カプースチン夫妻と一緒に。
とても収穫の多い旅行となりました[:太陽:]
カプースチン氏は、天才作曲家でありながら、人間的にも本当に素晴らしい人です。あんなにすごいのに、尊大なところがまったくない。
ただ、笑顔はあまり見せないので、初めて会う人は氏が何を考えているのかさっぱり見当がつかないことでしょう。ある意味、普段から自分の芸術以外のところにあまりエネルギーを拡散させないようにしているのかもしれませんね。
機内のドリンクサービスでもらったプラスチックのコップ。
コップに光が反射すると色が綺麗だったので思わず撮ってしまいました。
アエロフロート航空もだんだん雰囲気が変わってきたように感じます。
乗り心地も良かったです。
ただ、私はまたしてもリクライニングができない座席に当たってしまいました。つまり、非常ドアのすぐ前の席なのですが、ここは後ろが詰まっているためリクラインできないのです。
私はこれまでにもしょっちゅうこの席になっています。たぶん2回に1回くらいの確率で…!。
まあどちらかと言えば自分は強い運の持ち主なので、ひょっとしたらこういうところで運を稼いでいるのかもしれない、と思って、いつも諦めています。直立姿勢で眠るのはちょっと辛いことは辛いのですが…[:しょぼん:]
で、眠れずに起きたまま、結局この日は自宅に帰ってきて寝るまでに7回も食事をした計算になります。
日本に帰ってきて時差ボケで、レッスン中に曲の調性を間違えたり(なぜか半音か全音)、レッスン日時を勘違いしたりしてまだ本調子が出ません。
昨日は、午後になって爆睡してしまって、起きたら朝か夜か一瞬まったく分からず(実は昼だった)、夜になったら今度はそのまま一睡もできずにまた翌朝になってしまいました。
しかも、今日は大学で年に一度の定期検診があるので、昨晩から何を食べても飲んでもダメ、今日の朝食も抜かなければいけない、ということで(時差ボケの時は普段より腹が減るのですが)、普段から規則正しい食生活をしている私は、ヘトヘトになって血液を取られたりしていました[:きゅー:]
カプースチンのインタヴュー内容ですが、これは現在一生懸命録音テープを文字に起こしているところです。いずれまたどこかで書くことになるかもしれません。
今年に入って新たに増えた自分の仕事として、人の取材をするということがあります。
これは自分にとって新しい分野でもありますが、いま次々と経験させていただいています。人を取材したり人の話をまとめたりすることで、記者や編集者、著者などの気持ちがだんだん分かるようになってきた気がします。
さて、そろそろ休んでいたピアノの練習も再開しなくてはいけませんね。