昨日は、サントリーホールにて大きなイベントがありました。辻井君の「デビュー10周年」と銘打ったコンサートで、大成功に終わりました。もうコンサートというよりは大イベントという感じでした!
前半はピアノソロのレパートリー、後半はオーケストラと一緒にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番というプログラムでしたが、すでに一部ニュースで出ているようですが、昨日は天皇、皇后両陛下も臨席された特別のコンサートとなりました。お客さんも最後は1階席も2階席もすべての聴衆が総立ちになりましたが、これほど会場が沸き上がるクラシックのコンサートも珍しいのではないかと思います。
終演後のレセプションには、辻井君をこれまで支えてきてくださった方々を中心に200~300名が集まりました。
辻井君を取り囲むありとあらゆる方々、私にとっては懐かしい方々も含めてかなりの人にお会いすることができました。

ヴァイオリンの三浦文彰さんも駆けつけてくださり、挨拶後になんとそこでも二人で1曲披露!会場は大いに盛り上がりました。
ちなみに、昨日のコンサートでは来てくださった方々すべてに豪華なデビュー10周年記念特別プログラムとディスコグラフィーの冊子が配られました。レセプション後には記念のCDまでプレゼントするという気前の良さ。考えてみれば、10年前のデビュー盤から数えてエイベックスから出されたCDはこれでもう33枚目になるのですね!

レセプションでは本当に多くの方々に会えました。この日のコンチェルトを振ってくださった指揮者の本名徹次さん。現在、ベトナム国立交響楽団の首席指揮者。辻井君が19年前に生まれて初めてオーケストラと共演した時の指揮者でもあります。

ピアニストの加古隆さん。辻井君には作曲の面でも、また同じステージでの共演者という立場でもここ数年来ずっとお世話になっております。昨日も終始コンサートを最後まであたたかく見守ってくださいました。

『辻井伸行~奇跡の音色』の著者でもあり、NHKのディレクターの神原一光さん。著書も素晴しいですし、番組でも大変お世話になりましたが、その後もずっと辻井君を応援し続けてくださっています。
他にも、数え切れないくらいの著名人やお世話になった方々がいらしていましたが、私もそのすべての方々にご挨拶することはできませんでした。マネジメントのエイベックス・クラシックスさんをはじめ、辻井君は本当に多くの人たちに支えられ、またファンの方々に支えられて確実に自分の世界を大きくしていっているのだなと感じました。
昨日はテレビの収録が入っていましたが、昨日のコンサート映像やインタビュー等を含めて今年一年の辻井君の活動が2時間番組のドキュメンタリーとなって放映されます。通常は翌年1月1日の夜に放送されることが多かったと思いますが、今年は12月25日の21:00~23:00の放送予定(BS朝日)ということです。どうぞお見逃しのないよう。
伸行君、昨日は本当にお疲れ様でした。素晴しいパフォーマンスでした。
まだこれからも休みなくコンサートは続きますが、今後も素晴しいご活躍を期待しています。
