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公開講座2回行いました

ここのところ、カプースチンに関係する仕事が多かったです。
16日宮地楽器と19日ヤマハ名古屋店でのカプースチン公開講座を終えてきました。

名古屋のヤマハの店舗は昨年リニューアルしたばかりです。
昨日のカプースチン講座は4階のグランドピアノサロンで行ないました。





8階にもホールがありますが、4階のスペースも想像していたよりもかなり広くてとても気持ち良かったです。ヤマハ名古屋店はとても大きいということを知りました。置いてあるグランドピアノの数も国内の店舗ではすごく多いほうだと思いました。
カプースチンの講座は皆さんに熱心に聴いていただけて本当に良かったです。ただ、まだまだこの作曲家についてはこれから本当の意味で知られていくのだろうなとも感じました。

同じ4階のこのフロアで2日後にミロスラフ・クルティシェフが公開レッスンをするという情報をチラシで入手。彼はちょうど来週東京音大にも来るのでお会いできるなと思っていたところでした。

昨日のヤマハ名古屋店のスタッフはとても楽しい方ばかりで、初めて会った気がしないというか(実際、池袋や銀座ヤマハなどで何度もイベントでお世話になっていた親しい方もいらした)、ずいぶん楽しい話で盛り上がってしまい、あやうく帰りの新幹線に乗り遅れるところでした。(笑)


講座では大変お世話になりありがとうございました!
(お世話になったお三方と一緒に写真を撮りたかったのだけど、タクシーに飛び乗ってから気がついた。)

カプースチン : 10:03 : comments (x) : trackback (x)
明日、カプースチン公開講座

多くのピアノ学習者や愛好家たちにカプースチンが知られるようになり、演奏や指導への需要も高まっているようです。楽譜の出版状況もだんだん整ってきているしYoutube音源等もすごく多くなってきているので、カプースチンには10年前よりずいぶんアクセスしやすくなってきたと言えるでしょう。

さっそく明日は首都圏でカプースチン公開講座が一つあります。
場所は宮地楽器小金井店のさくらホール。
情報はこちらです→https://koganeishop.miyajimusic.jp/event/201804_kapustin/

同様の公開講座の予定は、今年決定しているものだけで4~5本入っていますので以下に書いておきます。興味を持っていらっしゃる方と時期と開催場所がうまく符合すると嬉しいのですが。

2018年
♪4月16日(月)10:30~12:30 宮地楽器 小金井店
♪4月19日(木)10:30~12:30 ヤマハグランドピアノサロン名古屋
♪7月2日(月)ヤマハ岡山店
♪9月27日(木)10:00~12:00 スガナミ楽器 経堂店
♪11月29日(木)10:30~12:30伊藤楽器 松戸店

公開講座の内容は毎回少しずつ更新して、また場所によっては扱うテーマを微妙に変えたりしています。さて明日はどんな内容になるのか…。

カプースチン : 18:38 : comments (x) : trackback (x)
新しいカプースチンCD録音終了!

昨日までの3日間、埼玉県「キラリふじみ」でカプースチンの新たなCDのための録音セッションでした!



録音最終日の昨日は、関東圏今年一番の強風が長時間にわたって吹き荒れて、録音を中断せざるを得ないというハプニングもありました。つまり、ホールのステージに設置した高性能のマイクがホールの外の風の音を拾ってしまうのです。そのため、夕方になって風が少し弱くなってから夜にかけての時間に集中して収録したので体力がギリギリでした。

それにしても、ハプニングへの対処の仕方というか、こういう際にどのように録ればダメージを最小限に抑えられるかなど、工夫を凝らせば物事というのは意外に何とか乗り越えられるのだということが分かりました。もちろん優秀なレコーディング・スタッフたちであるからこそ出てくる知恵という部分もあったと思いますが。詳しくはテクニカルな話なのでこれはまた他の機会に。

とにかく昨日までの3日間、予定していたカプースチンの大量のプログラムを弾き切って無事に終了できたのは良かったです。新曲(難曲?!)も多かったので、それらの曲を自分のものにするためには思ったより多くの時間が必要でした。

今回収録した曲はカプースチン ピアノ作品全曲シリーズVol.2になるものですが、ピアノ・ソナタ第19番を含む4作品がCD録音としては世界初になることと思います。

とにかく昨日の夜遅くまで全力疾走したのでバテ気味ですが、無事に終わって一安心です。



オクタヴィア・レコードの素晴らしいメンバーと調律の足立脩さんに心から感謝です。本当にありがとうございました!!

