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音楽塾Vol.1無事終了!

今回のイベントは、大学4年以上の出演、4年生と大学院生による企画でした。
無事に成功に終わってホッとしたと同時に、心地良い疲労感…ではなく、私は今朝から極度の疲労感…という感じですが、でも充実した経験でした。
聴きに来てくださった方々、そして出演者の皆さんお疲れさまでした。

演奏終了後の出演者一同

ピアノ演奏以外には、例えば江本純子さんのラフマニノフのミニレクチャーと、特別出演の野宮淳子先生とのラフマニノフの歌曲の演奏。素晴らしいソプラノの演奏で、圧倒されました。野宮先生、本当にありがとうございました。3曲ともラフマニノフの有名な歌曲でしたが、ピアノの学生たちにはひょっとしたらかなり新鮮だったかもしれません。3曲目の“Floods of Spring”Op,14-11のメロディーが今日はまだ頭から離れません。
掛札佳奈さんは後半の冒頭のトークで、プログラムのメトネル~プロコフィエフ~バーバー~カプースチンの流れを、知識を駆使して自分の言葉で聴衆に興味を持たせるように語ってくれました。
それから、栗山梢さんはカプースチンの演奏と、自作の歌を弾き語りしてくれましたが、これも良かったです。こんなことも門下生演奏会では初の試みでした。

「音楽塾」では、まず出演者たちの個性に合わせること、つまりそこにいる人が何を得意とし、どういうことができるか?ということを考えてみる。そこにいる人たちの才能をうまく組み合わせて、一つのステージを作るという発想です。だからメンバーが変われば、また違った魅力を放つことになるでしょう。そのような意味でも、第1回目としてはオリジナリティあふれる企画ができたように思います。

手作りのイベントでしたが、みんなで一つのものを作り上げようという意識によって普段の門下生発表会よりも真剣に取り組んだこと、そして一人一人が自信を持てたことは大きな意義があったと思います。今後も続けていけたら良いなと思っています。

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