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辻井伸行inサントリーホール

今日はサントリーホールに辻井伸行君の日本ツアー最終日のコンサートへ行ってくることができました。夫婦そろって彼のリサイタルの応援に行けるなんていつ以来でしょうか。たぶん1年以上2年以内というところでしょうか。とにかく久しぶりでした。

今日のプログラムはドビュッシーとショパンのみ。なんだか懐かしい気がとてもしました。お客さんはいつも大喜びです。最後に弾いたアンコール曲は、ショパンのノクターン8番に「革命のエチュード」、それから「それでも、生きていく」(自作)、「花は咲く」、最後に「『はやぶさ』テーマ曲」(自作)の5曲でした。

自分がお客さんの一人として彼のコンサートを聴きに行くのは、どうにも変な感じがまだするのですが、それでも今日はエイベックスのいつもお世話になっている人たちや何人かの知り合いに会えたのでそれは収穫でした。

ところで、辻井君のプロデュースをずっとしてきているエイベックスの中島さんは、アーティストのことを親身に考えてくれる人で本当に嬉しいです。単に興行をどんどん打っていくとか成功させるとかだけを考えているのではなく、とても人間味があっていろいろ考えてくださるしバランス感覚に優れている方なので安心できる感じがあります。私から見ても、辻井君のことを本当に理解してくれている人の一人と言えます。

それから同じく辻井君のマネジャーをやってくれているエイベックスの浅野さんともお話ができました。彼とは昨年のテレビ収録の時にもお会いしましたが、話していてとても気さくで良い方です。今回の辻井君のアメリカやカナダへの3週間の演奏旅行(ウィニペグはマイナス30度だったとか?!)にも付きそって随行してくださった方ですが、もう国内でのステージマネジャーは他の方にバトンタッチしたようですね。浅野さんは日本人スタッフとしては珍しく(?)英語を書いたり喋ったりする能力も非常に高いので、外国人とのやり取りも安心して任せられますし信頼できる感じがあります。そして彼も辻井君のことを深く理解してくださっているので、「本当に辻井君はいつも良い人たちに恵まれているなあ」とあらためて感じました。

ピアニスト辻井伸行は今年も相当に忙しそうです。きっと、アーティストとしては現在一番忙しく活動している人の一人でしょう。今後の活躍も期待しています。

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