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ペルージャ音楽祭2015(1)

今年の夏、またイタリアのペルージャへ来ています。
ペルージャ音楽祭に講師陣の一人としてまたやってきました。私の仕事は何かというと、まず世界中から集まるピアノを学ぶ若者たちへのレッスン、マスタークラス(公開レッスン)、コンサート出演、そして何よりも日本から学生たちをここへ連れてきて、この音楽祭でオーケストラとコンチェルトを演奏させるということも大きな目的の一つで、もう4回目の参加になります。
今年は7月から始まっていて、私たちが参加するのはこの第2セッションです。

初日は、スタッフにペルージャの町を案内されて、練習場所やコンサート会場などをひととおり把握しました。

いつもそうですが、このように世界中から音楽を愛する仲間たちがたくさん集まる場所では、新しい出会いもあるので心が踊ります。

レッスンもすでに始まっています。新しい生徒と出会うのは私も毎回ドキドキするものですが、やはり普段から毎日のように英語でレッスンしているわけではないので、慣れるためにも一番最初の生徒は少し大人のほうが良いな…などと思っていたら、8歳の男の子から始まり(笑)、曲はハイドンのコンチェルトから。ちなみに、ピアノの参加者は下は8歳くらいから上は20代から30歳くらいまでいます。
例えばこの男の子の場合、アメリカから参加しているのですが、お母さんは韓国人でお父さんは中国とドイツのハーフということで、まあ国際色豊かです。そんなふうに、この音楽セミナーではありとあらゆる国の人たちと出会います。

私の生徒は3人がすでにコンチェルトを演奏しました。
共演はスペインのオーケストラです。オケの奏者たちがとても気持ち良く演奏しているので嬉しくなりました。

この音楽祭の参加者は、なんと全員が生のオーケストラとコンチェルトを演奏できるのですが、優秀な学生にはさらにもう一度、大きなコンサート会場での演奏の機会が与えられます。
とにかく、この音楽祭に参加しているだけで、みんなすごく成長していくのが感じられます。

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