混雑はなく、コロナ前の通常の入国審査にほど近い状況にはなっていたし、少しでも手際よくやろうとしているスタッフの感じもよくわかりました。確かに疲れて帰って来て、ずっと長い列に待たされたりするのは大変なものです。これについてはMy SOSのファストトラックをきちんと理解して準備していれば、スマホが壊れたり充電がなくなったりしていない限りその場でほぼ問題なく通過できました。

ただ、外国人のすべてにもこれを強要している日本はやっぱりちょっとスゴイなとは思いました。早くこれらの規制をもっと撤廃すれば良いのに、とは思いました。面倒極まりないです。でも、こんな面倒な規制が残っているにも関わらず外国からずいぶん日本に入国しているなと感じました。ドバイからの飛行機には日本人はほとんど乗っていなかったように見受けましたので、やはりまだ通常の海外旅行という感じではないと言って良いかと思います。

このところ毎月のように燃油サーチャージが上がり続けていますし、この出国前PCR検査だってすぐには全撤廃にはならなさそうな雰囲気ですので(まだこの混乱は半年ほどは続くのではないだろうか?)、海外へ行くのはまだ少しハードルが高そうです。これから渡航を考えている人は、そのようなリスクをまだいろいろ考慮しながら計画を立てられると良いかと思います。

とは言え、今回はウィーンに学生たちを連れて行って本当に良かったと思うし、向こうで世界から来た仲間たちや留学生たちとも会えてたくさん語らうことができたのも有意義でした。学生たちは新しい友達をたくさん作っていたようだし、やはり向こうへ行くと言葉や文化の壁を感じ、もっと勉強したい、やりたいことが出てきた!とものすごい刺激を受けてきたようです。

さて、私は急速に遅れた仕事を取り戻しにかかっております。幸い体調は良いので、今朝から時差ボケ関係なく働き始めています。もうウィーンで十分に休息しましたから。
ようやく日本のモードに戻ります。この度は、この騒動でご迷惑をおかけした方々には本当に申し訳ありませんでした!必ず挽回します。

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