カプースチン : 08:59 : comments (x) : trackback (x)
iPhoneに乗り換える

長らく携帯はAndroidを使っていましたが、ついに先日iPhoneに乗り換えました。まずは写真が優れているというのも以前から気になっていたことでしたし、いずれiPadで楽譜を持ち歩きたいとも思っていました。そのためにもスマホもやはりiPhoneを持ちたいと思っていました。まだ少し使ってみただけですが、iPhoneのある種のシンプルさと機能性はやはり自分に合っていると感じました。

電子楽譜に関しては、昨年末に山野楽器からGVIDO(グイド)という新しい商品が出たので実際に見に行ったりもしました。というのは、お店で大きく宣伝していましたし、2ページ開きで楽譜が見られるという点と、まるで紙のようで目に優しいという点が気を引いたからです。それでいろいろ検討したのですが、その点は良かったものの、現時点ではまだ譜めくりに少々難点があって断念しました。電子楽譜に関して譜めくりは重要なポイントです。GVIDOでは、楽譜の端の決まった部分に指を持っていかなければ譜面がめくれないということと、タッチが失敗すると譜めくりの反応が遅い場合があるのです。少々厄介なことには、速く変わる場合もあれば1~2秒経ってからめくりが成功する場合もあるのです。この点は、iPadであればどの部分をスワイプしても一瞬でめくれるし、譜がめくれたかどうかがはっきり分かるのです。iPadでは紙がめくれるような軌跡が見えますが、これが意外に素晴らしいことなのだということがわかりました。というのは、GVIDOではめくれる時にはサクッと音もたてずに次のページに変わるのですが、めくれた瞬間を見逃すと前のページなのかめくった後のページなのかがとっさに分からないことがあるのです。
新商品は今後徐々に改良していくとは思いますが、私の感覚ではiPad Proのほうが画面は小さい(しかも1ページ仕様)ですが、まだいろんな意味で優勢ではないかと感じます。もちろん譜めくりのための足のペダルもありますが、やはり手でめくるのにも支障がないことが重要だという気がします。

まだiPad Proをすぐに仕入れる予定はありませんが、いずれはタブレットも含めて全部Appleで統一していきたいと漠然と考えていたので、とりあえずiPhoneデビューしたわけでした。自分にとっては何かといろんなことが便利になると思っています。

雑記 : 23:43 : comments (x) : trackback (x)
現代曲をCD録音すること

カプースチンのピアノ作品全曲録音と銘打って始めたCD録音のプロジェクトですが、やってみていろいろ感じることがあるものです。はっきり言えば「なかなか大変だな~」という感想になるわけですが、なぜそうなのかが解ってきました。

実は私自身、これまでカプースチンをいわゆる「現代曲」とは認識していなかったし、多くのカプースチンファンもそうは思っていなかったと思います。音楽はだいたいノリが良く、明るい曲想も多いし、ポピュラーミュージックのようなキャッチーな部分もあります。そしてもちろんジャズ的な要素も多いわけですが、それはカプースチンの音楽ではもう有名な話でしょう。そして多くの人が言うようにカプースチンは「難解」で「技巧的」という要素も確かにありますが、CD録音の準備をしていると、これは何よりも「正真正銘の現代曲であるな」というのが私の最近感じている率直な印象です。難解な現代曲を、しかも音源の存在しない新曲を高いクオリティで準備するというのはそれなりに大変なものを感じます。

考えてみれば、これまでセリー音楽や現代曲をいろいろ弾いてはきましたが、メシアンにしてもシェーンベルクにしても、あるいはリゲティを弾くにしても何らかの音源を参考にしてさらっていたことに気がつきました。なので、まったくのゼロから譜読みをし、自分で解釈を施し、新しい未知の音楽に取り組む機会というのはあまり多くはなかったかもしれません。例えば邦人作曲家の新作を初演で披露した経験などはありますが、カプースチンに匹敵するような内容を持った新しい作品を次々に仕上げるという経験はなかったと思います。また、CDに残すというのは大きな責任もありますので、1曲でもちゃんと仕上げるのは大変だなと私も感じているところです。

