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贅沢な時間

今日は、福山で講座を終えて広島へ移動。(これは思ったより小さな移動でしたが。)

広島に着いたら、自分のホテルのすぐそばに某楽器店を偶然見つけてそこで練習ができることがわかったのですが、暇な時間がたっぷりあったにもかかわらずあえて借りるのをやめました。これまでは、こういうケースの時は自分の性格として、というか行動パターンとして、必ず時間を惜しんでさらっていました。お金にもまったく関係なく。「1時間3,000円です」と言われたら、「はい、お願いします」とすぐにピアノを弾き始め、2時間でも3時間でも、空いている時間だけやっていたものです。練習に必要なお金は経費だと思うので湯水のごとく払います。(一般の人からみたらもったいないと思われるのでしょうが。) しかし、今日はひたすら散歩。又は寝る。これに徹したことで、さすがに疲れが少し取れたような気がします。

最近、「時間」に対してあまりケチになってはいけないと思い始めているのです。まずは自分の行動パターンを少しずつ変えてみることにしました。自分への「癒し」の一つの実行型です。こういう行動の連続がトータルでプラスになっていけば良いと考えています。(ピアノが下手になってはいけないですが。)

うーん、それにしても練習ができるのに「しない」という選択をあえてしたこと、そしてその空いた時間を特に意味のあることを何もしなかったというのは、自分にとっては試練でした。(というか単に“職業病”なのでしょうが。体を休めることも本当は十分意味のあることでしょう。)

そして夕方となった今はもうピアノを借りることができません。明日も一応人前で弾かなくてはならないのですが…。

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