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いよいよやりますオール・カプースチン

昨年から今年にかけてニコライ・カプースチンのピアノ曲の楽譜出版に携わってきた関係で、振り返ってみると今年1年間その普及のための活動も多くしてきましたが、ついに来年4月23日(日)、サントリーホール(小)でオールカプースチンのプログラムでリサイタルをさせていただくことが決まりました。

演奏するプログラムには親しみやすい作品を多く取り上げ、しかもプログラムの半分以上を作品番号100番以降の最近作としました。ピアノソナタの12番と13番も弾きますが、もともとはこれらの傑作を多くの人に知ってほしいことも大きな動機となっています。「ソナタ形式」はベートーヴェンが発展させて完成させたと言われていますが、本当に完成させたのはカプースチンではないかと思うほど素晴らしい出来栄えなのです。ここへくると、すでに「ジャズの語法」などという言葉を使うことさえ無意味に思えてくるほどオリジナリティを完成させているし、結局、「ソナタ」というものは無駄が極力排除される形式だからカプースチンには一番得意の形式なのかもしれません。「ソナタ」の作曲は今現在も続いているのです。

というわけで、リサイタルの告知でした。
イープラスは今日から予約受付だそうです。皆様よろしくお願いいたします。

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