私自身は、いわゆる現代曲に関してそれほど広いレパートリーを誇るわけではありませんが、いくつかの他の近現代の作曲家の難解な作品に取り組んできたことは大いに役に立っていると感じます。やはり、ひととおり同時代の作曲家に至るまでのいろいろな作品に通じていることは大事なのではないでしょうか。音楽的経験が広ければ広いほど、カプースチンの曲を理解できる可能性も高くなると思います。それはジャンルを問いません。現代までのあらゆる音楽についての広い経験が役に立つと思います。なので、もちろん私が録音した後にも、また全然違う解釈でカプースチンの新しい作品を録音する人が出てくることが今から予想されますが、それらは将来とても貴重なアーカイブになっていくことでしょう。カプースチン作品は20曲のピアノ・ソナタに限らず、どの曲をとってもそれぞれ内容が深いもので、ただ楽譜が読めるというだけではとても弾けるものではないということがだんだんわかってきました。ジャズの要素を知るだけでもダメ、音楽的なセンスが良いだけでもダメ、総合的な音楽力というか、感性と知性の両方から深くアプローチしていかないと曲がそう簡単には仕上がらないというのがよくわかってきました。

話は全然変わりますが、この3月末でリサイタルの全国ツアーを終えたばかりの辻井伸行君は、今回弾いたカプースチンの『8つの演奏会用エチュード』全曲を含むリサイタル・プログラムを8月のドイツでも演奏するということが先ほどわかりました。これもなかなか大きなニュースですね!まだ生演奏でこのエチュードをリサイタルで弾く人は少ないのですから。

カプースチン : 11:12 : comments (x) : trackback (x)
『羊と鋼の森』映画予告編!

本屋大賞も受賞しており、ピアノ調律師が主人公の小説『羊と鋼の森』が映画化されることが発表されました。
私がここにそれを書いているおもな理由は、もちろん映画のエンディング・テーマの作曲とピアノ演奏が久石譲✕辻井伸行だと知ったからですが、辻井君からも連絡はもらっていたので、その後原作も読んでみました。原作の小説は宮下奈都さん。なかなか面白く、読むとピアノ調律師に対しての意識も変わりますから、特にピアノを弾く人は読むべきかと思います。あるいは映画を観ると良いかもしれません。

以下のニュースのサイトではコメントも全文読めますし、映画の予告編も観ることができます。音楽も一部聴くことができます!

山崎賢人『羊と鋼の森』予告編!久石譲×辻井伸行がエンディングテーマ<コメント全文>

6月公開ということですが、これは絶対良い映画に違いないと思います。
楽しみですね。(それにしても辻井君はいろんな良い仕事をこなしていますね…!)

雑記 : 18:28 : comments (x) : trackback (x)
引き続きの近況

辻井君の全国ツアーが続いていますが、先日の大阪公演が終わったあたりからどこからともなく私のところにも反響が聞こえてきました。カプースチンの反響が衝撃的なほどですね。
なるほど、考えてみれば大阪はカプースチン受容史的に見ても重要な存在を占めてきただけあって、やっぱり理解も早く反応も活発なのでしょうか。また、後半戦は辻井君の演奏にもますます磨きがかかってきているのではないかと想像できます。

まだリサイタル・ツアーは4公演ほど残っていると思いますが、それとは別に今日は下野竜也さん指揮でグリーグのコンチェルトを弾いているはずです。とにかく忙しいピアニストです。

さて私の近況はと言えば、数日前にようやく約7万字の本の原稿をほぼ書き上げたところです。論文と書簡をずいぶん読み返しました。まだまだ一息つけるような状況ではありませんが、出版物の発売については近いうちに皆さんにも具体的なことをお知らせできる時が来ると思います。

