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苦境はなんとか乗り切りましょう!


世間を騒がせている新型コロナウィルスのニュースで、今や日本だけではなく世界中で不安な日を過ごしている方々も多いと思います。もちろん行動には気をつけながらも、あまり不安になりすぎず毎日を過ごしたいものです。

ただ、インフルエンザの感染数は昨年の同じシーズンに比べて(1月以降)今年は400万人も減ったということですから、普段から手洗いなどしっかり気をつけていればこれだけ感染症は予防できるのだな、ということも分かりました。


今年はこの新型コロナのせいで、卒業式やさまざまなイベントができなくなってしまった人も多いかもしれません。また、気分も滅入りそうになるかもしれませんが、こんな時こそ集中して練習に打ち込んだり、日頃できなかった勉強をしっかりする時間に充てると良いと思います。また世の中が動き出したら、すぐに活躍できる準備をしておきましょう。

私は、レコーディングがすでに終わっている音源を編集するための時間ができました。今年中にまた次のカプースチンCDを出さなければいけません。それから、少し骨の折れそうな外国語の本を何冊も読んでいます。ただ、2~3年前に発刊されたアンドラーシュ・シフのドイツ語の本を買って読んでいたら、すでに昨年日本語に翻訳されて出版されていたことを知ってショックを受けました(笑)。あと、カプースチンの400~500ページの本も2回通読しました。新しい本でカプースチンファンでもまだ読んでいない人もいると思うので、今度のレクチャーコンサートでは新知識もだいぶ披露できるのではないかと思っています。


さて、3/29(日)にヤマハ銀座店コンサートサロンで行うことになっているカプースチンのイベント「シンフォニエッタ大解剖!!」は、有難いことに現時点でキャンセルがほとんど入ってないということで、これは予定どおりに行います!


私が毎年夏に講師として参加しているペルージャ音楽祭ですが、今年も8月に行くことにしています。イタリアはここへきて感染者の情報が多くなってきて不安な人もいるかと思いますが、昨日主催者からは「予定どおりやる」との強い意志のメールが届きました。

イタリアには、例えばエミリア・ロマーニャ州のイモラ音楽院に留学している日本の学生もいますが、彼らは想像のとおりコロナのせいで半籠城生活をしているようですが、別に物資に困っているわけでもなく、日本人差別も特にされているというような情報は聞きません。ただこの時期、音楽院は3週間ほど閉まってレッスンはないようです。

まあ日本でも同じように半籠城生活を送っているような方は多いかもしれません。ただ、いつまでもそのようなわけにはいきませんから、早くこの騒ぎは終息してほしいものです。すべての活動を止めると日本の経済的な打撃は大変なものになってしまいますから、知恵を使って乗り切っていきたいですね。日々更新される情報には注意しながらも、心だけは明るく過ごしていきましょう!


ところで、先日ブログで紹介した角野隼斗君との対談記事は、次の月刊「ショパン」4月号(3月18日発売)に載る予定です! どうぞお楽しみに。

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