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ショパンのテクニック

ちょっと久しぶりに新たな内容の公開講座で、準備をしながら数日間は緊張した日々を送っていましたが、今日当日はそんなこと考える余裕もなく6時に起床して満員電車に乗車。ほとんど眠いまま千葉県木更津まで片道2時間半の小旅行をしてきました。今日の電車の乗り継ぎでは、途中に東京ディズニーランドを指をくわえて車内から見過ごす経路。他の行き方もあることはあるのですが。

ピアノ音楽史の中でのショパンの位置づけというものを考えてみると、ショパンが現れる前と後ではピアノのテクニックの発展が全然違うということがわかります。ショパンが開拓・発明した手や指の使い方がいかに当時の習慣から言って異常なものであったか。それでいて、実際にはいかに合理的で応用力の高いものであるかということを伝えたかったのでした。

ある意味、やはりショパンのテクニックは特殊で、現在であっても完全に理解されているとは言いがたい面があるように感じます。ピアノで表現できることをここまで追及した人はいなかったということなのかもしれません。

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