それとともに、カプースチンの「ピアノ曲全曲録音」シリーズ第2弾の録音も間近です。1月末にリリースされた第1弾がお陰様で「レコード芸術」3月号の特選盤に選ばれたばかりですが、休む暇もなく次のCDの録音日がもう1ヶ月を切っています。また世界初録音の曲も含まれるので現在奮闘中ですが、日々これ発見の連続でもあります。カプースチンの楽曲解釈には曲への深い洞察が必要なのです。
とにかく、今回はCD発売記念イベントをやる暇もないようなスケジュールでしたが、Vol.2が出る時にはぜひ何かやれたら良いなと思っています。

雑記 : 14:01 : comments (x) : trackback (x)
辻井伸行サントリーホール2日目終了!

「辻井伸行リサイタル」は2日連続のサントリーホール公演も昨日無事に終了しました。




サントリーホールのバックステージもすっかりおなじみの場所になりましたね。

今回プログラムで初めて取り上げたカプースチンの『8つのエチュード』(全曲)もまずまず評判良かったようです。
このエチュードは本当は弾くだけでも大変な曲なのですから…。(ここだけの話ですが。)

アンコールにまたショパンが聴けたのも美しい時間の共有だったし、2曲目にはカーネギーホールで初披露した自作の懐かしい『ジェニーへのオマージュ』を演奏してくれたのも気の利いた選曲でした。


昨日の夕食はサプライズ&ハプニングだらけで大騒ぎに盛り上がってしまいましたが、本当に楽しいひと時で、5時間があっという間に過ぎました。




お店が伸行君をこんなに祝福して待ってくれていたとは!(誰も予想していませんでした。後ろのクマは約2メートル。そしてこのケーキは巨大!)


私たちがお祝いしているように見えますが、これはすべてお店からのサプライズとお祝いの演出なのでした。凄かった。

そして、お店にはいつ子さん(伸行君のお母様)の親しい仲間の方々が偶然居合わせて、ほぼずっと大騒ぎ。(笑)
あれほどの宴会は私も久しぶりでした。
有意義な出会いもあったし、素晴らしい一日となりました。

とりあえず、伸行君のリサイタル・ツアーもこれで前半が一段落。
一日休んで、また明後日から後半が始まって月末の沖縄公演まで続きます。

雑記 : 23:43 : comments (x) : trackback (x)
「辻井伸行日本ツアー2018」明日から

先日リヴァプールから帰ってきたばかりの辻井伸行君ですが、向こうではラフマニノフの『パガニーニ狂詩曲』とグリーグの『協奏曲』でコンサートとレコーディングを終えて帰国したばかりで、もうすでに新たなリサイタル国内ツアーが明日から始まろうとしています。その間、1週間ほどしかありませんでした。

帰国後に彼と数回会いましたが、元気そのもので、いまだに時差ボケというものを経験したことがないという嘘みたいな話は本当のようです。今回はプログラム後半にカプースチンの『8つの演奏会用エチュード』が初めて加わるほか、ガーシュインの『3つのプレリュード』やサティなどが並べられた珍しいタイプのプログラムだと思います。聴衆の中には、彼がこれほど幅広い守備範囲を持っていたのかと驚かれる人もいるかもしれません。

私が知っている範囲では、カプースチンの『8つのエチュード 作品40』全曲をリサイタルで弾いたという人はまだ多くないと思います。おそらくイタリアのピアニストが1人、それ以外に1~2人くらいのピアニストが世界のどこかで弾いた可能性があるという噂くらいです。とにかくこのような大きなリサイタル・ツアーのプログラムで演奏される機会としては世界で初めてなのではないでしょうか。ピアニストにとっては大きな挑戦です。

よくよく聞くと、彼の今年のスケジュールは本当に凄くて、海外との往復は今年は9回ほどあるようです。しかもそのほぼすべてがヨーロッパかアメリカです。これほど忙しいピアニストも少ないのではないでしょうか。

私は今でも彼と一緒にいると、ヴァン・クライバーン氏やマエストロ・ゲルギエフも言っていましたが、彼は本当に奇跡の人だな、とあらためて思う瞬間が多いです。今回のプログラムの準備などはもう本当に彼にしかできない芸当だと思います。もうプロ意識がすごいというか、その強靭な体力もさることながら、絶対にやり遂げる力みたいなものが凄くて、やはりエネルギーの塊の人だと思います。これは、普通に演奏だけを聴いている人にはちょっとわからない部分だと思いますが、そういう知られざる彼の力がやはり多くの人を感動させているのだと思います。

東京で聴けるのはサントリーホールで再来週ですね。2日連続の2回公演です。
私も楽しみにしています!

