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大変な日々が続いていますが…

不便なことがいろいろと起きてきて、「本当にやるべき価値のあることって一体何なのだろうか」とやはり考えるようになりますね。計画停電が始まって、今までいろんなところで電気の無駄遣いをしていたのではないだろうか、と感じます。この状況では、電車が動いていることだけでも有り難いですから、車内の電気が節約で消されていても暗いと文句を言う人は誰もいません。

こういう時は、人間にとって本当に必要なもの、大切なものとは何か、と深く考えざるを得ません。毎日を当たり前に過ごしてきたことにやはり感謝するようになりますし、ただだと思っていたものも本当はただで与えられていたわけではなかったことに気がつかされます。

また、テレビなどのマスコミは正しいことを伝える分には良いのですが、やはりあまり不安を煽るだけのようなそういう雰囲気だけは避けてほしいものですね。ただでさえ元気がなくなってしまうのですから。皆さん、それぞれの持場で一生懸命努力していると思います。

止まっていた東北新幹線は昨日から東京と那須塩原間がなんとか開通しましたし、物資も首都圏近辺ではそれほど悲痛なものではありません。いくらか買い占める人がいるくらいのものです。
ただ、昨日くらいまでは相当困惑していましたね。
仕事を休むわけには行かないので私も外に出ますが、昨日などは最寄りの駅は計画停電のためシャッターで閉ざされていました。困った乗客たちはタクシー乗り場に40~50人、バス乗り場に200~300人も並んでいました。こんな光景は見たことありませんでしたね。自分も遠くまで行かなくてはいけないので呆然としましたが、なんとかバスなどあらゆる移動手段を駆使しながら移動を開始しました。昨日から今昼までの約1日半の間に10時間以上も移動時間に使ってしまいました。それでも一応活動できることは感謝です。

こういう時はあまりニュースなど見すぎず、本気でピアノに打ち込むしかないだろうと体に鞭打ってやっています。すぐに来るレコーディングの本番はきっと延期されないと思いますし。

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