Site Overlay

CD録音の延期と近況


実は、今週早々に予定していたCD録音ですが、収録予定のホールのピアノにまつわる小さな(=大きな)ハプニングによって延期になってしまいました。詳しいことについては書けないのですが、数日前にそれが判明したことがわかり、レコード会社さんと一緒に悩んだ結果、まあ無理に急ぐ必要もないのでいったん延期にしていただきました。(同様のケースはこれまでに1回だけどこかで聞いたことがあるような気がします。)


というわけで、こういうことがあるとライフスタイルが突然ガラリと変わることは変わるのですが(笑)、ただ本番がこれからもいくつかは続くのですぐにまたスイッチを切り替えたいと思います。


首都圏は本日から緊急事態宣言は解かれましたが、私の周りの状況は表面的にはそれほど何かが変わったようには見えません。人出は少し前からもう多くなってきていましたし、もう今はコンサートが以前よりはできるようになっていることも確かです。先日辻井伸行君とも久しぶりに話したのですが、彼も地方を含むコンサート・ツアーがほぼ普通に行えているようで安心しました。充実した演奏活動を再開しているようです。


毎年行っていた「カプースチン祭り」ですが、現時点のところ例年と同じようには企画できない模様です。それに代わるイベントとなるかはわかりませんが、5月2日(日)に「ひまわりの郷」というホールで、ミニ・カプースチン祭りのようなイベントがJK artsの木下さんによって企画されていて、それには私も出演することを決めました。横浜市の駅近のホールでピアノも良さそうです。その日は演奏もする予定ですし、カプースチンに関する話もする予定です。しかし少しでも楽しく充実した内容のほうが聴衆にとっても良いので、これまで長くカプースチン祭りにも参加してくださっており、カプースチンにも詳しい3人にご登場願うことが決まりました。私が一度カプースチンについてじっくりと話をしてみたかったお三方、すなわち植松洋史さん、嶋村等さん、伊石有里さんに出演のご承諾をいただきました。イベントについてはまだこれから告知されることになると思いますが、今から楽しみにしているところです。


来月はカプースチンの演奏を含むテレビ番組の収録もあります(放送日は5月予定)。この流れで延期されたCD録音セッションまでそのままつながれば理想的なのですが、今のところ予定は未定です。コロナ禍ではスケジュールがいろいろと通常よりも流動的になることが多いですが、きっと皆さんもそうでしょう。まあめげずにやっていくしかないですね。今年は夏(7月~8月)に入っていた海外の仕事が2本とも(本来は3本あった)キャンセルになる方向が早くも先方から打ち出されてきました。こちらもすごく残念。イタリアやフランスがまた新たにロックダウン中というのだからもう仕方ないですね。辻井君も海外公演だけはさすがにまだ行けないので活動は国内のみのようです。
今年は少なくとも夏が終わるまではまだ海外からのアーティストの来日演奏も組めないですよね。まずはオリンピックがどうなるのか…。


今後の演奏会や番組情報等については、具体的な告知を随時行っていきたいと思っています!

上にスクロール
Translate »