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辻井伸行✕三浦文彰withペトレンコ

今日はサントリーホールへ行ってきました。

最近はもう辻井伸行君の新しい国内ツアーがあるたびに必ず東京公演には訪れるようになりました。今回のツアーはヴァイオリンの三浦文彰さんと二人でそれぞれソリストを務め、ワシリー・ペトレンコ率いるリヴァプール・フィルハーモニーとコンチェルトを弾くというコンサートです。

今日の公演では辻井君はグリーグ1曲のみでしたが、Bプロでは彼が一人でラフマニノフの『パガニーニ狂詩曲』とチャイコフスキーの『第1番』の2曲のコンチェルトを弾くという、ピアニストにとってはとんでもなく大変なプログラムを抱えて全国を回っているようです。

でも1回1回心をこめて弾いているのが今日の演奏でもわかりますね。しかも昨日は大阪でそのBプロを弾いてきたばかりだというのに…。ちなみに計算してみるとBプロはその2曲で60分を超えているではないですか!まあ働き過ぎというか、ピアニストとしては常に最高レベルのモードで走っているという感じです。確か、先月末にはリヴァプールでショパンの2番も弾いているはずだし、先週はまたアシュケナージとモーツァルトの21番と26番の2曲も弾いてきているわけですから、1ヶ月弱の間に違うコンチェルトを6曲も弾きまくっているわけです。そしてこのツアーが終わるとまたすぐヨーロッパへ行くというスケジュールです。オーストリアではラヴェルのコンチェルトを弾くというからほぼ1ヶ月の間に7曲になりますね。

これを坦々とこなしていっているのはとにかくすごいことだと思います。
それから辻井君がピアノ演奏を担当している映画も近々始まりますね。すでに映画館では予告編も流れているようです。今後の大活躍を応援し続けたいと思っています。


終演後に1枚!

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