慌ただしく4月が過ぎてしまいましたが、毎日が充実しています。
睡眠時間だけは8時間を確保している限り、いくら忙しくてもなんとか働き続けることができます。先週、実は一時ダウンしそうになったのですが、なんとか働き続けながら復活しました。
さて、今週は大阪府立夕陽丘高校の音楽科で公開レッスンをしてきました。
この学校へ実際に行ってみてわかったのですが、話に聞いた通りすごくレベルが高い教育をしていました。学生音楽コンクールの全国大会出場者もたくさん出ているということですが、その理由が少しわかる気がしました。きっと優秀な先生も揃っているのでしょうが、やはり環境や教育方針が違うなと感じました。著名な演奏家や教授に年間を通じて何度か来てもらい、レッスンは特定の人というわけではなく、全員が受けられるようにしているというのです。まずこれにびっくりしました。
この日レッスンをした二人
(曲はショパンのバラード2番とシューマンの『アレグロ』)
ホールは広く、そしてフルオーケストラが乗れるような大きなステージに、ピアノはスタインウェイを含むフルコンが2台。設備が充実しています。
また、ウィーンへの研修旅行があり、生徒たちは全員が向こうのプロの演奏家や教授たちにレッスンを受けることができるというわけです。音楽を専門に勉強している高校生としては申し分のない教育環境ですね。そして、やはりそういう人たちと接してみて、本気でやっている人が多いためか話が通じやすいという感覚も得ました。私も良い勉強になりました。
短い時間でしたが、とても楽しい時間でした。