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カプースチン「ピアノ作品全曲録音シリーズ」第2弾CD発売!

著書に続いて、カプースチンの新しい録音を収めたCDが来週トリトン・レーベルからリリースされます!

収録曲は、世界初録音のピアノ・ソナタ第19番と『ピアニスト・イン・ジョパディ(危機に晒されたピアニスト)』、そして私自身に2009年に献呈されていた2作品(Op.137、Op.138)がようやく音源として公開されることになります。
その他、再録した作品もいくつか含まれますが、例えばピアノ・ソナタ第11番などは前回のCD録音から10年も経っているので、自分で聴いても全然違う演奏に聴こえました。録音前には、あえて自分の過去の演奏をなるべく聴かないようにしていたのですが、さすがに10年も経つといくらか変わるものですね。

今回もライナーノートは高久暁さんによるもので、またまた素晴らしい内容で感動しました。このシリーズが続く限りは高久さんの執筆による解説文もコレクションとして増えていくわけで、今後もとても楽しみです。何よりも高久さんは、アムランがカプースチンのピアノ・ソナタ第2番を日本で初演した頃からの関わりがありますから(彼はアムランがカプースチンを紹介していたテレビ番組中で譜めくりをしていた!)、やはり彼もカプースチンとは縁が深かったのだと思います。

さて、このCDは全曲録音シリーズと銘打ってからの1枚目に続いて7ヶ月を経て2枚目が出ましたので、最低でもこのペースで続けていけば5~6年後には全曲録音(ピアノ作品すべて+一部他の作品も)が完成するでしょうか。

少なくともこの2枚だけでもカプースチンの未公開だった作品がかなり紹介されたと思うので、今回はCD発売記念ミニ・コンサート(インストア・ライヴなど)などのイベントもいくつか行います。日時や内容などの詳細は、近いうちにブログでも告知いたします。

CD発売日は8月29日です。
このCDジャケットのデザイン、私も本当に気に入っています!

→オクタヴィア・レコードのホームページより

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