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ピアノデュオの新たな予感

このようなサブタイトルで、9月30日(水)に中西誠(p.)さんとピアノデュオのコンサートを日本大学カザルスホールで開きます。

ラフマニノフと比べるとまだ広くは知られていないと思われる、ニコライ・メトネル作曲の2台ピアノのための作品58も演奏します。
久しぶりにメトネルを練習していると、これまた癒されるものですね。同じロシアでもカプースチンとはまったく違う種類の音楽。自分の本来の場所に戻ってきたという安心感みたいなものがあります。
やはりクラシック音楽共通のものというか、私はカプースチンも大好きですが、カプースチンを演奏している時というのは、例えて言えば英語を話しているような感じです。比べてみるとやはりそう感じます。もちろん私は英語も好きなのですが。

9/30の演奏曲&チケットその他の情報はこちらです→イープラス

メトネルという作曲家は、今度のプログラムの中ではどちらかといえば明らかにブラームスに近いと思いますが、モーツァルト、ブラームス、メトネルを弾いている時はやっぱり私には母国語を話しているようなくつろぎ感があります。本当に長い長い時間というもの、クラシック音楽というジャンルに費やしてきたのだなあ、とあらためて思います。
9月30日のこのコンサート、どうぞよろしくお願いいたします。

いよいよ明日、かなり久しぶりに共演者の中西氏に会う予定です。彼もなかなか捕まらない人で困ってしまうのです。
ちゃんと約束の合わせの時間に、彼は本当に顔を見せてくれるのだろうか…。

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