風邪ではないと思うのだけど、昨日から「喉が少し痛くてやられているなー」という気はしていたのですが、今日一日完全に私の声帯はボイコット状態。まったく無声音しか出ない状態となってしまいました。
昨日は、遠く地方まで出向いてのレッスンだったのですが（とはいっても日帰り）、レッスン中の午後２時過ぎ頃に喉がかすれてきて「やばいかな」とは思ったのですが、途中でさよならというわけにもいかず最後の力を振り絞ってレッスンを続けました（喋ったり歌ったり！？）。無事に仕事は終えたものの、帰りの新幹線ではトンネルに入るたびに耳は痛くなるし（やはり風邪気味で不調だったのか？）、なんとか帰り着いたらそれまで20パーセントほどは大丈夫だった有声音もすでに出せなくなっていました。そして今朝起床したらまったく声が出なくなっていました。まあかなり無理してしまったのだろうと思います。
こんなことは初めてで、声は大切な商売道具だったのだなと改めて気がつきました。この状態ではまずレッスンは絶対にできないし、講座もレクチャーもトークコンサートも、もし入っていてもキャンセルするしかないのでしょうね。試験の審査だったらできるか、と思ったらちょうど今日は偶然に入試の審査の日だったのでこれは助かったのですが、多くの人に気を遣わせてしまいました。「おはようございます！」と言えないので、その人の近くまで近づいて行ってなにやら神妙な顔をして無声音で語りかける怪しい人となってしまいました。
でもまあ体は元気なのだから文句は言えないでしょう。ここ数日は、勢いよく喋る必要のあるスケジュール（そんなのあるのか？）だけは変更を余儀なくされます。仕方ないですね…。ゴメンなさい。