今日は、30日に一緒に弾くN氏と2台ピアノの合わせ。
ブラームスの「2台のピアノのためのソナタ」を全楽章やっただけでもうヘトヘトでした。これ、大曲ですね。
プログラムのすべての楽譜を準備してきていたものの、あとはモーツァルトを軽く楽しく1回弾くだけが精一杯。ほかにまだメトネルやカプースチンもあるのですが…。
実は今日、合わせの前にちょっとしたハプニングがありました。行きの電車の中で本を読むのに夢中になっていたためか、大切な楽譜の入ったヤマハのバッグを網棚の上に置き忘れて電車を降りたのでした。すぐに気がついて、忘れ物を届け出たので20分後には途中駅に保管してあることがわかって取りに行ったのですが、もし出てこなかったとしたら大切な楽譜はすべて紛失、(楽譜を無くして)貴重な合わせの時間も無駄にして、最初からコピーと製本のし直し…などということになっていたかもしれませんでした。あー、気が遠くなる。
9月30日のこの演奏会の企画をしてくれているのは東京音大の大学4年生の渡辺さんです。

演奏会の企画や運営、小学校や福祉施設でのコンサートほかさまざまなアウトリーチ活動など、音大の授業の一環でこのような考えによる動きも最近は出てきました。それとは別に、彼女は仲間たちとアコール・ヴィブレという組織を作って、2年前から独自に活動を始めました。学生たちでここまで多様な活動を計画して実行できているケースはまだ少ないと思います。マネジメントの仕事や新しい発想による企画など、どんどんこれからさらに発展していくことを願っています。(ブログも立ち上げているようですね!)