最後のエチュード・コンサートは思っていたものとまったく違うものでした。
ホテルBRUFANI真向かいの県庁の建物の中庭で、夜21時から始まり、地元の人たちにも開放された大規模なコンサートで、エチュードばかりといえども一人が一曲ずつ得意なエチュードを披露し、それは決して技術を見せびらかすものではなく、多様な個性が光る芸術的な音楽会となりました。レパートリーもさまざまで本当に楽しめました。フィナーレに相応しいコンサートでした。ただ、終演は23時を回りました。
その後、ホテルに場所を移して最後のパーティー。
今回の音楽祭には写真家の人たちも参加していたので、期間中の出来事を振り返りながら写真を次々とスライドで見せていくイベントもありました。参加者たちすべての人たちにはディプロマが与えられ、数名には賞も出されました。

12時を回ったのに最後の夜だからと、その後も外の夜景が見えるバーでみんな飲み始めました。夜まで皆さんよく盛り上がりますね。

私は良い子だから先に寝ました。(笑) もう体力的に限界です…。

イタリア料理もたまには美味しかった。
ただこちらに来てからというもの、毎日イタリア料理を食べるしかなかったのですが。ペルージャには中華料理店も日本料理店も一件もありませんでした。
参加者たちは「また来年も来よう!」と言い合っていました。
確かにすごいイベントでしたよ。