雑記 : 08:15 : comments (x) : trackback (x)
College(カレッジ)という語について

「カレッジ」と聞くと、日本人の耳には「大学」を意味する語に聞こえるのが普通でしょう。逆に、日本語の「大学」には、英語ではUniversityとCollegeという語が思い当たることと思います。現に、私が長年務めている東京音楽大学も英語名はTokyo College of Musicを使ってきていると思います。私自身はこれについて少し思うところがあります。

以前も少しブログに書いたことがある(2017年4月)のですが、モスクワには「モスクワ音楽院付属~」という名を冠した日本の「高等学校」に当たる音楽学校が2つあります。一つはいわゆる中央音楽学校ですが、もう一つカプースチンが通っていたと言われているほうの学校は училище ウチリッシェという語を使っているので、中央音楽学校で使われているшколаシコラとは違う語を用いて表現するために「カレッジ(College)」を使って表現する人もいます。カプースチンに関するいくつかの論文でそのようになっていますが、もちろんそのような訳語も可能かもしれません。例えば、イギリスでは私立の高校にはCollegeという語を使っている学校もありますので、大学へ入る前の学校(=高等学校)としてこの語を使っても不自然に感じない国の人たちもいると思います。イギリスでは、さらにそのCollegeには日本の中学生に当たる年齢の生徒も通える(予備スクールのように)学校もありますから、「カレッジ」に通う生徒の年齢の対象はもっと若くなります。
ちなみに、フランス語にいたってはCollège(コレージュ)は、発音は違いますが「中学校」を意味しますので、どんどん訳がわからなくなります。(ちなみにフランス語で「高校」はLycée(リセ-)。)

そのように「College」という語は、国によっては中等教育を行なう学校を指す場合もあって、必ずしも「大学」を意味する言葉には聞こえないのです。アメリカ人であれば、Collegeは単科大学、専門学校を含めて「大学」に当たる学校を意味すると思ってくれる可能性は大ですが、上記のように他の意味もたくさん含むので、国際的にはかなり曖昧な語であると言えます。
だから、例えばもし私が何も予備知識がない外国人に自分のTokyo College of Musicの名刺を出しても、東京音楽大学を知らない人はこれがどの年齢の生徒を対象とした学校で、はたして音楽大学であるのかどうかさえわからないことがあります。

ちなみに、海外の音楽学校のことを日本語では「音楽院」と呼ぶことが多いわけですが、それは「Conservatoire」「Conservatory」を訳してそう呼んでいるわけです。あるいは、カタカナでそのまま「コンセルヴァトワール」と書きたくなる人もいると思います。いわゆる音楽大学とはシステムも歴史も認識も違うので、海外の人に日本の私立の「音楽大学」のイメージはなかなかわからないのではないかと思います。ちなみに、モスクワ音楽院なども英語(フランス語)のConservatoireに当たるロシア語の単語を用いていますので、やはり「音楽院」と呼んでいます。

大学は「University」ならわかりやすいのです。あるいはコンセルヴァトワールに準じる言い方があれば音楽大学としては国際的に通じやすいと思います。東京音楽大学も歴史が古いですし、現在のように大学院も博士課程も存在しなかった時代に英語名が決められたとは思うので仕方がない部分もあるとは思うのですが、できればUniversityの語を持つほうがわかりやすいですね…。
ちなみに首都圏の他の音大では、昭和音大は英語名にUniversityを使っているようです。東京藝大ももちろんそうですね。他の音大(「洗足」や「国立」など…)はCollegeを使っているところもあるようです。

東京音大も “Tokyo University of Music”ならカッコいいと思うのですが…。
まあ、私の独り言として聞いていただければと思っています。

雑記 : 20:40 : comments (x) : trackback (x)
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