ずっと以前から、ピアノを勉強している人のための楽しくて勉強になるような会を創ることはできないだろうか、ピアノ音楽の現在から未来まで見据えるような内容で、新しい形の演奏会+勉強会のようなものはできないだろうかと考えていました。演奏はもちろん、トークあり、教養的な内容あり、旬の話題あり、聴衆参加あり、情報交換や交流の場にもなりetc…という盛りだくさんな収穫を意図したコンセプト。
そのような新しい試みはやはり門下生から始まるのが妥当だろうということで、さっそく来週7月15日に、「川上門下の音楽塾Vol.1」と題して第1回を行なうことになりました。まずは学内でのイベントです。聴衆のみならず、出演者も別に門下生だけに限るつもりはないのですが、とりあえずは門下生が出演する企画にしました。
大学4年生が中心になって手作りの演奏会企画が現在進行中です。
最初から上に書いたようなコンセプトをすべて満たすことはできませんが、できるだけ面白いイベントにしようと頑張っています。今回は学生によるミニレクチャーや自作曲の披露などもあるでしょう。
プログラムはなぜかロシアの作曲家のものが多くなってしまったので、「ロシアロマン派からカプースチンまで」と銘打ちました。というわけで、カプースチンの難曲を弾く人までいます。私も「ソナタ16番を弾こうかな」などと口走ってしまったので、突然練習に追われてしまう日々がやってきました。
といって気がつくと、もう4日後ではないか!
しかも手帳を見ると、明日から3日間は朝から晩までフル稼働で、そのうち2日は大学ではないけどいろいろあって8時台出勤だから朝7時には家を出るというスケジュール。これは一般的なピアノ弾きにとってはかなり早い時間ですよ。ヤバいですネ。体に鞭打って今から練習ですね。