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これは聴きものです!

サントリーホールで行なわれる「レインボウ21」のシリーズ。
音大生が主体となって企画するオリジナルのコンサートですが、今年も選考により選ばれた6月4日の東京音大の企画コンサートはなかなかすごいです。特にピアノ通にとってはとても興味深いプログラムでしょう。

チラシを一瞥すると、上からバーンスタイン、ホロヴィッツ、グールド、アムラン、チック・コリアの写真が並んでいます。もうそれを見ただけで、何やら普通のコンサートではなさそうだと興味を引きます。彼らは、演奏家としてではなく作曲家としてこの演奏会のプログラムと関係があるのですね。

プログラム全体を下に紹介しておきます。

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東京音楽大学プロデュース
「コンポーザー・ピアニストたちの軌跡 ―名演奏家が描いた音―」

2009年6月4日(木) 19:00開演(18:20開場)

フランツ・リスト:『パガニーニによる超絶技巧練習曲』 S140から
第3番「ラ・カンパネラ」、第5番「狩り」
冨永愛子(ピアノ)

レオポルド・ゴドフスキー:『ショパンのエチュードによる53の練習曲』から
第34番「マズルカの様式で」(ショパン原曲op.25-5の第2ヴァージョン)
第5番「左手のための」(ショパン原曲op.10-3別れの曲)
第1番(ショパン原曲op.10-1の第1ヴァージョン)
仲田みずほ(ピアノ)

ウラディーミル・ホロヴィッツ:メンデルスゾーンの結婚行進曲と変奏曲
アルカディ・ヴォロドス:モーツァルトのトルコ行進曲によるパラフレーズ
チック・コリア:『チルドレンズ・ソングス』から
米津真浩(ピアノ)

マルク=アンドレ・アムラン:『短調による12の練習曲』から
第9番「ロッシーニによる」、第3番 「パガニーニ=リストによる」
鈴木孝彦(ピアノ)

レナード・バーンスタイン:プレリュード、フーガとリフ
市川徹(クラリネット独奏) 指揮:和田一樹 TCM ジャズ・アンサンブル 2009

グレン・グールド:フーガを書いてごらんなさい(日本語訳詞:宮澤淳一)
大﨑花子(ソプラノ)、窪 瑶子(アルト)、吉村敏秀(テノール)、鷲尾裕樹(バス)、 常光今日子、須原杏(ヴァイオリン)、伊藤綾子(ヴィオラ)、宮尾悠(チェロ)

ベーラ・バルトーク:コントラスツ Sz111
兵頭亜由子(ヴァイオリン)、勝山大舗(クラリネット)、金子三勇士(ピアノ)
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ピアノの演目は、東京音大の若手精鋭たちが担当(出演)しています!
皆さん、それぞれ個性を光らせている実力派です。
どうぞお楽しみに!

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